岐阜 柳ケ瀬お化け屋敷「恐怖の細道」公式ブログ

山口敏太郎プロデュース!岐阜市・柳ケ瀬商店街にて開催されるお化け屋敷「恐怖の細道」の公式ブログです。

「恐怖の細道」~あの曲がり角から~開幕!オープン初日&オープニングセレモニーご報告

2016-07-29 01:58:48 | 日記

 7月23日(土)、岐阜 柳ヶ瀬お化け屋敷「恐怖の細道」~あの曲がり角から~は無事オープンを迎えることが出来ました。
柳ヶ瀬のまちおこし事業として、このお化け屋敷が生まれてから今年で5年目。今回で通算4度目の開催となります。

 今回のお化け屋敷は、これまでで最も立ち上げに苦労したと言えるかも知れません。開催自体は早い段階から決めていましたが、昨年までの過去三回で使用させていただいていた旧豊富座さんが建て替えのため使用できないため、物件探しからのスタート。Club-Gさんのご厚意により会場が決定した後も、導線設計やストーリー展開、ギミックの調整などに想定以上の時間を費やし、全てが完成したのはオープン前日の夜という状況でした。それでも我々は自信を持って言えます。「今回も、最高傑作です!」と。

 午前9時30分。オープンを目前に、全スタッフ、キャスト、アルバイトの前で吉村代表が挨拶。この夏にかける熱い思いを伝えました。

 そして「やながもん、やるぞーッ!」の掛け声で全員が結束!お客様を最高のパフォーマンスでお迎えするため、最後の準備に取り掛かります。

 10時30分、「憲ちゃんまつり」の出演を終えた美川憲一さんが会場に到着。いよいよ「恐怖の細道」のオープニングセレモニーのスタートです。

 美川さんがスタンバイしているのは、会場であるClub-Gさんの2階。隣の窓にはプロデューサー・山口敏太郎さんの姿も。

 そして、1Fには今年の「恐怖の細道」に登場する口裂け女たちが勢揃い!これから何が始まるかって?「恐怖の細道」のオープニングといえば、定番の「アレ」です。

 そう、お菓子まき!今年は美川憲一さん✕山口敏太郎さん✕口裂け女という、ここでしかあり得ないコラボレーションが実現!「お菓子まき」は東海地方の伝統として、ハレの日に行われる伝統的な風習です。集まっていただいた皆さんへの「幸せのお裾分け」という本来の意味に加え、まちおこし事業として地域色のPRをするべく、「恐怖の細道」では毎回、開幕日と最終日に開催しております。
 それにしても、美川さんのお菓子まきは実に豪快です!

 会場前の日ノ出町通りは人・人・人…。おそらく「恐怖の細道」のお菓子まき史上、最大の盛況ぶりであったと思います。ご参加いただいた皆さん、誠にありがとうございました。
 ちなみに、今回は会場設営の都合上、昨年までのようにローリングタワーからお菓子を投げる形ではありませんでしたが、今回のように2階から投げるのが「お菓子まき」の正式な形、なんだそうです。

 さあ、いよいよ「恐怖の細道」の門が開きます。今回のテープカットには美川さん、山口プロデューサー、吉村代表に加え、共催いただいた柳ケ瀬商店街振興組合連合会の林理事長、そして協賛金をいただいたJAぎふの岩佐常務にお越しいただきました。さぁ、いよいよ「恐怖の細道」第四章の開幕です!

 そして何と、最初に並んでいただいていたお客様には、美川憲一さんがインタビュー後、入口までご案内するという大サービス!かくして、「恐怖の細道」は無事オープンを迎えることが出来たのでした。

 開幕前の2日間、そしてオープニングイベントと美川憲一さんにはたいへんお世話になりました。
 この日柳ヶ瀬に舞い戻った活気を、一時の奇跡で終わらせないために、我々「やながもん」はこれからも汗を流し続けてまいります。


 そしてこの日はお祭り!ということでイベントがもう一つ。

 昨年も後半に開催して好評をいただいた「口裂け女の歌謡ショー」。今回は開幕日から開催です!

