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アサギマダラの里😐😐😐フジバカマにアサギマダラが飛来し始めた

2021-09-17 12:00:00 | 四季

上伊那郡宮田村の「フジバカマ」が広がる「アサギマダラの里」に、長距離を移動するチョウとして知られる「アサギマダラ」が飛来し始めている。「ヒョウモンチョウ」や「ジャノメチョウ」なども飛来して、遠慮がちに「フジバカマ」のご相伴にあずかっている。



 ❖ アサギマダラ 
青緑色の古称「浅葱」に由来するやや大型のチョウは、生態調査のため捕獲場所などを羽に記して再び放つ「マーキング調査」が1980(昭和55)年代から始まっていると言うが、和歌山県から香港まで移動した個体や、宮田村から沖縄県まで移動した個体が確認されているという。

 ❖ ヒョウモンチョウ 
その名のとおり黄色の地に黒い斑点が並んだ豹柄模様の翅を持つものが多く、山麓の乾燥した明るい草原に生息するが、生息条件の悪化で個体数の減少が著しいという。

 ❖ ジャノメチョウ 
翅は表裏ともに一様に茶褐色で、前翅に2つ・後翅に1つの蛇の目状の眼状紋をもっていることからこの名を持つ地味なチョウだ。都市部郊外から山間部まで、分布が広く個体数も多いという。

 ❖ フジバカマ 
万葉集にも歌われる古くから親しまれてきた多年草で、夏の終わりから秋のはじめに花を咲かせる秋の七草の一つ。藤色の花弁が袴のような形であることから、「藤袴」の名が生まれたと言われる。日当たりのよいやや湿った河原の堤防や草地に自生するが、護岸工事によって激減しているという。


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