岐阜柳ケ瀬お化け屋敷「恐怖の細道~消えた子どもたち~」営業開始から、早くも10日が経ちました。これをお読みいただいている貴方は、もう新たな「恐怖の細道」を体験していただけましたでしょうか?
さて、今回3年ぶりに帰ってきた「恐怖の細道」ですが、新たなギミックを取り入れつつも、これまでお馴染みだった要素も各所に散りばめております。具体的にはネタバレになってしまうので明かせませんが、お化け屋敷内では、時折「あ、これ前もあったヤツだ!」とか「うわ、今回こうなったのか!凄い!」と言った声が聞こえてくることがあります。きっと以前の「恐怖の細道」にも来ていただいた方なのでしょう。そういった声を耳にするたび、今回復活させて良かったと心から思うのです。皆さん、大変お待たせしました。そして、ありがとうございます。
とは言え、過去の「恐怖の細道」を経験した方も、写真のように恐怖のあまり走って出口から出てきちゃったりするのが今年の「恐怖の細道」です。パワーアップしてます。どうぞ極上の恐怖をお楽しみください…。
さて。今まであまり語って来なかったことですが、「恐怖の細道」のサブタイトルは、ストーリー上の意味に加えて、毎回我々「やながもん」の思いを込めて命名しています。例えば第1回開催時の「もう、振り返れない」は「お化け屋敷でまちおこし」という未知の催しを立ち上げた私たち自身に向けた言葉でしたし、翌年の「あの夏の忘れもの」は、前回やり切れなかったことや、残された課題にもう一度挑もう!という思いを込めたものでした。
今回のサブタイトルは「消えた子どもたち」。この言葉には、かつて存在した地域のアミューズメント施設が姿を消し、あるいは公園などでの遊びも禁止され、街での遊び場を無くしてしまった現代の子どもたちを、もう一度呼び戻そう、そのための地産地消のアミューズメントを作ろう!という思いを込めています。
今回のサブタイトルは「消えた子どもたち」。この言葉には、かつて存在した地域のアミューズメント施設が姿を消し、あるいは公園などでの遊びも禁止され、街での遊び場を無くしてしまった現代の子どもたちを、もう一度呼び戻そう、そのための地産地消のアミューズメントを作ろう!という思いを込めています。
だからこそ、以前の「恐怖の細道」に訪れてくれた方が、また今回も「帰ってきてくれた」ことは、私たちにとって何より嬉しいことなのです。
「前に来たときはギブアップしたけど、今回は最後まで行けた!」嬉しそうに、そうやって受付スタッフに報告してくれる子。以前は友達と訪れていたけれど、今回は恋人と一緒に来てくれた子。
地域の子どもたちの心に「柳ケ瀬のお化け屋敷」の思い出が残っていってくれていることを実感しております。いつか、その「柳ケ瀬で遊んだ」という思い出が、地域愛に変わり、次の世代の岐阜・柳ケ瀬を支えていってくれたら…。そんな妄想は、いささか飛躍しすぎでしょうか。
さて、いよいよ今日から8月!「恐怖の細道」では8月10日~16日までのお盆期間は、朝10:00~20:00までの拡大営業を行います。これからどんどん気温も上がっていく季節です。お化け屋敷で恐怖と遊んで、涼しい思いをしてみてはいかがでしょうか。皆様のご来場、心よりお待ちしております。