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やすんばの自然

里山につくられつつある「やすんば自然園」の日々のこと

芝目地

2015-04-10 22:51:39 | 
蝶の館”東の間”のモザイク床の手入れ。モザイクが隠れるほどに荒れていた芝目地の整理です。はじめは芝刈機や草払い機を使っていましたが、結局カマによる手作業となりました。一筋一筋、高さを整え地下茎を切り、雑草を根から除去し、除草剤や化成肥料を捲いて終了。結局、丸二日の作業となった次第てす。
幅十センチの目地は、張り石やモルタルにすればこんな苦労は不要なのですが、緑の鮮やかな筋が、白とピンクの御影石モザイクを縁取る魅力を捨て去るわけにはゆきません。雨が降ったり止んだりのなか、黙々とカマを動かす春日でありました。

耕作

2015-04-06 08:49:35 | 
遅まきながらのジャガイモの植え付。
今年は中庭を一周させようかと、放ったらかしていた南側の植え込みを耕しはじめたのですが、これが大変な重労働。真竹の地下茎がびっしりと蔓延り、一節一節鍬と鋸で切除しながらの難儀となりました。地下茎は重機で堀りおこそうとしても反対に重機を持ち上げるようなしぶとさがあり、渾身の体力勝負です。畝をつくり終えるころには疲れ果て、大汗をかいて息も絶え絶え倒れんばかりとなった次第でありました

春の中庭

2015-04-02 22:34:55 | 
春の中庭のガーデニングが終了しました。ビルドを中断して、雑草採り、地拵え、芝生の整形刈り込み、花卉の植付まで3日がかりの作業となりました。
平成24年に、やすんば自然園の一般公開を限定的に試みましたが、この初夏から、再度公開しようと考えています。そのための準備も兼ねて例年より少し余計に花々を植えてみました。
公開の詳細は別途ご案内させていただきます。

金魚

2015-03-05 22:50:02 | 
池の水も温んだのかメダカや金魚たちの動きも活発になっています。
金魚は、昨年春に知人から2匹を譲りうけたのですが、いつの間にか十数匹に増えています。メダカなどは孵化したばかりの稚魚が群れなすわけですが、金魚の稚魚の姿を見た記憶がなく、ある日いきなり中くらいの金魚が表れたという不思議な印象にあります。
また、バラタナゴが金魚と一緒に泳いでいます。7、8年前に放っているのですが、この魚は二枚貝に産卵するので貝のいない池では増えないはず、その時の魚が生き長らえているのか、これも不思議なことです。

仕事納め

2014-12-30 21:24:18 | 
今年最後の作業は、原っぱでの球根の植付とあいなりました。師走に入って、花屋のお姉ちゃんから球根が安いよとの連絡に適当に返事をしたら、言い間違いか聞き間違いかで、大量の球根が送られてきました。このところビルド作業に追われている最中ではありますが、年末の一日、植え床を掘り起し、堆肥と肥料を混入しながら一珠一珠植え付けたのであります。
計画的な配置ではなくアドリブで設けた花園は、それはそれなりに新しい雰囲気を原っぱに生み出すことになりました。瓢箪から駒というところでしょうか。

パンジー

2014-10-20 21:46:09 | 
中庭の来春に向けてのガーデニングです。先ずは第一弾としていつも通りのバンジーの植え付けとなります。例年は冬の日に目立つようにと黄色か白系の花を選んでいるのですが、今回は赤紫系にまとめてみました。はたして厳寒の中庭にどんな華やぎが広がるのか楽しみです。
パンジーは、今春の花から種を採取して夏の終わりに蒔いたのですが、やはりうまくいきませんでした。種苗会社のカタログでセルトップ苗の購入も検討したのですが難しそう、結局、何時も通りに近くのナーセリーから苗を求めて植え付けることになりました。

