裏やまちゃんchronicle

日常も非日常もまだまだ続きます。

盗賊 三島由紀夫 新潮文庫

2006年02月11日 | book
そう。
私の好きな作家は三島由紀夫。
(生きている作家No.1は、村上春樹)
新潮文庫版は、“潮騒”以外全て読破していると思っていた。
“潮騒”を読まないのは、太宰治の“走れメロス”を読まないのと同じ理由である。
いつものK伊国屋書店を訪れ、何となく新潮文庫のコーナーに足が向いた。
(最近、文豪モノの作品が順番に文字が大きくなって発売されているんだよね。
良い事だよ。老後も楽しみ・・・。)
何の気なしに“盗賊”を手にとり、裏表紙の作品の概要を読んでみると・・・。
(んん?)
記憶にないのだ。
まぁ、中には十年以上前に読んでそのまま・・・という作品もあるので、思い出せなくても仕方ないとは思う。
いずれにしても文字の大きくなった文庫本を持っていないのは間違いないし、何より値段も値段なので(400円)購入した。
そして今日は英会話がお休みであり他に用も入れていないので、夜テニスまで時間がある。
(三島由紀夫とか太宰治は、日常生活に支障が出る場合があるけど・・・。長期休暇まで待てないし、今月は仕事も多少の余裕があるし・・・。)
独特の比喩と心理描写。一気に最後まで読んでしまった。
それぞれの相手に失恋したお金持ちのご子息ご令嬢が出会い、やがて結婚する事になり、最後はとんでもない結末が待っている・・・。
それにしても。
読んでいなかったのだろうか。
実家の自分の部屋(そのままになっている)の本棚を、今すぐ確認出来たら良いのだけれど・・・。

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