岐阜 柳ケ瀬お化け屋敷「恐怖の細道」公式ブログ

山口敏太郎プロデュース!岐阜市・柳ケ瀬商店街にて開催されるお化け屋敷「恐怖の細道」の公式ブログです。

ファイナルイベント「やながもんナイト the LAST DAY」ご報告

2015-10-06 19:08:26 | 日記

「恐怖の細道」~夕暮れの帰り道~、ファイナルとなった9月23日。
奇しくも、これまで2度開催した「恐怖の細道」も同じ9月23日が最終日であり、この「9.23」という日付は我々「やながもん」にとって特別なものであります。
そんな思いと、これまで応援していただいた方への感謝を込めて、最終日に開催しましたスペシャルイベント、「やながもんナイト the LAST DAY」の模様をご報告いたします。

「やながもんナイト the LAST DAY」の会場は、前夜祭、そして8月の「やながもんナイト2」でもお世話になったM's Cafeさん。
「恐怖の細道」と同じ、柳ケ瀬本通に店を構えるM's Cafeさんには、会場提供にとどまらず、「恐怖の細道」名物・「口裂け焼き」の企画・製造・販売でもお世話になりました。



口裂け焼きと、M's Cafeのオーナー、柚原真紀さん。誠にありがとうございました!


「やながもんナイト the LAST DAY」は、「恐怖の細道」プロデューサーである、山口敏太郎さんのプロデュースによる、豪華ゲストを招いてのイベントとなりました。
当初開始予定時刻から30分遅れて始まった(ご来場の皆様には大変ご迷惑をおかけしました…)スペシャルイベントは、いきなり山口プロデューサーのトークイベントからスタート!



8月の「やながもんナイト2」とはまた違った切り口で行われたこのスペシャルトークは、芸能界の裏話からUFO、そして人類のDNAに秘められた謎(!)までここでしか聞けないトークが次々飛び出した豪華版!あくまでシニカルに、理知的な語り口で世の中のナゾを斬っていく山口プロデューサーのスタイルに、「やながもん」吉村代表が惚れ込んだことがキッカケで「恐怖の細道」が生まれたのは知る人ぞ知る話。このエピソードは連載企画「やながもんの唄」でも触れています。未読の方はぜひ。

→「やながもんの唄」第二章 胎動



続いては、「やながもん」吉村代表と山口プロデューサーによる、クロストーク「お化け屋敷にかける思い」。「恐怖の細道」が生まれた経緯から、これまでの「恐怖の細道」の仕掛けについての秘話まで、喋り出したら止まらない二人による濃厚なトークが繰り広げられました。

吉村代表「今年は口裂け女のステータスを上げて、偶像(アイドル)にしようと思ったんです」
山口氏 「お化け屋敷って、大人になるための通過儀礼だと思うんです」

 



さて、休憩を挟んで最初に登場したのは、この三体。


左からハコモ、ドンファン、飯山満さん42歳。ハコモは岐阜県可児市の、ドンファンは大阪府淀川区の、飯山さんは千葉県船橋市の、それぞれ非公認ゆるキャラであります。
ゆるキャラなのに、喋れるドンファンとハコモがリードしてゆる~いショーが繰り広げられました。きっとゆるキャラが喋る怪談話を聴くことができるのは、このイベントだけだと思います。


そしてここからは音楽ステージ!まず登場したのは「十四代目トイレの花子さん」。自ら首を切って死を選んだ少女の幽霊である彼女は、一部アイドルファンにも熱い支持を受ける存在。
今回の「やながもんナイト」が岐阜県初上陸となります。可憐な見た目の花子さんですが、ステージが始まると一変!デスボイスでパンクナンバーを歌うばかりか、「やながもん」のスタッフにチェーン攻撃を仕掛け、客席にモノを投げ入れまくる!さすがにいくつかの会場を出入り禁止になったという逸話は伊達ではありません。15分ほどのステージでしたが、インパクトは絶大でした!


続いては、シンガーソングライター、水木ノアさんが登場。ゴスペル、ハードロック、プログレなどさまざまなジャンルを経験した本格派シンガーとして活躍する傍ら、出身地の福島県で「UFO大使」を務めているという振り幅の大きさは、さすがに山口プロデューサーが招聘しただけのことがあります。ノアさんも今回が岐阜県初上陸。山口百恵「ロックンロール・ウィドウ」やオリジナルナンバー「未来ある限り」、懐かしのディスコナンバー、グロリア・ゲイナー「恋のサバイバル」など5曲を披露頂きました。


そして、「やながもんナイト」の最後を飾るのは、「やながもん」吉村代表率いるthe G Street Bandによるステージ。
ということはもちろんこの曲も演奏!


「口裂け女のブルース!」今年の「恐怖の細道」に登場した口裂け女10人全員によるスペシャルヴァージョンは、最終日の歌謡ショーに続いて2度めの披露にして、これが最後!
このイベントへの登場を最後に消滅する口裂け女たちによる、魂のステージを御覧ください。

「やながもんナイト the LAST DAY」最後の「口裂け女のブルース」

「お前たちの心の中に、私たちの存在を深く刻み込んでいてくれたら…私らはこの先もずっと、生き続けることが出来る」

ステージの最後に初代口裂け女さんの口から紡ぎだされた言葉。彼女たちはこのイベントを最後に、柳ケ瀬からも、現世からも姿を消します。
ですが、また「口裂け女に会いたい」という声があれば、また来年彼女たちに出会えるかも…知れません。

the G Street Bandによるラストナンバーは、コラボムービー「夕暮れの帰り道」主題歌でもある「さようなら」。
心なしか、口裂け女たちの目にも、光るものがあったように思えました。



今シーズンの「恐怖の細道」もまた、多くの方に愛していただけたお化け屋敷となりました。
手探りだった初年度、真価を問われた二年目、残念ながら開催を断念した三年目…そして迎えた今シーズン、「夕暮れの帰り道」は、まさに皆様の愛情に支えられて成立したお化け屋敷だったと思います。
口裂け女たちを受け入れてくれて、ファンになってくれて、ありがとう。またお会いできることを楽しみにしています。

この更新をもって、本ブログも眠りにつきます。読んでいただいた皆様にお礼を申し上げます。
そして、またお会い出来ることを願って。