井上陽水 少年時代
(昨日の「夏祭り」はバラード部門ではありませんでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0200.gif)
今日のも夏の終わりを感じさせますが、大好きな曲です
)
本日の空は薄いブルーです。
暑いのですが、風が割りと心地よいので、窓辺での読書が快適でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0198.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/fd/d523120f0756ceab1fe9d6f4c8f54816.jpg)
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この1ヶ月のうちに、河合隼雄さんの本を2冊読みました。
読めば読むほど、惜しい方を亡くしたと思わずにいられません。
今日はまず、最初の『「あるがまま」を受け入れる技術』の方の引用を書きたいと思います。
この本は、河合さんとプロ棋士谷川浩司さんとの対談です。
とてもとても読み応えのある対談でした。
今日は多くの箇所の引用ではなく、2箇所を少し長めに引用します。
P161~P162
なんらかの問題を抱えて相談に来る人というのは、自分の欲求や欲望と周囲の状況とのバランスが取れないんですね。私はこれをやりたい、あれをやりたい、それはできるはずだと思うんだけど、誰も認めてくれないし助けてもくれない。例えば、自分はこの人が好きだけれども、その人は残念ながら結婚していた、といったことですね。何かそういうことが起こり、自分の欲求と周囲の状況との折り合いのつけようがなくなって、激しい葛藤の中に放り込まれていくわけです。
その時に、どっちかに決めて答えを出すことは簡単なわけです。「相手は結婚しているんだから、馬鹿なことを考えてはいけません」と言えば、それでひとつ答えが出ます。あるいは、「好きな人ができたなら、相手が結婚してようがしていまいが、どんどん突き進むべきです」と言っても答えは出ます。しかしそれはどちらも一方的な話であって、実際にはどちらもできないから困っているわけでしょう。どちらかに決められるぐらいなら、問題は最初から存在しませんね。
どちらもできないのなら、どこかで折り合いをつけなくてはいけない。人生は、折り合いをつけることの連続でしょう。その人がどこで折り合いをつけるのか、その人自身が折り合える地点を発見するのを、僕らは援助するだけなんですね。折り合いをつけるのはその人自身なんです。
私が、20日間こもっていた時、やっぱり自分にとって「何かこれ
」という答えがほしかったのだと思います。
そんなときにこの本のこの箇所を読んで、はっとさせられました。
人生は折り合いをつけることの連続
まさにその通り。
まさにそんな年齢に差し掛かったのだな~と。
そして、もう一箇所。
P168~P169
今の人はみんな、「何かしなければ」と思い過ぎるんですね。何かをしていることが当たり前で、何もしていない人はサボっていると思われるのが現代ですけれども、時々は何もしないでボーっとしているという時間を持ったほうがいい。普通の人たちがそういう時間を積極的に持つようになったら、だいぶ違うと思いますね。
僕は、アメリカで向こうの人の生活を見ていて気がついたんですが、「人類」って英語で「ヒューマン・ビーイング」でしょ。ところがアメリカにはヒューマン・ビーイングがいないんですね。では向こうの人は何かというと、「ヒューマン・ドゥーイング」ばかりなんですね(笑)。いつも“do”つまり「あなたは何をしてますか」「私はこれこれをしています」ということばかり気にしている。本当はそれ以前に、もっと大切なこととして“be”、つまり「私はここにいます」「ここに存在しています」ということがあるはずでしょう。それなのに、人間として「ある」ということに満足してボーっとしている人はめったにいない。みんないつも「何かをしなくては」とあくせく動き回って、「俺はこれをやったぞ」といったアピールばかりしているわけです。
私も、常に「何かをしよう」と焦っている一人であることをはっきり自覚させられました。
“do”崇拝者みたいに。
もちろん“do”も大事。
でもその前に“be”をしっかり意識していないといけないんですね。
今、ここにいる、私
をまず、感じてからの行動。
この箇所を読んで「なにもしなかった」と感じる罪悪感から解放されました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
明日はもう1冊の方をまとめてみたいと思っています。
(昨日の「夏祭り」はバラード部門ではありませんでした
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今日のも夏の終わりを感じさせますが、大好きな曲です
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本日の空は薄いブルーです。
暑いのですが、風が割りと心地よいので、窓辺での読書が快適でした
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この1ヶ月のうちに、河合隼雄さんの本を2冊読みました。
読めば読むほど、惜しい方を亡くしたと思わずにいられません。
![]() | 「あるがまま」を受け入れる技術 (PHP文庫 か 1-2)谷川 浩司,河合 隼雄PHP研究所このアイテムの詳細を見る |
![]() | 縦糸横糸 (新潮文庫)河合 隼雄新潮社このアイテムの詳細を見る |
今日はまず、最初の『「あるがまま」を受け入れる技術』の方の引用を書きたいと思います。
この本は、河合さんとプロ棋士谷川浩司さんとの対談です。
とてもとても読み応えのある対談でした。
今日は多くの箇所の引用ではなく、2箇所を少し長めに引用します。
P161~P162
