先日のウミユリに近い仲間のウミシダ類を今回はピックアップ。
棘皮動物に分類され、瀬戸内海の浅瀬でも見つけることのできる種です。
ホンダワラなどの海草の生えるガラ藻場でよく見かけます。
これはニッポンウミシダ(Oxycomanthus japonicus)
ウミシダ類は外見からの分類が大変難しいらしく、体色の変化も大きいそうです。
羽枝の先端が黄色いものはニッポンウミシダの特徴だそうですから、たぶん間違いないと思います。
裏返してみるとこんな感じ。
足のようなものがたくさん生えていますが、これが巻枝と呼ばれる部分で、この部位を使って歩きます。
これは多分オオウミシダ(Tropiometra afra macrodiscus)
腕が10本なのでそう分類しています。間違っているかもしれません。
ニッポンウミシダより大きめのサイズです。
採集するときはなるべく羽枝を触らないようにして岩などから剥がします。
羽枝は粘液を出しているためかベタベタしていて、軍手などに絡みつきやすいため、
採集したら海水ごとビニール袋に入れます。ジップロックなどが重宝します。
水槽に入れておくとボリュームもあって中々見ごたえがあるのですが、
気に入らない環境下だと腕が自切してポロポロと羽枝が落ちていきます。
餌は海水中のプランクトンなどを羽枝で集めて中央の口で食べるため、
飼育中はサンゴ用の餌をスポイトで吹き付けてやります。
市販されているコペポーダを粉上にしたものなどが良いそうです。
ちなみに、東京大学の三崎臨海実験所はニッポンウミシダの人工繁殖に成功しており、
要望があれば研究・教育用に限りほぼ実費のみで販売しています。
棘皮動物に分類され、瀬戸内海の浅瀬でも見つけることのできる種です。
ホンダワラなどの海草の生えるガラ藻場でよく見かけます。
これはニッポンウミシダ(Oxycomanthus japonicus)
ウミシダ類は外見からの分類が大変難しいらしく、体色の変化も大きいそうです。
羽枝の先端が黄色いものはニッポンウミシダの特徴だそうですから、たぶん間違いないと思います。
裏返してみるとこんな感じ。
足のようなものがたくさん生えていますが、これが巻枝と呼ばれる部分で、この部位を使って歩きます。
これは多分オオウミシダ(Tropiometra afra macrodiscus)
腕が10本なのでそう分類しています。間違っているかもしれません。
ニッポンウミシダより大きめのサイズです。
採集するときはなるべく羽枝を触らないようにして岩などから剥がします。
羽枝は粘液を出しているためかベタベタしていて、軍手などに絡みつきやすいため、
採集したら海水ごとビニール袋に入れます。ジップロックなどが重宝します。
水槽に入れておくとボリュームもあって中々見ごたえがあるのですが、
気に入らない環境下だと腕が自切してポロポロと羽枝が落ちていきます。
餌は海水中のプランクトンなどを羽枝で集めて中央の口で食べるため、
飼育中はサンゴ用の餌をスポイトで吹き付けてやります。
市販されているコペポーダを粉上にしたものなどが良いそうです。
ちなみに、東京大学の三崎臨海実験所はニッポンウミシダの人工繁殖に成功しており、
要望があれば研究・教育用に限りほぼ実費のみで販売しています。