石の蝶4 12月29日 2010-12-29 23:53:37 | セルフビルド モルタルを下地にして本張りです。要所に基準点を標して計画的な張るのですが、仮組みでは整合していた図柄が少しづつズレていきます。目地の幅が狭くなったり広くなったり、隙間が出たり、最悪納まらないピースもでてきます。なかなか捗らず年内完成の予定は達成できそうもありません。 石の蝶石の間に間に戯れて この年もいま過ぎ行かんとす
石の蝶3 12月28日 2010-12-28 22:59:33 | セルフビルド 石の蝶は同じ石質の御影石の乱形板張りの間に散らすことになります。張られる全てのピースは予め加工して仮組し、全体の調子を確認することになります。 しろみかげ大中小と刻まれて 流氷のごと蝶を囲めり
石の蝶2 12月27日 2010-12-27 23:23:47 | セルフビルド 蝶の陰影はやすんばで見られる9種のアゲハ類を対象にしております。図鑑から複写し、実際の大きさの2倍の縮尺で統一しています。アゲハの類は出現する場所や季節、雄雌の違いで大きさが異なるようなので、本土産の夏型の雄を基本としてみました。八種が輪となり一種は別な表現にして遊んでみました。 吾が園に現れ飛べる揚羽蝶 石に刻まれ揃いて楽しも
石の蝶 12月26日 2010-12-26 22:42:14 | セルフビルド 一年ぶりに床のモザイク張りに励んでおります。 時間がかかるモザイク張りは、暖かな時期ではモルタルが乾いてしまいうまくいきませんので冬の仕事になります。今回は蝶の陰影像を交ぜたデザインとしています。とりあえずナガサキアゲハを御影石の石に刻んでみました。 寒き日にいずこで飛ぶや石の蝶 この年もはや暮れんとするとき
ハウス 12月6日 2010-12-06 20:48:09 | セルフビルド 暖地性蜜源植物の冬越し用ハウスの取り付け作業。今年はオランジェリーを仕切って加温スペースをつくることを考えておりましたが、結局昨年つくったフレームに新たなビニールを張るにとどめました。 きたるべき凍える季にそなえける 蜜だす花を慈しみつゝ
故障 11月18日 2010-11-18 20:31:37 | セルフビルド あー、また重機の故障です。今度はバケットの軸ボルトが抜け落ちました。どうやらジャーマンアイリスの堀り採りでバケットに振動を与えすぎたせいのようです。しかしながら、今年何回目の故障になるでしょうか、全く重機に振り回された一年であります。 この年は重機の傷みに弄さられ 何なしたるやなしとは言わなく
割り石敷き・7 2010-10-18 21:08:03 | セルフビルド 割り石敷きの完成です。モンキアゲハの陰影を五十倍に拡大してみました。右翅の尾状突起がゲートに、右前翅の先端がオランジェリーの入り口に、左前翅は東ギャラリーへと誘導することになります。 蝶の舘のエントランスは蝶の翅に乗って導かれる、というファンタスチックな空間が展開することになります。少々キッチュに、あるいはメルヘンチックに過ぎたでしょうか。 蝶の舎導き入れる蝶の路 割り石敷かれ秋日に出でり
割り石敷き・6 2010-10-15 20:06:27 | セルフビルド 目地コンクリートを塗り込んだ石敷きは、固結する前に表面をワイヤーブラシで擦ります。コンクリートの表面のレイタンス(不純物)を除去して豆砂利の表面を露出させ、コンクリートの汚泥色を削りとります。これはコンクリートがもっている人造的、無機的なテクスチャー(肌理)を少しでも除きたいが為に行なうものです。 敷き石は鉄のブラシに擦られて 細れ石ちる歩める路へ/
割り石敷き・5 2010-10-13 20:05:58 | セルフビルド 石敷きの目地仕上げ。豆砂利コンクリートを練り、割り石の微妙な凹凸に合わせながら全体が平滑になるよう塗り込んでいきます。 割り石敷きは、列柱回廊の床、オランジェリー前庭のポーチにも使われていますが、大きめの石を交ぜたこともあって表面が相当凸凹です。今回の敷石は、来館者が最初に踏み込む場所であることから、丁寧なものといたしました。 割り石は小さき鏝でつなげられ 滑らかにされ晴れなる路に
割り石敷き・4 2010-10-11 21:07:43 | セルフビルド 石敷きの石の据付。コンクリートを均した上に割り石を置き、一つ一つ水糸(基準線)をもとに高さを調整して並べていきます。 石敷きのイメージは、いつか訪ねたイタリアのウンブリア地方の、丘の上の小さな街の路地の趣き、というところでしょうか。 割り石の一つ一つの据しらえは 外つ国の街想い起こしつ
割り石敷き・3 2010-10-09 19:41:56 | セルフビルド 敷石はコンクリートで固めます。コンクリートは電動ミキサーで練っています。ミキサー車による生コンを購入したほうが経済的なのですが、時間がかかる一人セルフビルドでは使い切れません。大バケツで、セメント1杯、砂2杯強、砂利3杯強、それに水を適量を投げ入れます。 年毎にバケツの重さが堪えます。バケツを持てなくなるまでに何とかキリをつけたいのですがどうなりますことやら。 年ごとに持てるバケツの重きこと いつまで練れり混凝土は
割り石敷き・2 2010-10-07 21:26:39 | セルフビルド 割り石の山から敷石に使える石を選んでいます。歩行に支障のでないよう、平らな面があるか少し加工すれば平らになる石が選ばれます。 蚊取り線香を傍らに、秋の穏やかな陽射しをあびながら、石を一つ一つ手にとって、使える、使えないと、ぶつぶつ囁きながら石の山を這いずり回る秋の一日でありました。 柔らかき秋の陽射しを身にあびて ひとり石みるひと日ありけり
割り石敷き 2010-10-05 22:10:09 | セルフビルド 玄関ホールの床仕上げにとりかかりました。石壁に使った石灰岩の割り石を使って敷き詰める計画です。単純に敷き詰めても面白くないのでデザインを施して遊んでみることにしました。A4用紙にデザインした図柄を、地面に座標ポイント(緑のテープ)を打ち、スチロール板を用いて拡大転写しているところです。果たして何が描かれることになるのでしょうか。 暑さ去り秋の気配の満ちる庭 地に標しうち何するもがな
クーラー 8月31日 2010-08-31 20:23:55 | セルフビルド 相変わらず暑い日々が続いているやすんばです。 壊れたと思っていた古いクーラーが何とか使えることが分かり、キャンピングカーの窓を外して取り付けているところです。8月末に何をいまさらですが、夏日はまだまだ続きそう、溺れる者は藁をも掴む心境なのであります。 窓はずし古きクーラー取り付けん 夏日終わらぬ八月晦日
配管 8月19日 2010-08-19 23:04:37 | セルフビルド 重機の故障回復をうけて水道管敷設の続行です。水栓柱を新設するとともに、2台のキャンピングカーの水回りに直結給水するための配管も行います。 夏たけて猛き暑さのつづく日は 溝にはまりて配管するなり