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やすんばの自然

里山につくられつつある「やすんば自然園」の日々のこと

修理 8月18日

2010-08-18 22:15:18 | セルフビルド
重機のオイル漏れは掘削バケットのメインホースの破断でした。地面が硬く限界的負荷が掛かったうえにホースが劣化していたようです。ひょんなことから依頼するようになった修理屋さんに連絡すると、すぐにやってきました。親子でやっていて、親父さんが一言二言喋ると、息子さんが工具を用意して治しはじめます。最近はなかなか見られなくなった情景に接することができた夏の日でした。



 オイル漏る老いたる重機治すひと 青きつなぎの親子なりけり






水道敷設 8月17日

2010-08-17 22:45:54 | セルフビルド
猛暑がつづくこの日、重機を使っての水道延長敷設の掘削作業。あと少しで終いとなるころ、いきなり高温のオイルが重機の後部に飛びちりました。またまたまた故障です。おりしもの熱射と熱風と絶望的状況に、思わずくらくらと目眩を覚えた夏の日でありました。


 昨日今日猛き夏日のさだなかに 重機壊れて目眩覚えし

築道 8月5日

2010-08-05 21:57:16 | セルフビルド
裏口通路の築道の再開です。今年の二月、荒造成を終えた段階で重機が故障し、放っておかられた斜路の仕上げを行なっているところです。正確な図面なしの工事でしたが、イメージ通りの通路ができあがりつつあります。


あたらしき道きずかんとカタカタと 真夏の森に重機は出でり

整地  7月24日

2010-07-24 22:22:01 | セルフビルド
相変わらず猛暑が続いておりますが、ベトナム帽を被り、ペットボトルを足もとにおいて、重機を操っております。最近の農家が使っているトラクターは冷暖房完備が常識ですが、その圧倒的パワーに鑑みれば贅沢にすぎるというものです。塩飴をなめ、休憩ごとにシャツを替えながら老体に鞭打って頑張っているとこです。


 珠の汗ほこりにまみれくらくらと 吾が門の辺を平らになす夏

重機故障 7月14日

2010-07-14 23:43:55 | セルフビルド
PC10ショベルドーザーの修理です。2月にラジエターを取り替えた直後、エンジンの調子がおかしくなり、更に、油圧オイルがどこからか漏れるという異常が発生していました。修理業者がなかなかきてくれず、この間、重機が全く使えないことから、やすんばの建設行程が滞っておりました。ここにきてようやく連絡がつき、こしょう箇所を確認しているところです。



 故障して動かぬ重機直さんと 慣れぬ手つきであちこち診たり

竹塀 3月17日

2010-03-17 19:54:26 | セルフビルド
新しくつくったスペースに竹塀をつくりました。枕木を親柱にして伐竹した真竹を竪に並べてみました。すぐに腐ってしまいそうですが上手く管理すれば十年位はもつでしょう。
塀の向うに見える山林の手前には谷津が横ぎっています。その手前の霞のようなもやもやは桜並木のこずえです。



 あお竹は切られ立てられ揃えられ 早春のやま仕切りみせけり

ラジエター 2月20日

2010-02-20 15:11:04 | セルフビルド
エンジン凍結はラジエターが原因。修理にだすため取り出したところです。ボルトを4本外し、2本緩めることで簡単に外れました。老建築家はマイカーの点検もままならぬのですが、いろいろ助言いただく方々のおかげでなんとかやっております。


 直さんと慣れぬ修理に手をだすは 人の情けと助けゆえなり


めくら栓 2月17日

2010-02-17 20:56:18 | セルフビルド
重機のメクラ栓が凍結で外れてから一月たちますがまだ修理業者が来ません。知り合いの御仁に話すと、自分でできるよ、と直し方を教えてくれました。エンジンと装置の間で嵌めるので、その為の工具を溶接してつくり、教わったとおりに試すとビッタシカンカン大成功。写真手前の缶の蓋のようなものが栓、古スパナに鉄棒がついているのが自製工具です。


 凍て外れ重機を止めりめくら栓 ふさぎ嵌めたは浅春のひと日

道造り3 2月16日

2010-02-16 16:37:27 | セルフビルド
新しい道は、公道と段差の少ないところに斜面と崖地を利用してかろうじて接続することができました。スイッチバック的に出入りせざるをえませんが、非常時の利用には十分です。接道の土手の春菜もなにか勢いをましてきたようです。春はもうそこまできているようです。


 森をわけ新たな道は下りきたり 春のきざしの芽ぐむ里地へ

道造り2 2月15日

2010-02-15 20:35:18 | セルフビルド

斜面の道造りには大型の重機が必要となります。このクラスの重機の操作は老建築家の手にあまり、セミプロにアルバイトで来てもらうことになります。老建築家は様々な工事職種に手を出していますが、手の出ないものもまた数多くあるわけです。



 やまざくら伐られしあとの森の辺に おおき重機の姿みせたり

道造り 2月11日

2010-02-11 21:01:20 | セルフビルド
やすん場は田圃の海に突き出た半島のような地形にあります。北側のみが道路と接続し、他は崖ないし急斜面となって出入りができません。北側を抑えられると絶海の孤島状況になります。非常時に備えて第二の連絡道をつくるべく、斜面に這いつくばって一人測量を行っているところです。


 樹の生うる山の辺に立ち見透かすは あたらしき道あたらしき眺め

市松 2月8日

2010-02-08 21:34:04 | セルフビルド
いつまでも寒さに震えていてもしようがないので、水の絡まない作業に勤しんでいます。やり残していたオランジェリーの出入部分の床を仕上げます。既成の中央部のヘリンボーンとは趣きを変えて、市松紋様としてみました。


 柄をみて幅をあわせて高さみて 市松つくる冬の日もがな

石運び 1月23日

2010-01-23 21:20:08 | セルフビルド
石積みに使用した石灰岩の置き場を移転する必要になったのですが、重機が修理待ちなので、一輪車による手運搬になりました。重機の何十分の一かの働きですが、それでも、一つ一つ手で掘り起し、一輪車に乗せ、うんうん喘ぎながら運んでいれば、いつかは終わります。


 ひさにして石の運びは一輪車 運べるちから持てる幸い