1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
大東亜戦争終結以来70年の年月が過ぎ、
戦争は二度としないと誓った平和憲法が崩れて来ています。
我々の世代が、大変な犠牲の上に出来た平和憲法を守り、
次世代へ継承することは最も大切なことだと思います。
このたび国会で議論している「集団的自衛権」は国を守ると言うより、
国の大儀で血を流す、犠牲者を国が生み出す第一歩となってしまいます。
自分が子どものころは終戦の傷跡も残っていました。
駅前には白い服を着て、手足の無い方が楽器を演奏し、募金活動をしていました。
父親は自民党とか共産党とかではない!戦争だけはしてはいけない。と言っていました。
戦争は想像を絶する地獄の世界。
今、生きている人が目の前で亡くなってしまう。
一発の爆弾で何十万人の命が消える。 撃てば撃ち返す。
今の国会での議論は、議論している人は戦地には行きません。
行く可能性が高いのは、今の子どもたちです。
次世代を戦場へ送り込むことは何があっても阻止しなければなりません。
国家間の恐怖感が抑圧になり、格差が圧制を生み出します。
こんなことになる芽を摘んで、平和が崩れることのないよう願っております。