今日で今年も半分が経過したが年後半はどうなるかまだまだ不透明。
松本清張著「神と野獣の日」(角川文庫)を読む。著者が初めてSFに挑戦した作品。
https://www.kadokawa.co.jp/product/200801000447/
初出は1963年でキューバ危機等世界的な冷戦が深刻化していた中で書かれた作品である。某国が誤って水爆を東京に向けて複数発射してしまい、迎撃も不可能で水爆到着まで1時間以内という状況下での様々な人間の行動を描いている。
https://bookmeter.com/books/495303
数十年前、上京して予備校に通っていた時に読んだことがあったが、映画「シンゴジラ」を観てこの作品のことを思い出した。
そしてテロ・震災・大災害・パンデミックに次々に襲われる今の日本を半世紀以上も前に「核兵器攻撃」という形でリアルに描いていた著者の筆力に改めて驚く。
アマゾンで文庫初版本を手に入れたが、当時のこの本の価格は160円、茶色に変色したページを括りながら高円寺で過ごした浪人生の頃を思い出していた。清張ファンはお試しを。
で、これを聴く。
https://www.youtube.com/watch?v=9U36Z-gHJHA
松本清張著「神と野獣の日」(角川文庫)を読む。著者が初めてSFに挑戦した作品。
https://www.kadokawa.co.jp/product/200801000447/
初出は1963年でキューバ危機等世界的な冷戦が深刻化していた中で書かれた作品である。某国が誤って水爆を東京に向けて複数発射してしまい、迎撃も不可能で水爆到着まで1時間以内という状況下での様々な人間の行動を描いている。
https://bookmeter.com/books/495303
数十年前、上京して予備校に通っていた時に読んだことがあったが、映画「シンゴジラ」を観てこの作品のことを思い出した。
そしてテロ・震災・大災害・パンデミックに次々に襲われる今の日本を半世紀以上も前に「核兵器攻撃」という形でリアルに描いていた著者の筆力に改めて驚く。
アマゾンで文庫初版本を手に入れたが、当時のこの本の価格は160円、茶色に変色したページを括りながら高円寺で過ごした浪人生の頃を思い出していた。清張ファンはお試しを。
で、これを聴く。
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