 まず登場したのは、吉村代表率いるThe G Street Band。これが初披露となる今回のテーマ曲「夕暮れの帰り道~あの曲がり角から」を演奏したあと、おなじみのあのギターリフが鳴り響くと…

 口裂け女が登場!すっかりお馴染みとなった(?)「口裂け女のブルース」を熱唱しました。

 この「口裂け女の歌謡ショー」は、週末を中心に不定期で開催予定。ショー終了後には、口裂け女たちと写真が撮れるサービスも実施します。開催予定は、公式twitter(@yanagase_obake)にて告知しますので、どうぞお見逃しなく。

 最後に、今年の「恐怖の細道」では、「アミューズメントの地産地消」というコンセプトを掲げています。
これまでも会場内のエリア構成やギミック、看板に至るまで「昭和」「岐阜」「柳ヶ瀬」にこだわって製作してまいりましたが、このコンセプトはこの要素から一歩踏み込んだものになります。

 かつて、岐阜市にはプラネタリウムがあり、遊園地があり、動物園もありました。時代の流れとともにそれらは姿を消してしまいましたが、かつては地元の子どもたちが集う「遊び場」がすぐ近くにあったのです。これは岐阜に限らず地方都市全体が抱える問題かも知れませんが、遊園地といえばディズニーランドやUSJ、買い物に行くならショッピングモールといった傾向が進むことは、その町の独自色を失うことになり、「遊びに行く」ことの敷居が高くなり過ぎないか、という危機感を私たちは感じています。

 我々は夏限定で開催する「お化け屋敷」ですが、地域の子どもたちが気軽に遊びに来られる、「地元ならではの遊び場」を目指していきたいと思っています。
そして、いつか「岐阜にはこんな面白いものがあるんだ」と言ってもらえるような存在を目指していきたいと考えています。

 色々と書きましたが、今回の「恐怖の細道」も「怖くて、楽しい」お化け屋敷であることは間違いないと思っています!
9月25日までの開催期間、長丁場になりますが皆様どうぞ宜しくお願い致します。

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美川憲一さんが再び柳ケ瀬に降臨!「憲ちゃんまつり」ご報告

2016-07-27 15:18:34 | 日記

 2014年の春。我々「やながもん」は諸般の事情により、その夏の「恐怖の細道」の開催を断念することになりました。
2012年の第一回、そして翌2013年の第二回と、着実に「柳ケ瀬の風物詩」へのステップを上っている実感があっただけに、開催断念はまさに断腸の思いでありました。

 ですが、我々の「柳ケ瀬に対して何かをしたい!」という想いには変わりありませんでした。
そこで企画したのが、当時デビュー50周年を迎えていた我々の名誉顧問・美川憲一さんを柳ケ瀬に招聘する里帰りイベント、「お帰り、憲ちゃん!お帰り、『柳ケ瀬ブルース!』」でした。

各所のご協力をいただいて運営したこのイベントは、平日開催にも関わらず、写真のように柳ケ瀬の通り全体が人で埋まるほどの大盛況となりました。


あれから2年。「柳ケ瀬ブルース」の発売から50周年を迎えたメモリアルイヤーに、再び美川さんを柳ケ瀬商店街に呼びたい!
その想いに商店街の皆さん、柳ケ瀬で活動するまちづくり団体の皆さんが呼応いただき、今回の「憲ちゃんまつり」を開催することが出来ました。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

7月23日(土)朝10:00。会場となる旧長崎屋前特設ステージは、イベント開始前からご覧の状態。写真には写っていませんが、後方の柵の後ろには道路を埋めるほどの立ち見のお客さまの姿が。
美川さん自身も「柳ヶ瀬ブルースは私の原点であり、誇り」とおっしゃっていましたが、岐阜の、柳ヶ瀬の人たちにとっても、美川さんは誇りである。それを改めて実感する光景でした。

美川さんの登場を待つ「やながもん」吉村代表と、柳ヶ瀬商店街振興組合連合会理事長の林さんも緊張が隠せません。

そして、お客様みんなでの「お帰り、憲ちゃん!」の呼び声に導かれて、美川憲一さんがステージに登場。ポスターに使用させていただいた写真と同じ、紫の衣装です。

まずは主催者を代表して、「やながもん」吉村代表がごあいさつ。想像以上のお客様のご来場に、表情も緩みます。

続いて、岐阜県の商工観光課より、古田知事から美川さんへのメッセージが届けられました。

そして、柳ヶ瀬商店街を代表して、柳商連の林理事長から美川さんへ感謝状が手渡されました。偶然にも、林理事長は「柳ヶ瀬ブルース」が発売された1966年生まれ。50年もの長い間歌い継がれてきた「柳ヶ瀬ブルース」は、まさに柳ヶ瀬の「国歌」と言えるナンバー。美川さんが柳ヶ瀬に来られるなら直接お礼を申し上げ、感謝状をお渡ししたい、との想いが実現した瞬間でした。

