5・6時間目に、5年生が「走り方教室」を行いました。
講師の先生は、陸上で活躍されてきた東大和市出身の方でした。(七小・四中出身)
走り幅跳びでは、日本選手権で優勝されました。
※自己最高記録は、6m41cmだそうです。分かりやすくすると、教室の縦(前の黒板から後ろの壁まで)を跳び越すという感じです。)
100mハードル走では、日本記録を6年間保持されていました。
※自己記録は、13秒36だそうです。
最初に、「今日の授業は、話をよく聞いて、考えて、体に命令する訓練です。今日習ったことを繰り返し練習することが、とても大切です。」と話されました。
次に、速く走るために大事なことについて話されました。「一歩を大きくすること」「足の回転を速くすること」が出ました。
準備運動は、なぜそこを伸ばすのか等を説明しながら、丁寧に行いました。
力を抜いて、両手を振る練習をしました。両手に生卵を持っている感覚で、手を振りました。
なるべく高く跳ぶようにしてスキップをしました。
先生は、「できるできないではなく、やろうとする姿勢が大切です。」と言われていました。
今度は、前に行く感じでスキップしました。
途中までスキップし、途中からかけ足で走りました。
その場で、もも上げをしました。
次に、もも上げをしてから、合図で走り出しました。
今度は、その場で速い足踏みをしました。
先生は、何度も「集中して、合図を聞いてください。」と言われました。最初は「はじめ」「止め」の合図があっても、全体的にバラバラしていましたが、みんなが集中し始めると、先生の合図で足踏みしたり止めたりが、とてもキビキビできるようになりました。「これだけ集中してできる学校は、そんなにないです。」と誉めていただきました。
速いかけ足の後、先生の合図でスタートしました。
前に体を倒してからのスタートもしました。
速く走ることだけを意識してしまうとフォームが乱れることも教えてくださいました。
体のバランスをとる練習をしました。
今日習ったことを意識して全力で走りました。先生は、「一歩一歩を感じながら走ってください。」と話されていました。
整理運動をしました。
最後に、「今日は走り方のコツでしたが、これと同じことは、みなさんの周りにたくさんあります。勉強も、同じです。いろいろな場面で、しっかり話を聞き、自分で考え、繰り返し練習することをしていってください。」と話されました。みんなの聞く姿勢が、とても良いと思いました。
お礼を言いました。
帰りに、校長室で少し話をさせていただきました。先生は、「今日の5年生は、本当にしっかり話を聞くことができていて、行動もテキパキしていました。今年も多くの学校で指導をしていますが、これだけ前向きに参加できた学校はありませんでした。子供たちが、真剣に聞いてくれるので、ついつい話に熱が入ってしまいました。」と話されていました。とても、うれしい言葉でした。