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【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

「そうかそうか。つまり君はそういう奴だったんだな」(金工編)

2016-07-27 22:02:37 | 大学
金工編第二弾!!

今回は真鍮線とハンダ(スズ等の合金)を使って、実在する生物を製作する課題です。

生きてりゃなんでもアリ!使う真鍮線も作品サイズも制限ナシ!…とのことですが、私はチキンなので手のひらサイズのかわいいものにしようかと思ってヤママユガにしましたポケットの中で潰れそう




まずはスケッチから。

この時点ではなんとなくヤママユガというのはそれ単種を指すのだと思ってましたが、どうやらヤママユガ科全体を一まとめにして「ヤママユガ」と呼ぶようですね。どう森(2D)では普通に「ヤママユガ」という虫が捕獲できたんだけど…あのビジュアルが結構好きでして。あとチョウチンアンコウ。

…なんで暴走するとすぐゲームの話になるんだろうね。





最初に写真を見て適当に描いた絵。さすがに先生に駄目出しされました。まぁそうだわなw






四枚目は結構本気出して描きました。写真が見ずらいですが…

飛んでる姿をイメージして、前肢と後肢に動きを付けてみました。採集形態はヤママユガの中でも「オオミズアオ」という種に最も近い姿です。この蛾は私が今まで見た中で一番美しい種だと思っています。

あと目がかわいい。







真鍮線をデッサン?に当てながら、正確に曲げていきます。真鍮線は2mmと1mm。2mmは意外と硬く、切るのにちょっとコツがいります。




真鍮同士を銅線で結んでからハンダ付け。慣れたら直接付けても大丈夫です。ただ、結ばないと真鍮線を熱した時に一気にバラけるという大惨事が予想されるので要所要所は無精しないほうがいいです(真顔














胴体と前肢、後肢の輪郭、触覚の線完成。

今ピーナツって呟いた人はコピー用紙で斬首します(^^)







ここが一番?のポイント。触覚の部分。





こんなかんじで、2mmの真鍮線に銅線を何本も結んでハンダ付けしました。このわさわさ感が表現したかったんスよ!








そして、予想以上に難航したのが、本体に足と翅を付ける作業。支えながら付けるとなると、左手にハンダを持ち、右手にハンダごてを持っている時点で両手がふさがっていますから物で支えるしかない。もしくはハンダを先に…などと考えて色々やった結果、ああこれ正攻法でやるのは不可能だ、と。

馬鹿ですいませんねぇ。でもちゃんと解決法は考えたんですよ。





こんなかんじで、先にバランスをとって一本の真鍮線に翅と足を付ける。さらにこれを本体に付ければ…














で、き、た!!

あ、目は真鍮線を並べてハンダ付けして丸くカットしました。




私的にはこれでも満足だったのですが、まだ講評会までかなり時間が余ってしまったので、もっとディテールにこだわることに。









口をさらにリアルにして、翅の脈も銅線で増やし、翅の模様に銅線を巻きつけて強調。結果的には、こうしてよかったと思います。






コイツを頭に乗せて歩いてたら友人に奇異な目で見られましたw



かわいかろ?

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