そして、今度は美川さんから吉村代表へ、前日の「歌とトークのチャリティショー」での「憲ちゃんオークション」の収益が手渡されました。この収益は今後、「憲ちゃん基金」として柳ヶ瀬の活性化の基金として運用されていきます。

そしてお待ちかね、美川さんによる「柳ヶ瀬ブルース」の熱唱!50年前にこの歌が生まれた場所で、変わらぬ歌声が響き渡ります。
美川さんはステージから降りて、来場いただいたお客様一人ひとりと握手を交わしながら、噛みしめるように「柳ヶ瀬ブルース」を披露いただきました。

当初、美川さんには「柳ヶ瀬ブルース」ともう一曲、とお願いをしていたのですが、お集まりいただいたお客様のリクエストに応えて、「吾妻橋で待つ女」「さそり座の女」など4曲を歌っていただく大サービス!曲に合わせて手拍子をする吉村代表も、この心意気には感極まった表情でした。ファンを大切に、そして柳ヶ瀬という場所への想い。美川さんのあたたかい人柄が成し得た奇跡に、我々「やながもん」はただただ頭が下がる思いでした。



そして、名曲「幸せになりたい」をラストナンバーに、「憲ちゃんまつり」は盛況のうちに幕を下ろしました。
美川さんは休む間も無く、今度はお化け屋敷のオープニングセレモニーに参加いただくために会場を移動。
美川さんを一目見ようとその後に続くお客様の列は、数えきれないほどでした。


「憲ちゃんまつり」にお集まりいただいたお客様は、非公式ですが数千人にのぼったとのこと。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
そして何より、私どもの思いに応えていただいた美川さんに、心より感謝を申し上げます。


美川さんと口裂け女が一緒にお菓子まき、そして美川さん自ら来場者をご案内、という光景もあった、「恐怖の細道」オープニングセレモニーについては、次回の更新でレポートします。

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今年の第一号のお客様は美川憲一さん!&7/22「歌とトークのチャリティショー」ご報告

2016-07-25 23:26:12 | 日記

 7月23日土曜日、「恐怖の細道」第四章~あの曲がり角から~は無事オープンを迎えることが出来ました。
初日からたいへん多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございます。

 そして、オープン日の23日には、我々「やながもん」の名誉顧問である、美川憲一さんが柳ケ瀬商店街に登場。発売50周年を迎えた「柳ケ瀬ブルース」を柳ケ瀬商店街で歌うメモリアルイベント、「憲ちゃんまつり」も開催され、こちらも多数のお客様にお越しいただきました。そんな、大いに盛り上がったお化け屋敷のオープニングおよび「憲ちゃんまつり」の模様は別記事にて報告させていただくとして、今回のブログではオープン前々日の21日に、今年の第一号のお客様として美川さんにご来場いただいた際のリポート、そして22日(金)に開催した「美川憲一 歌とトークのチャリティショー」の模様をお伝えします。

7月21日(木)名誉顧問・美川憲一さんご来場!

 「恐怖の細道」~あの曲がり角から~のオープンを翌々日に控えた7月21日、「やながもん」名誉顧問である美川憲一さんがお化け屋敷にご来場!吉村代表によるエッセイ「やながもんの唄」でもご紹介したとおり、美川さんは第一回の「恐怖の細道」からずっと我々を応援し続けていただいているのですが、これまでの3回の開催時はスケジュールが合わず、会場にお越しいただくことは叶いませんでした。

 今回、「憲ちゃんまつり」「歌とトークのチャリティショー」のために岐阜入りしていただく美川さんにダメ元でご来場を依頼したところ快諾をいただき、我々にとって念願のご来場が実現したのでした。

