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山中日記

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2013年1月30日 ケインズ

2013-01-31 06:59:00 | ノンジャンル
高橋伸彰著「ケインズはこう言った」(NHK出版新書)を読む。「ケインズ経済学」を紹介した作品だが、単なる入門書ではなく、「ケインズなら、今の日本経済にどのような処方箋を書くか?」という視点が特徴だ。

理論よりも問題解決を重視し、形式は「専門書」でも内容は「時評」で、精密な論理よりも日常の言葉で語られ、財政政策は脇役で、物価安定と雇用安定が主役、というケインズの経済学の本質がわかりやすく解説されている。

著者とは僕が米国駐在していた頃からの知り合いであるが、「日本」を思う気持ちが溢れるこの作品からは、著者の鋭い視点と深い見識を読み取ることができる。関心のある方はお試しを。
http://www.nhk-book.co.jp/engei/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00883862012

リーマンブラザーズの破綻の裏舞台を描いた映画の予告編を観る。そっくりさん的な配役と事実に近い内容だと聞いたが如何だろうか。HBO制作だから、米国のCATVじゃないと観られないかなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=lBVUSViB6DI

2013年1月28日 スモッグ

2013-01-29 00:58:00 | ノンジャンル
明日から来月初めにかけて、中国の汚染スモッグが日本に飛来すると言われているが、どの程度のものなのだろう。特に西日本への影響が懸念されるそうだが、首都圏はどうなんだろう。できれば外出は控えたい。
http://www.youtube.com/watch?v=p54gUv82bWQ

といいながらミッシェル・ポルナレフのこの曲を聴く。昔パリへ出張した時に、同地にあるラーメン屋に流れるこの曲を聴いて、思わず口ずさんでしまったことを思い出す。
http://www.youtube.com/watch?v=Rasjk8GIpZM

2013年1月26日 エーグル

2013-01-26 20:57:00 | ノンジャンル
フルートのレッスンの帰りに、「エーグル・ドゥース」でケーキを買って帰る。最近この店には男のお客さんが多くなっているように思う。東京中のスイーツ好きが集まってくるこの店で、季節限定のケーキを買うのは楽しい。美味しいのに軽くてもたれない、シャンティフレーズ、トルシェオマロン、ガレットデロワ等のショートケーキ、焼き菓子、マカロン、どれもみんな美味しい。是非お試しを。
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130502/13005641/

電車に乗ってケーキを大事に持ち帰りながら、サカナクションを聴く。イアフォンを通してFMから流れてくる彼らの新曲「ミュージック」がずっと耳に残る。
http://www.jvcmusic.co.jp/sakanaction/music/

このバンドは高いサウンドクオリティを維持し続けているなあ。家で濃い紅茶を入れてケーキを食べながら、彼らのこの曲をヴォリュームを上げて聴く。
http://www.youtube.com/watch?v=tZbXHt3xPr8

2013年1月25日 アベノミックス

2013-01-26 12:07:00 | ノンジャンル
知り合いのサイトに、安倍政権の経済政策、いわゆる「アベノミックス」を題材にした漫才ネタが二つ載っていた。どちらがいいかな。

「景気よくするために、お好み焼きぎょうさん食うてきたで」

「なんでお好み焼き食うたら景気が良くなるんや」

「僕が行ったのは阿倍野の店やで。阿倍野でミックス注文したからアベノミックスや」

「それでアベノミックスの効果はどないやねん」

「粉ものだけに、吹けば飛ぶようやったわ」



「景気よくするために、お好み焼きぎょうさん食うてきたで」

「なんでお好み焼き食うたら景気が良くなるんや」

「僕が行ったのは阿倍野の店やで。阿倍野でミックス注文したからアベノミックスや」

「それでアベノミックスの効果はどないやねん」

「お好み焼きだけに、コテ先で終わってしもうたわ」


うーむ。ということで全く関係ないけどスティングのこの曲を聴く。
http://www.youtube.com/watch?v=PeKE2Z-9HVM

2013年1月23日 Spring

2013-01-23 22:10:00 | ノンジャンル
寒い寒いといいながら夜道を帰ってくると、春はまだはるか彼方のことのように思える。そんな夜は、ビル・エヴァンスの最高傑作といわれる「You Must Believe In Spring」(1977年録音)を聴く。まさにエヴァンスの音楽の到達点と言えるアルバムだ。特に録音面では、この作品からワーナー・ブラザーズに移籍したことて、エヴァンスのタッチや音色が理想的な状態でテープに刻まれている。

この作品の素晴らしさは、エヴァンスの音楽の世界をすべて体現した「コンセプト・アルバム」になっていることである。そしてここでは、ベースのエディ・ゴメスもドラムスのエリオット・ジグムンドの存在も匿名的になり、ピアノトリオ全体がビル・エヴァンスのサウンドになっているのだ。エヴァンスが48歳にして到達した究極の表現がここにあるのだ。

リバーサイド・レーベルの作品群も素晴らしいが、このアルバムを聴いていないということは、エヴァンスを聴いていないこと、といっても過言ではない。3年後、51歳で亡くなった彼の晩年の名演を。是非聴いて頂きたい。
http://www.youtube.com/watch?v=8ySz0C3f9CY