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山中日記

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2007年10月12日 うーむ

2007-10-13 01:53:07 | ノンジャンル
忙しい日が続いてあっという間に週末になってしまった。少しお休みが必要かなあ、といいつつ深夜に新宿郵便局へ行く。凄いなあ<ゆうゆう窓口>を使えば24時間郵便物の引き受けや切手・ハガキ等の購入ができるんだ。ということは、郵便局の椅子に座って手紙を書いていたら、マンガ喫茶のように一夜を過ごすことができるのか。うーむ、郵便喫茶か。同局では深夜でも開いている窓口に長蛇の列ができていた。ビジネスマン、外人旅行客、若い女性グループ、オミズ系等々様々な人たちが並んでいた。真面目にカフェでも設置すれば繁盛しそうだ。今月1日に完全民営化した日本郵政の社員は、思った以上に丁寧に対応してくれた。煌々と照明が点いた郵便局を何となくいい気分で出て家路についた。

オムニバスアルバム「FINE」を聴く。60~80年代の洋楽ポップスでテレビのCMなんかに使われた曲を集めた作品だ。「ジェシーズ・ガール」(リック・スプリングフィールド)、「ふたりだけのデート」(ベイ・シティ・ローラーズ)「渚の誓い」(エア・サプライ)なんかが甘酸っぱいなあ。週末聴きながら走ろっと。

2007年10月8日 村上

2007-10-08 22:26:58 | ノンジャンル
内田樹著「村上春樹にご用心」(アルテス)を読む。最近<村上春樹>便乗本は山ほど出版されているが、内田氏のこの本は「なぜ村上春樹は世界中で読まれているのか?」と言う素直な疑問(でも日本の文芸評論家はまず取り上げない)を正面から捉えている。村上春樹を題材にしながら、いつも通り著者の「腑に落ちる論理」が展開されていてすぐに読みきってしまった。翻訳に関する興味深い考察もあり、村上ファン以外の人にも是非読んで欲しい作品だ。でも内田さん、最近本を一度に出しすぎではありませんか。
http://www.bk1.jp/product/02912860?s=bk1ovt07090614

2007年10月7日 クルマ

2007-10-07 23:29:50 | ノンジャンル
今朝の日経マガジンは<未来をクルマとともに>という自動車の広告特集で、松任谷正隆・由実夫妻(音楽家)林望氏(作家)溝口肇(チェリスト)西川淳氏(自動車評論家)等のコメントが載っていた。朝のコーヒーを飲みながらコレを読む。

ユーミンにとってクルマはガラスで囲まれたパーソナルな空間で、クルマ好きの主人の影響を受け、自分では運転はしないけれども、郊外への中距離ドライブで車外の天気・気温・光景等が微妙に変化していく<グラデーション>を楽しんでいるとのこと。お気に入りの第三京浜のドライブなんかでインスパイアされて曲を作ることもあるし、海外でのドライブで<その時に合う曲>を用意するのも楽しみなんだそうだ。「パーソナルなクルマの空間で、大切な人と好きな音楽を聴くというのは素晴らしい時間だと思う」と彼女は語っている。

そして最近若者がクルマへの関心が薄れているということに対して「いつも通信だけで恋愛も済ませていたら、いつか愛の形も歪んでくると思う。やはり人肌を感じるという意味でも会うことが大切。それにクルマが役立つのなら想い出になるし、すごくいいんじゃないでしょうか」というコメントがココロに残った。

モテルために<運転を習い><クルマを買い><ドライブをし><好きな曲をかける>のが若者の必須課題のはずだ。そのプロセスの過程で若者は失敗し、恋を成就し、成長していくのだ。それに関心がない若者にはユーミンのいうとおり何か歪んだものを感じてしまうなあ。林氏や溝口氏も<海外でのドライブの素晴らしさ>を経験をもとに述べていた。別に自動車産業のお先棒を担ぐわけではないが「やっぱりクルマに乗らなきゃだめだよ」と僕も言いたくなってしまった。

2007年10月6日 東京マラソン

2007-10-07 01:13:59 | ノンジャンル
少々くたびれ気味の週末、メールボックスを開けると来年2月に開催される東京マラソンの抽選結果が届いた。「わーい、わーい、抽選倍率約5倍の難関を乗り越えてついに当選したぞ、むふふふ」昨年は無念の落選でテレビでのレース観戦だったが、今回は都心をバッチリ走ってやる。これから4ヶ月しっかり練習しよっと。

内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫)を読む。最近はすっかり内田氏の作品にはまっている。武道家でありレヴェナス研究家である著者が示す<身体論>は実に腑に落ちるのだ。知力をより実践的にしていくためには、武道に触れないわけにはいかないなあ、と感じている。最高のパフォーマンスを生むための身心状態、危機管理能力、胆力のつけ方等々生きるための武術的思考法を身につけたい方は是非お試しを。

この間パット・メセニー、ブラッド・メルドー・カルテットのライブを観た。前半はメセニー(g)とメルドー(p)のデュオ、後半はジェフ・バラード(ds)ラリー・グラナディア(b)を加えたカルテットによる演奏で、途中の休憩はなく約3時間近いコンサートだった。感想は「いまいち」って感じだった。メセニーもメルドーも他の二人も個々には悪くはないんだけれど、全体に冗長な印象が強かった。パット・メセニー・グループ(PMG)のような鮮やかな色彩感もないし、メルドーのピアノトリオのような斬新もなく、中途半端さが目立っていたような気がする。ちょっと残念なライブだった。
http://diary.jp.aol.com/member/applet/yamadiary/postmsg?edit=751

2007年10月1日 下期

2007-10-02 00:54:37 | ノンジャンル
今日から事業年度では下期に入った。夏場から世界の経済・金融は米国のサブプライム問題で大きく揺らぎ、日本では安倍政権が殆ど自爆のような形で崩壊した。下期に関しても不透明な要因が多く、政治経済ともに目を離すことができない。心を引き締めて頑張りたい。

フルートの先生が今使っている楽器は米国パウエル社製で、製造後もうすぐ70年になるのだそうだ。弦楽器ではバイオリンのストラディヴァリのように200歳を超える名器はざらにあるけど、フルートの場合は100歳ぐらいが寿命のようだ。(使用されているハンダの寿命に等しいらしい)でも楽器が様々な奏者に代々引き継がれていく、とういうのは何だか興味深いものがある。そうした<数奇な楽器の運命>は製造メーカーが記録していることもあるらしい。自分の楽器はたいした物ではないが、自分がいなくなった後も誰かが引き継いで使ってくれたらいいなあ、と思う。でもうちの家族は「このフルートで指輪が何個できるのかしら?」と思っているのだろうなあ。