ひまわり通信

私からあなたへのお便りです

『終末のフール』

2009年09月11日 21時41分18秒 | 
こんばんは。

3日書かなかっただけで何となく「お久しぶりです」という気持ちになります



仕事の方はお陰様で大分慣れてきた気がします

身体のほうは、木曜日に疲れのピークが来ます。
そして、金曜がとっても嬉しい曜日になりました


今週は、教えている2学年とも、プールの監視が入ったので、授業以外の子どもたちの表情を見ることができてよかったです。

授業では、クラスごとに個性があるので、同じようには進まないという課題も見えてきました。

そして、何よりも大切なことは「子どもの話をきちんと聞くことだな~」と改めて思っています。

幸なことに私は学級担任ほど忙しくはないので、じっくり聞くことができます。

学校生活は集団生活ですよね。
集団生活がしっかりできるようにしつけられます。
実際できないと困るわけですし。

でもね、こんなこと言うと怒られそうだけど、あまりにも集団生活にはめ込もうとしているようにも感じてしまうんです。
まあこの辺りはまたおいおい書いていこうと思いますが…







さてさて、仕事を始めてからの読書は2冊平行読みとなりました。

通勤には文庫本。
家では単行本という感じで。



今日は通勤で読み終わった本のご紹介



終末のフール (集英社文庫)
伊坂 幸太郎
集英社

このアイテムの詳細を見る



裏表紙からの引用です。

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。


8編のお話が少しずつ登場人物が重なりながら描かれています。


とても極限の状態ですが、やっぱり普通に生きること、普通に生活することが大切なんだな~としみじみ思いました。


いつもの通り、たくさん折った箇所がありますが、2箇所だけ引用します。



扉に書いてある言葉

Today is the first day of the rest of your life.
今日という日は残された日々の最初の一日。
             by Charles Dederich



P159
「わたしが読んだ本に、確かビジネス書だったと思うんですけど、書いてあったんです。『新しいことをはじめるには、三人の人に意見を聞きなさい』って」
「三人?」
「そうなんです。まずは、尊敬している人。次が、自分には理解できない人。三人目は、これから新しく出会う人」





空はすっかり秋らしくなりました。


昨日の空。









今日の空。







この週末は、明日ちょっと出かけて日曜にゆっくりする予定です。

皆様もよい週末をお過ごしくださいね

最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご無沙汰しています (すっちぃ)
2009-09-12 01:29:17
週末のフール、私も最近読みました。
決して重いだけの話ではないけど、いろいろ考えされられる1冊でした。(私が特に印象に残っているのは障害のあるお子さんを育てている家族の話でした。)

お仕事、いいペースでできているようですね。
私も再就職2年目、仕事が生活の一部として当たり前なことになってきました。

そうそう、我が家の長男が大学に進学、4月から神奈川県民になり、私にとっても神奈川が身近な場所になりました
失礼しました (すっちぃ)
2009-09-12 01:32:51
↑の投稿、「週末」ではなく「終末」でした
そそっかしくてすみません
立場ならではの出来る事♪ (美香しゃん)
2009-09-12 06:04:16
>幸なことに私は学級担任ほど忙しくはないので、じっくり聞くことができます

それぞれの立場だからこそ出来る事ってありますよね♪
児童にとっても、担任の目とそれ以外の目との両方があること
とっても良い事だと思います(*^_^*)

木曜が疲れのピーク
はい、分かります
私は今週一昨日(木曜)から疲れが残ってます(^^ゞ
でも、明日が終われば♪

読書の方ですが
YASUKOさんが前書かれていた「永遠の出口」
読み終わりました(^^♪
今日はわたしも (ジンコ)
2009-09-12 08:19:04
久しぶりに、記事に読後感想文を書くつもりです♪
読書はやっぱりいいですね☆

お仕事のペースつかめてくるの早いですね~。
さすがYASUKOさん!

「子どもの話をじっくり聞く」
これは、
子どもと関わる全ての大人(親が特に)として一番大切なことだとおもいます。
その向こう(奥)にある子どものおもいをどれだけ掬えるか、
そこに教師、親としての力量、器があると、
引退した今も おもっています。

そんな大人とであった子どもは幸福です。
秋の空 (冬のひまわり)
2009-09-12 09:15:09
昨日は過ごし易い一日でしたね・・・。

空には鱗雲…。あ~秋という日和でした。
一日PCと格闘しちゃったけど…。
やっぱり、ハードの問題観たいなので、修理に出すことにしました…。

YASUKOさんが、楽しくお仕事ができているようで、よかったです。

↑ジンコさんの言葉
>子どもと関わる全ての大人(親が特に)として一番大切なことだとおもいます。
その向こう(奥)にある子どものおもいをどれだけ掬えるか・・・。

親として、私は子供の表面しか見えていないかも…。
でもね、二男、期末試験で、またMR.ケアレス・ミスになっていたよ
何でかね~??   これは一生直らない気がしてきた・・・。
毎度のことだけど、元気なら良いか??
すっちぃさん (YASUKO)
2009-09-12 20:18:13
こちらこそ大変ご無沙汰して申し訳ありません。

すっちぃさんもお仕事頑張っていらっしゃるんですね。
同業としていろいろお話したいです。

今、読みたかった本が文庫化されるとすぐ購入して読んでいます。
すっちぃさんもそうかしら?

8つのお話どれも印象深いですが、あえて一番を選ぶなら、私は「父親の本を全部読みきった女の子の話」でしょうか。

私も、最初「週末」と変換してそのままでした(^^ゞ
美香しゃんさん (YASUKO)
2009-09-12 20:20:45
>児童にとっても、担任の目とそれ以外の目との両方があることとっても良い事だと思います

そんなんですよね~。
担任はよ~く分かっているのでしょうけど、やっぱり「決めつけ」も感じられてしまうんです。
それは子どもにはキツイですよね。

「永遠の出口」どうでしたか?
ジンコさん (YASUKO)
2009-09-12 20:23:59
ペースがつかめたと言い切れるわけではないんですが…(^^ゞ
とりあえず、時計の針を気にする生活には慣れたかなぁ。

ブログも聞いてほしいから書いているって面がありますよね。
人間って「うんうん」とうなずいてもらえるってことが力強く感じるのでしょうね。
冬のひまわりさん (YASUKO)
2009-09-12 20:28:16
過ごしやすくなりましたね~。

PCの不調、修理で快適になって帰ってきてほしいですね(*^_^*)

息子さん期末終わったんですね。
ウチは来週月曜からです。
毎日電気をつけっぱなしで寝てしまっています(^^ゞ
さすがに今朝は雷を落としました(^^ゞ
お友達で社会人になったお子さんを転勤に送り出した方がいるんですが、その淋しさを思うと、とりあえずそばにいるうちにたっぷり楽しませてもらおうかな~なんて思いました。
読書の秋ですね (ピョン)
2009-09-14 21:04:12
皆さんすっかり、読書の秋してますね。
ピョンの読書は、ただ単にむさぼり読むっていう技のなさですが、秋の夜長を愉しみたいなと思っています。