山田勝の元気な日常

明るく元気が取り柄というけれど、日々思う事あり…、
そんな日常を何かに残したいと思って開設した初ブロク。

賃上げ雇用対策

2008-12-06 | Weblog
 麻生太郎首相は1日、首相官邸に日本経団連の御手洗冨士夫会長など経済界の代表を呼び、
賃上げや雇用対策の強化を要請した。首相は「雇用と賃金は生活に直結するので防衛しな
ければいかん」と強調。「内定取り消し(の抑止)を含めた雇用の安定や賃上げの努力を
していただきたい」と語った。

 首相は特に力を入れるべき対策として(1)政府が打ち出した雇用保険料の引き下げ分を
従業員に還元(2)若者の非正規雇用の正規化(3)地域での雇用機会の創出――の3点を掲げた。
同時に首相は追加経済対策に盛り込んだ省エネ・新エネ設備投資に対する優遇税制も紹介し、
雇用対策と企業の競争力強化策を同時並行する姿勢を強調した。(20:40)

※このような報道がされているが、実際のところ実現は皆無に近いような気がしてなりません。
政治家は選挙の時にはパフォーマンスを打ち、掛け声アクションはするが実現しなくては
何もなりません。このたびのような賃上げ雇用対策は社会景気に見通しがたたなければ
進みません。この話しは優良大手企業に対して言っているのでしょう。
今、わが国の中小零細企業はバブル崩壊時以上の不安を感じています。
社員の皆さんにやってあげたい事は沢山有るのですが、先の見通しと景気回復が無ければ
実現不可能です。過去の例を考えると、他国の犠牲の上に出来上がった高度成長期。
金銭のやりくりでのバブル景気。今後はインターネット等の情報が発達し同じ情報が
入手できる時代です。小手先のやりくりではもはや打つ手は頭打ちです。
これからの時代は、青年が未来を語り夢を持てる事ができるのか?首相の言葉を聞いても
「なるほど」とは思わないのはじぶんだけでしょうか?何とかせねばと思うだけです。