この模様は東海テレビさん「みんなのニュースONE」内で生中継されましたので、御覧頂いた方も多いのでは。
写真は美川さん、山口敏太郎プロデューサーとアナウンサーさん。お化け屋敷の看板前で柳ヶ瀬に対する思いを語っていただいた後、いよいよ美川さんが「恐怖の細道」に入場!完成ヴァージョンの「あの曲がり角から」への第一号のお客様として、お化け屋敷を体験していただきました。


 

 「お化け屋敷なんて何十年ぶり」と語る美川さんが口裂け女たちに出会った時、いったい何が起きたのか?それは番組を御覧頂いた方だけのお楽しみ。
 「恐怖の細道」には毎回、昭和の柳ケ瀬商店街をモチーフにしたエリアが存在しているのですが今回は「柳ヶ瀬ブルース」発売時、50年前の柳ヶ瀬を意識した作りになっています。
 「恐怖の細道」の特徴の一つは、毎回「昭和」「岐阜」「柳ヶ瀬」というコンセプトは維持しつつ、毎回一から会場を作っていること。今回のお化け屋敷はどんな作りになっているのか、そして「あの曲がり角」から何が姿を見せるのか?ぜひ、会場に足を運んで確かめてみてください。

 

7月22日(金)「美川憲一 歌とトークのチャリティショー」


 そして翌日22日(金)は、グランヴェール岐山さんにて「美川憲一 歌とトークのチャリティショー」を開催しました。220人収容の会場は満員状態!今回、美川憲一さんを招聘するにあたり、我々が掲げたテーマは「歌と街の50年ものがたり」というもの。「デビューした頃から応援している」というご年配の方、柳ヶ瀬のために一肌脱いでくださった美川さんにお礼をしたい、と集まってくれた若い世代の方。さまざまな世代の方を惹きつける、美川さんの魅力、歌の魅力を目の当たりにしました。

 この日のステージは、美川さんの歌とトークを楽しんでいただく第一部と、まちおこしのためのチャリティオークション「憲ちゃんオークション」の二部構成で行われました。午後8時、ステージに美川憲一さんが登場。往年のヒット曲「さそり座の女」から新曲「吾妻橋で待つ女」まで、メドレーを含めて10曲以上のナンバーをご披露いただきました。MCの際は、ステージから降りて集まっていただいたお客さま一人ひとりと握手を交わす場面も。

 そしてもちろん、発売から50周年を迎えた「柳ヶ瀬ブルース」も!美川さんは長野県の出身なのですが、「美川」という芸名は当時のマネージャーが岐阜県を流れる長良川・揖斐川・木曽川の三つの清流から名付けたものであるということ、そしてデビュー当時は青春歌謡路線だった美川さんが、初めてムード歌謡に挑戦し、その結果大ヒットとなったのがこの「柳ヶ瀬ブルース」であることと、岐阜とは不思議な縁があります。「私にとって、岐阜は故郷みたいなものよ」という美川さんの言葉に、目頭を押さえるご婦人の姿もありました。

 続いての第二部冒頭では、「やながもん」代表の吉村が主催者を代表してご挨拶。美川さんを交えて、「柳ヶ瀬ブルース」50周年記念イベントを開催した経緯、そして「恐怖の細道」と美川さんとの関わりについて語りました。

「時々、なぜお化け屋敷の製作委員会が美川さんを呼ぶのか?と聞かれることがあります。我々を応援していただいている美川さんの心意気に応えたい、という理由がまず一つあります。そして、我々「やながもん」は元々柳ヶ瀬のまちおこしを目的として立ち上がった団体であり、まちおこしの手法として「お化け屋敷」という方法を選択しているということ。美川さんの「柳ヶ瀬ブルース」がこの次の50年も歌い継がれるように、柳ヶ瀬を盛り上げるために今回のイベントを開催しました」

 そして、この後行われるオークションの収益は、柳ヶ瀬の次の50年に向けたまちおこし基金「憲ちゃん基金」として使われることが吉村代表から発表されました。

 さて、いよいよオークションがスタート。柳ヶ瀬商店街振興組合理事長の林さんは、愛用のティーセットをご出品。

 そして、何と出品者として「恐怖の細道」の口裂け女が登場する一幕も。何と愛用の赤いコートを出品!無事落札されましたが、コートを失った口裂け女はこれからどうするのでしょう…?