なんらかの問題を抱えて相談に来る人というのは、自分の欲求や欲望と周囲の状況とのバランスが取れないんですね。私はこれをやりたい、あれをやりたい、それはできるはずだと思うんだけど、誰も認めてくれないし助けてもくれない。例えば、自分はこの人が好きだけれども、その人は残念ながら結婚していた、といったことですね。何かそういうことが起こり、自分の欲求と周囲の状況との折り合いのつけようがなくなって、激しい葛藤の中に放り込まれていくわけです。
その時に、どっちかに決めて答えを出すことは簡単なわけです。「相手は結婚しているんだから、馬鹿なことを考えてはいけません」と言えば、それでひとつ答えが出ます。あるいは、「好きな人ができたなら、相手が結婚してようがしていまいが、どんどん突き進むべきです」と言っても答えは出ます。しかしそれはどちらも一方的な話であって、実際にはどちらもできないから困っているわけでしょう。どちらかに決められるぐらいなら、問題は最初から存在しませんね。
どちらもできないのなら、どこかで折り合いをつけなくてはいけない。人生は、折り合いをつけることの連続でしょう。その人がどこで折り合いをつけるのか、その人自身が折り合える地点を発見するのを、僕らは援助するだけなんですね。折り合いをつけるのはその人自身なんです。
私が、20日間こもっていた時、やっぱり自分にとって「何かこれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
そんなときにこの本のこの箇所を読んで、はっとさせられました。
人生は折り合いをつけることの連続
まさにその通り。
まさにそんな年齢に差し掛かったのだな~と。
そして、もう一箇所。
P168~P169
今の人はみんな、「何かしなければ」と思い過ぎるんですね。何かをしていることが当たり前で、何もしていない人はサボっていると思われるのが現代ですけれども、時々は何もしないでボーっとしているという時間を持ったほうがいい。普通の人たちがそういう時間を積極的に持つようになったら、だいぶ違うと思いますね。
僕は、アメリカで向こうの人の生活を見ていて気がついたんですが、「人類」って英語で「ヒューマン・ビーイング」でしょ。ところがアメリカにはヒューマン・ビーイングがいないんですね。では向こうの人は何かというと、「ヒューマン・ドゥーイング」ばかりなんですね(笑)。いつも“do”つまり「あなたは何をしてますか」「私はこれこれをしています」ということばかり気にしている。本当はそれ以前に、もっと大切なこととして“be”、つまり「私はここにいます」「ここに存在しています」ということがあるはずでしょう。それなのに、人間として「ある」ということに満足してボーっとしている人はめったにいない。みんないつも「何かをしなくては」とあくせく動き回って、「俺はこれをやったぞ」といったアピールばかりしているわけです。
私も、常に「何かをしよう」と焦っている一人であることをはっきり自覚させられました。
“do”崇拝者みたいに。
もちろん“do”も大事。
でもその前に“be”をしっかり意識していないといけないんですね。
今、ここにいる、私
をまず、感じてからの行動。
この箇所を読んで「なにもしなかった」と感じる罪悪感から解放されました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
明日はもう1冊の方をまとめてみたいと思っています。
YASUKOさん自身が引き寄せた本たちのようです(*^_^*)
doの前のbeですね!
今在るだけでそれで良い
自然を見習わなくっちゃ(^_-)-☆
落ち込み時があると、よく手にします。
本当に素敵な方でしたね・・・。
私も大好きです。
今あることに、本当に感謝・・・。
うん。うん。
今日も暑かったね・・・。
次男、部活でへとへとですが・・・、
YASUKOさんのところのご長男はいかが・・・??
宿題、ほとんど手が付いてないみたい・・。
ちょっと、怖いな~↓↓
Doじゃなくて、Beで良いんだっけ??
宿題してなくても、元気なら、良い??
それも・・・、ちょっと
折り合いって、難しいね
ブログの読後感想文の中にも、
よしもとばななさんとの対談集を入れています。
「何をするか」ではなく、
そこで「どう在るか」。
でも「be」こそ、もの凄く難しいですね。
それに比べたら「do」のほうが自己満足でカンタンな気がします。
>心の処方箋はわたしの愛読書です
冬のひまわりさん、わたしもでーす
結局自然体につながっていくのかな~。
河合さんの本を読むと正直いろんなことがほっとするという感じがします。
自分の事では折り合いがつけられても子供のこととなると話が別になってしまったり(^^ゞ
息子は高校生の練習に移行したので「高校の練習はキツイ!」って言ってますよ。
汗で重~いくさ~い練習着を持って帰ってきます(^^ゞ
今週は試合&合宿とさらにハードです。
先輩のお母様から「とりあえず合宿中は勉強のことを言わないように!」ってアドバイスがありました(^^ゞ
2年連続最後に宿題をやり倒している我が息子、さて3年目はどうなりますやら(^^ゞ
>「do」のほうが自己満足でカンタンな気がします
そうなんですよ。
これをやった!あれもやった!って満足して安心できますものね。
たぶん私はずっとそうしてきたと思います。
自分の“be”を考えることによって目の前の人の“be”も尊重できるようになればいいな~。
この記事には、
今の私に大事なことがたくさん詰まっています。
そして、みんなのコメント、YASUKOさんのお返事の中にも・・・
だけど、
とっちらかった心の私には
それを整理し、自分の心の真ん中に
ストンと落とす作業が難しいようです。
今、分かりました。
この記事を読んで、それは分かりました(笑)
だから、落ち着いたらもう一度、
読みに来ますね。
いつもありがとう。
そのさなかにはたぶん書けなかった。
だからお休みしたんだし。
あおちゃんの自分の“時”がきっと来ます(*^_^*)