凶悪事件・馬氷さん

碧南夫婦強殺で堀容疑者ら３人起訴　

2012年8月24日 20時12分

　愛知県碧南市で１９９８年、パチンコ店責任者の馬氷
（まごおり）一男さん＝当時（４５）、里美さん＝同（３６）
＝夫妻が殺害され、現金などが奪われた事件で、名古屋地検は２４日、
強盗殺人と住居侵入の罪で、無職堀慶末（よしとも）容疑者（３７）
ら３人を起訴した。

　堀被告は、２００７年に名古屋市で起きた「闇サイト殺人事件」
の３犯人の一人。一審名古屋地裁判決は死刑だったが、
二審名古屋高裁で無期懲役刑に減刑され確定している。

　強盗殺人罪の法定刑は死刑か無期懲役。無期懲役の受刑者が、
再び死刑も念頭に、今回は裁判員裁判で裁かれる異例の展開となる。
０９年の裁判員裁判導入後、名古屋高裁管内の裁判所では死刑判決も
求刑もない。

　ほかに起訴されたのは、堀被告の当時の仕事仲間だった無職佐藤浩被告
（３６）と、建築工葉山輝雄被告（４３）。

　起訴状によると、堀被告ら３人は共謀し、１９９８年６月２８日
午後４時半ごろ、碧南市の馬氷さん宅に侵入し、一男さんと里美さんを
ロープのようなもので首を絞めて殺害、現金６万円やブレスレット、
金庫などを奪ったとされる。

　堀被告ら３人と馬氷さん夫妻に面識はなかった。捜査当局は、
パチンコ店の客として出入りしていた３人が馬氷さんを一方的に狙い、
尾行して馬氷さんの自宅を突き止めたとみている。

　県警によると、３人は大筋で犯行を認めている。強奪した物の中には、
パチンコ店の鍵も含まれていたとみられる。

※大変悲惨な事件です。馬氷さんには当時小学生の息子さんが
２名居られこの子がいる所での犯行です。
当時の話しはこのニュースが報道される前に聞いたことがありました。
実は、とっても係わり合いの深い金ヶ作放課後児童クラブで指導員
として手伝っていただいた事があったのが、この次男の息子さんでした。
大変な目にあった小学校時代を同じクラブの指導員の方から聞いていました。
悲惨なこの事件は彼の人生にとって大変な打撃で合ったことは言うまでも
有りません。面識も無く通り魔的な凶悪犯罪は大きな傷を刻み込みました。
馬氷君について声をかける事もできませんが、過去を悔やまず、
未来に向かって力強く生き抜いてほしい気持ちです。