 今回の目玉商品・柳ヶ瀬画廊の市川オーナーご提供の、熊谷守一の版画2点!売価ウン十万円の貴重な品をご出品いただきました。

 そして、真打ちは何と、美川さんご自身の愛用品の数々!写真のバッグをはじめ、ストールやキーホルダーなど、全部で7点ものアイテムをご出品いただきました。誠にありがとうございます。
「憲ちゃんオークション」は盛況のうちに幕を下ろし、総額40数万円の収益が集まりました。落札いただいた皆様、心より御礼を申し上げます。

ショー終了後、お客さまから「憲ちゃんに会えて嬉しかった」「また来年も呼んで欲しい」など、嬉しい声を多数いただきました。最後に「やながもん」のメンバーと美川さんで記念写真。美川さんの心意気に応えるべく、私たちはこれからも柳ヶ瀬のために汗を流し続けていきます。

翌23日に開催された「憲ちゃんまつり」、そして美川さんと口裂け女が並んでお菓子まきを行った「恐怖の細道」オープニングセレモニーの模様は、別記事にてアップします。

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【特別編】やながもんの唄 美川憲一さん編

2016-07-15 16:20:49 | 日記

やながもんの唄
~美川憲一さん編~

 

 

 美川憲一さんは、僕たち「やながもん」の名誉顧問だ。
毎年、お化け屋敷を開催するにあたってあたたかい応援メッセージをくれる優しい人だ。

 

 僕は、この柳ケ瀬のお化け屋敷の物語が始まる時から、彼(?)のことを考えていた。
『柳ケ瀬』って言ったら美川さんじゃん!って。
 美川さんの歌う「柳ケ瀬ブルース」は、賑やかであった頃の柳ケ瀬の行進曲であり、寂しくなった時の応援歌でもある。柳ケ瀬を国に例えるなら、「国歌」と言ってもいい。

 今年、2016年は「柳ケ瀬ブルース」発売50周年のメモリアルイヤーだ。この曲は良い時も良くない時も柳ケ瀬を励まし慰めた、そんな曲なのだ。

 

 3月のある日、ある新聞記者が僕を訪ねてくれた。柳ケ瀬ブルース発売50周年の記念記事を書くにあたって、2014年に僕らが企画・運営した美川さんのデビュー50周年イベント「お帰り、憲ちゃん!お帰り、柳ケ瀬ブルース!」について話を聞きたいとの事だった。

 

 僕が一通り話し終えた後、その記者さんはこう呟いた。

「発売50周年、こんなチャンスになぜ、市も街も何もしないのでしょうね?」

 思わず言葉に詰まった。僕は「それは…諸事情あると思いますから……」と返すのが精一杯だった。彼は僕の目を見てこう続けた。「美川さん、寂しいと思いますよ」と…。
美川さんは僕らのお化け屋敷の恩人……そして、この街の恩人。彼(?)の寂しげな顔が目に浮かぶようで、とても切ない気持ちになった。

 数日後、この時の取材内容が新聞記事になった。記事の中で美川さんはこう語っていた。
「この歌は一生歌手をやっていく中で一番の歌だと思います。ほんとうに柳ケ瀬があっての私ですから。」と。僕は切なさと申し訳無さで、押しつぶされそうな気分になった…。


 発売日の4月1日。何も起きないこの街の外れのスナックで、僕は一人「柳ケ瀬ブルース」を歌い続けた。

  今だから言えることだが、2014年の「お帰り、憲ちゃん!」のイベントは諸事情によってお化け屋敷の開催が叶わなかったことに対する償いの意味も込めて開催したものだった。だが、今年は既に僕たちはお化け屋敷の開催を決めていた。「やながもん」の構成メンバーは決して多くない。お化け屋敷の開催準備に向けて大変になっていく中、並行して美川さんのイベントを開催することが果たして可能なのか。だが、発売50周年のメモリアルイヤーは今年だけ…。

 僕は腹を決めた。やはり、このメモリアルイヤーに美川憲一さんを柳ケ瀬に呼びたい!
「この夏、発売50周年を記念して、もう一度柳ケ瀬で、柳ヶ瀬ブルースを歌って下さい」

