やながもんの唄 やながもん編
10月も半ばとなり随分と涼しくなってきた。秋になったという実感とともに、少しづつ夏を振り返る余裕と、「やながもん」の仲間たちに対する切ない感情が湧いてきた・・・。
この機会に書いておこうと思った。いささか内輪向けの内容にはなるが、お付き合いいただければ幸いである。
偏屈な私は安易に『仲間』という表現を使わない、しかし悔しいけれども「やながもん」は仲間だと言わざるをえない。
2012年。元気を失った街で『お化け屋敷』をヤル!という荒唐無稽な私の誇大妄想に対して付き合ってくれた人たち・・・それが「やながもん」の始まりだった。私にとって『仲間』とは何かを成す目的に対して、共に汗を流し艱難辛苦や歓喜の瞬間を共有した人の集いを言っている。まさに私たちは、2012年から本年2016年まで共に泣き、笑い、時に言い争いながらも歩んできた年月がある。
「順風に奢らず逆風に腐らず」
私のモットーとしている言葉である。思い返せば「やながもん」の絆は逆風の時にこそ強かったと振り返る。初年度の開催に漕ぎ着けるまでの苦労であったり、心ならずも開催を断念した事だったり、あるいは予定していた会場に急遽使用を断られたり・・・だがしかし、私たちはお互いを励まし支え合いながら夢を追いかけてきた。そう、まぎれもなく『仲間』なのだ。
性別も年齢も職業も様々な私たち「やながもん」ではあるが、みんなの成功と幸せを心から願っている。そしてゴールの見えないこのチャレンジがいつか実を結び花開くことを願っている。
ありがとう、またがんばろうね!「やながもん」たちへ
代表 吉村 輝昭
「恐怖の細道」やながもん音楽祭~魂コガシテが聞こえる