先日「恐怖の細道」の会場であるドン・キホーテ柳ケ瀬店様の入口にお目見えした口裂け女の巨大フラッグ。皆さんもうご覧いただけましたでしょうか?
実はこのフラッグ、構想からわずか3日で作り上げられたものなんです。しかもロゴ部分を除いては全て手描き。今回は、この口裂け女フラッグの制作秘話をお届けします。
「恐怖の細道~消えた子どもたち~」は、これまでの商店街の空き店舗で開催するスタイルではなく、ドン・キホーテ柳ケ瀬店様の7Fテナントスペースをお借りして開催しているのですが、開幕してからも「どこでやっているのか分からない」という声を多くいただいておりました。これではいけない!ということで急きょフラッグを製作することになりました。
ですが、フラッグを取り付けよう!という話が決まったのが木曜日。出来れば来客の見込める土曜日の朝までには取り付けを完了したい!しかし、印刷でのフラッグ製作ではそこまでに間に合わない…!
ということで、急きょこの方をお呼びしてフラッグ制作をお願いすることになりました。
漫画家のゆあさ みきさん。かつて柳ケ瀬商店街の名物キャラクターだった「やなな」のキャラクターデザインを手掛けたことで知られるゆあささんは、過去の「恐怖の細道」にも協力していただいておりました。「恐怖の細道」の人気グッズである缶バッチのイラストも、実はゆあささんの手によるもの。
時間がない中、わずか一日で原画を描いてきていただいたゆあささん。しかし、残り一日でこの巨大フラッグを完成させなければなりません。…果たして間に合うのか?
冷房の効かない空き部屋で、一人黙々と巨大フラッグに挑むゆあささん。その姿はまるで巨大な半紙に挑む書家の如く。
その傍らで、ポールを通す部分の縫製作業を行うのは、お化け屋敷の案内役でお馴染みの佐古さん。この時、お化け屋敷は通常営業中。残りのスタッフで運営を担当する中、二人の静かで真剣な時間が流れていきます。
完成形が見えてきました。ここまでの工程は、わずか半日。
無茶なお願いを、ここまで見事な形にしていただいたゆあささんには、本当に頭が下がります。
無茶なお願いを、ここまで見事な形にしていただいたゆあささんには、本当に頭が下がります。
最後の仕上げ作業には、吉村代表も参加。最終的には、お化け屋敷に遊びに来てくれていた常連さんにも手伝っていただき、とうとうフラッグが完成しました!
口裂け女たちも大喜び?のようです。
そして翌朝。
ここからは男たちの仕事。高所作業車を用意して、いよいよフラッグの取り付けです。(作業にあたり、自転車の移動などご協力いただいたお客様、ありがとうございました)
吉村代表自ら作業車に乗り込み、取り付け作業が完了。このフラッグが、新たな「恐怖の細道」の顔となります。
「恐怖の細道」にお越しの際は、ぜひこのフラッグを目印にして下さいね。
会場へはドン・キホーテ様1Fよりエレベーターで7Fまでお越しください。エスカレーターではたどり着けませんのでご注意ください。
今回のフラッグ製作にはゆあささんをはじめ、多くの方のお力をお借りしました。心より感謝を申し上げます!誠にありがとうございました。
会場へはドン・キホーテ様1Fよりエレベーターで7Fまでお越しください。エスカレーターではたどり着けませんのでご注意ください。
今回のフラッグ製作にはゆあささんをはじめ、多くの方のお力をお借りしました。心より感謝を申し上げます!誠にありがとうございました。
さて。実は「恐怖の細道」にあるゆあささんの作品はこれだけではありません。
お化け屋敷エントランスの名物撮影スポット?口裂け大明神の脇に展示されているこの絵も、ゆあささんの手によるもの。2015年開催「夕暮れの帰り道」の際に描いていただいた看板です。ぜひ、この看板の前で来場の記念に写真を撮ってくださいね。受付スタッフにお声掛けいただければ、喜んでシャッターを押させていただきます。運が良ければ、口裂け女たちと一緒に写真が撮れるかも…?撮った写真はSNS等に拡散いただけると、とても嬉しいです。その際はハッシュタグ「#恐怖の細道」をお忘れなく。