 4月の終わり、僕は美川さんに手紙を送った。


 果たして、美川さんはこの急なお願いを承諾してくれた!
美川さんの「柳ヶ瀬ブルース」を、我が心の柳ヶ瀬でまた聴くことが出来る!加えて、僕らのお化け屋敷のオープニングセレモニーにもご出席いただける!というビッグなおまけも付いてきた。

 

 想いは叶う!強く願えば想いは通じる!!
また美川さんは僕たちに大きな感動と希望をくれた。本当に有難いことだ。

 

 今回のテーマは、

「おめでとう憲ちゃん!おめでとう『柳ケ瀬ブルース』~歌と街の50年物語~」。

 お互いしぶとく生き抜いてきた事を讃え合い、更なる50年に向けてstartしよう!という想いを込めて付けたテーマだ。

 この夏、また美川さんに逢える……僕たちの街『The柳ケ瀬』で『The柳ヶ瀬ブルース』が聴ける……幸せだ!
僕は男前(?)な美川さんに心からの感謝と、ただの民間任意団体でありながらチャレンジし続ける『やながもん』を誇りに思うのです。

 7月23日の朝10時。再び美川憲一さんが柳ケ瀬商店街に帰ってきます。
みんなで祝って下さい、僕らの美川憲一さんを!


 



【美川憲一さんイベント情報】


「美川憲一 歌とトークのチャリティショー」
7月22日(金)グランヴェール岐山 18:00食事開始/19:30開演
料金:お一人様¥12,000

 食事を楽しんでいただいた後、美川さんの歌とトークを堪能いただけるイベントです。美川さんや口裂け女の愛用品が登場するチャリティオークションも開催!?

 お問い合わせ先:柳ケ瀬商店街振興組合連合会事務局 058-262-6261

「憲ちゃんまつり」
7月23日(土)旧長崎屋前特設ステージ 10:00~  観覧無料

 「柳ヶ瀬ブルース」発売以降、常に柳ケ瀬商店街を気にかけていただいた美川さん。50年分の思いを込めて、柳ヶ瀬商店街の特設ステージで「柳ヶ瀬ブルース」を歌います!この記念すべき日を、多くの人で盛り上げましょう!観覧無料です。

「恐怖の細道」~あの曲がり角から~オープニングセレモニー
7月23日(土)「恐怖の細道」会場(Club-G 1F) 「憲ちゃんまつり」終了後  観覧無料

 「憲ちゃんまつり」終了後、「恐怖の細道」~あの曲がり角から~のオープニングセレモニーを開催いたします。今年のオープニングセレモニーには、「やながもん」特別顧問である美川憲一さんも参加!テープカットに続いては、美川さんも参加して、恒例の「お菓子まき」も開催!そして、先日の「口裂け女オーディション」の合格者を含め、今年の「恐怖の細道」に登場する口裂け女も勢揃いします!ご期待下 さい。


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柳ケ瀬の新たな黒いアイドル誕生!「口裂け女オーディション」レポート

2016-07-08 00:37:13 | 日記

2016年7月2日(土)、今年度の新たな口裂け女役候補を選出する「口裂け女オーディション」を開催しました。
この「口裂け女オーディション」は、2013年開催の「あの夏の忘れもの」開催時に第1回を開催して以降、すっかり「恐怖の細道」の定番となったイベント。

今回は今年度の「恐怖の細道」~あの曲がり角から~の会場の2Fにあるライブハウス、club-Gさん2Fのイベントホールをお借りしての開催となりました。

今回のイベントMCは、昨年の「口裂け女の歌謡ショー」でも何度かMCを担当していた、口裂け「舞」。なのですが・・・
「新しい口裂け女が選ばれるってことは、古い口裂け女は要らないってこと!?」
「このオーディション、中止にしませんか!?」
と、のっけから切実(?)なアピール。・・・当然ながら彼女のアピールは受け入れられることなく、オーディションがスタート。

まずは前日の「夜空カフェ」に引き続き、「やながもん」代表・吉村率いるthe G Street Bandが登場。
そして、お馴染みの「口裂け女のブルース」のリフが聞こえて来ると…

やっぱり来ました、初代・口裂け女!会場後方から現れた口裂け女さんは、ひとしきり来場者の皆さんを追いかけ回したあと、

ステージに登って吉村代表からマイクを強奪!「口裂け女のブルース」を熱唱しました。どうやら昨年のオーディション同様、審査員を務めるために姿を表した模様です。

さて、いよいよオーディションがスタート!