収穫と芽挿し

2014-06-11 22:58:09 | 
中庭の四隅花壇でのジャガイモの収穫とそのあと地にサツマイモの芽挿しです。
ジャガイモは昨年収穫したイモの食べ残しを植付たので南京豆ほどの小さなものしかなっていません。それでも一人自炊には十分な糧であります。
サツマイモはイモを穫るよりも雑草防除が目的。過去に幾度か栽培してそれなりに収穫するのですが、保存に失敗し腐らせていることからイモに期待せず、葉っぱの旺盛な繁殖力で雑草を押さえ込む算段です。とは言っても、多少の期待を込めて乾燥芋用の苗を挿してみました。

五月の中庭

2014-05-05 21:49:33 | 
いつもと変わらない五月の中庭です。
池の周りは、ノースポールの白花、ハボタンの黄花、パンジーの白と黄色の花々で満たされています。赤みのない色のモザイクもいつも通りであります。

春の庭 白と黄花に 満たされて スプリングエフェルメ 静かに待てり

剪定 2

2014-02-17 22:50:47 | 
中庭を囲う石柱の蔓類の剪定。昨年は足を怪我したことで手入れが行えず中庭の蔓は荒れ放題です。
写真の定家蔓は回廊越しに東の広間のパイプ壁に侵攻しています。この壁はハゴロモジャスミンの指定席なのですが、寒さのせいで思うように育ちません。どうしたものかと思案していたところなので、このまま自然にまかせてみようかと、そのままに。
定家と羽衣、何やら平安の雅の匂いが。

回廊を 飛び越え忍ぶ 定家蔓 哀れ悲しや 羽衣の蔓

剪定

2014-02-15 23:04:21 | 
中庭・列柱回廊を覆う山葡萄の剪定。
回廊に葡萄棚をつくることは当初からの願望です。石柱の一本毎に添えて植栽してから7、8年経ちますが、成長して棚を這っているのは、たった一本植えた山葡萄だけです。
巨峰等の葡萄は、枯れるか生育不良で壊滅状態。幾度か植え替えたり土壌改良を試みたのですがうまくいきません。
あわよくば自家製ワインをと夢みていたのですが、なんともはやであります。

望まれぬ 山の葡萄は 繁りけれ 日除けがために 剪られ間引かれ

法面の植栽

2014-02-13 22:05:26 | 
西のテラスの法面にクリスマスローズを植栽しています
今回のテラス造成の目的の一つに、下向きに垂れて咲くこの花を法面に植えて見上げて観られるようにすることです。
園内のクリスマスローズは僅かな株から根分け、種取りしているので、変化に乏しく面白みがありません。今回、思い切って新しい色調の株を購入して植えてみました。

垂れ花は 法に植えられ 早や春の 歩く喜び また一つ増え

苗は、近くのナーサリーで廉価に買うことができました。といっても二年目、三年目生なので当たり前の金額ではありましたが。
テラスの造成は重機で大々的に掘り返したことから土壌的には荒地同然の状態です。植栽は、基肥として鶏糞を、植え付け用土は黒土に腐葉土と牛糞堆肥や化成肥料を混入してつくり、模範的なガーデニング手法に則っております。幼苗を少しでも早く生育させたいという焦りでしょうか。

有機肥え 無機肥え混ぜて 植えつけな 垂れ花観る日 待つは楽しも

ジャガイモ植付

2014-02-12 21:32:18 | 
寒風吹き荒れるこの日、早いかもしれませんがジャガイモを植付てみました。種イモは昨年収穫したイモの残りですが、そのイモも前年収穫したものを植えたので三年越しの種ということになります。はたしてどうなりますか。
蝶の館・中庭隅の三角地帯は、すっかり野菜畑として定着したようです。しかし蝶の館そのものが、基督教修道院のイメージを取りん込んだ一面もあり、修道僧がハーブを栽培していたことを考えれば、あながち筋違いではないのかもしれません。

中庭に ジャガイモ蒔きつ 懐かしむ 蝶の館の 創りしむかし

雪の中庭

2014-02-05 23:25:36 | 
今年二回目の積雪です。僅か2センチほどの降雪でしたが、大寒気団の影響で陽が昇っても氷点下の一日、なかなか融けませんでした。昨日の春模様が一変して今年一番の冷え込みでしょうか、久しぶりの寒さに震えた冬の”やすんば”でありました。

まろき庭 かすかに積もる 春の雪 ともしき園も 妖しきまでに