エントリーNo.1・武藤百花(ももか)さん。大学生である彼女は、高校生1年の時に「恐怖の細道」を訪れた際、現れた口裂け女を「可愛い」と思ったことが応募のきっかけ。ずっと口裂け女役をやりたくて、応募条件である18歳になったので念願叶ってエントリーしたとのこと。もし合格したら「岐阜県じゅうの人を震え上がらせてみせます!」と力強い言葉も。

自己PRでは得意のカラオケで「津軽海峡冬景色」を熱唱!続いて披露いただいた口裂け女の演技もなかなかの迫力でした。

 

エントリーNo.2・メーガン・バーネットさん。「口裂け女オーディション」史上初の、外国籍の挑戦者です。5年前にアメリカから日本にやって来た彼女は、日本のホラー映画が大好き。ドローイングなどのアーティストとしても活動しているバーネットさんの作品には、口裂け女を描いたものもあるとか。応募のきっかけは、昨年の「恐怖の細道」に来場し、「超コワイけど、楽しい」と思ったからとのこと。

自己PRでは、彼女自身の考える「お化け」を表現していただきました。長身を活かしたダイナミックな動きと鋭い眼光は大迫力!

 

エントリーNo.3・rikoさん。バンドのヴォーカリストとして活動している彼女は、小さな頃からオカルトが大好きであるとともに、これまで色々なまちおこし活動に関わってきたという経歴の持ち主。欧米のゾンビ的な映画より、悲しみを背負った日本製のホラーが好きと語るこだわり派。今回、柳ケ瀬を盛り上げたいという思いでオーディションに応募いただきました。

ヴォーカリストである彼女が自己PRに選んだのは「天城越え」!。迫力たっぷりの「あなたを殺していいですか」のフレーズには、審査員も戦慄が走ったとか。

 

エントリーNo.4・川村梨華さん。大学でチアリーディング部に所属しているという彼女は、「岐阜美少女図鑑」のモデルさんでもあります。元気と笑顔は誰にも負けません!と語る彼女が今回応募したのは、美少女図鑑のモデルとして活動していく中で、まちおこし活動に関わりたい!という思いが強くなってきたから。「口裂け女として、地域の皆さんの思い出の一部になりたい」と抱負を述べてくれました。

そんな彼女の自己PRは、チアの経歴を活かしたダンス!

なぜか、MCの口裂け「舞」も一緒に踊る一幕も。


以上、個性的な4人が今回のオーディションにエントリーしてくれました。
本来ならば、ここで選考に移る予定でしたが、「もっと演技が見たい!」という審査員からの要望があり、急遽追加で演技披露をいただく事に。

お題は「特別審査員の中沢健さんを脅かす!」

というわけで、今回の特別審査員としてご参加いただいた小説家・脚本家の中沢健さんがステージ上に呼ばれ、4人の候補者たちに脅かされることに・・・
追い詰めるように脅かす人あり、耳元でささやくように脅かす人あり・・・ここでも4人の候補者の個性が爆発しました。

ここで選考タイム。実は追加演技をしていただいたのは、全員が甲乙付け難くもう少し判断材料が欲しかったから。
来場者の皆さんの投票結果も加味しながら、慎重にグランプリ獲得者を検討していきます。この時ばかりは、さすがの初代口裂け女さんも神妙な面持ち?


そして、グランプリに選ばれたのは…

 

今年の「口裂け女オーディション」グランプリは、エントリーNo.3のrikoさんに決定!優勝賞品として、初代口裂け女さんからトレンチコートが授与されました。おめでとうございます。

そしてもう一人、エントリーNo.2のバーネットさんに審査員特別賞が授与されました。

そして、惜しくも受賞は逃したものの、No.1の武藤さん、No.4の川村さんも口裂け女として採用が決定!
エントリーした4人全員が合格となりました。

合格した4人と初代口裂け女・MC口裂け舞の集合写真。これから彼女たちは、どんな「口裂け女」になっていくのでしょうか。

私たち、キレイ・・・?

いよいよ、「恐怖の細道」第四弾「あの曲がり角から」の開幕まで残り半月!
ぜひ、口裂け女として生まれ変わった(?)彼女たちの活躍を、見に来てくださいね。

 

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