今回からはデビュー前の生産馬に移ろうかと思います。
今日取り上げるのはケイワンアメリカの2006.
父エスプリシーズ・母ケイワンアメリカ(母父Saratoga Six)。
母の近親にダナラニ(豪GⅠ勝ち馬)やクリスタルグリッターズがいるちょっとした良血だ。
母ケイワンアメリカは今年不受胎で、高齢ということもあって払ってしまったが、血統的には良血の部類に入るし、産駒も良く出る。ゴールデンフェザントの仔を金子真人さんが買ったこともある(その頃はウチの牝馬ではなかったけど)。でも…なかなか走らない。
ケイワンアメリカの2006の配合は、社長が決めたので(『馬は良く出るけど走らないって言うから、ちょっとキツめのインブリードを試してみるか』と言っていた)配合的な意味での思い入れは強くないが、産まれた直後から観ているだけに成長する姿を見ていることになる。そうなるとやっぱり思い入れは強くなる。
配合的な解説をすると、ただでさえ、Raise a Nativeの3×3を持ち、濃い血統構成のケイワンアメリカにエスプリシーズをさらに重ねて、Alydarの3×3という強度のインブリードを増強させる配合。イチかバチかの印象がある。ただ、馬自体は本当に良い。昼夜放牧を始めたせいか付いている筋肉もしっかりしていて、管囲も20cmを超えている。セリでは売却されなかったが、多くの人に視線と声をかけられた。前脚の掻き込みは強い馬だと思う。
そんなケイワンアメリカの2006も11月12日、買い手が決まって九州へ輸送された。たぶん『カシノ○○○○』という名前で中央競馬で使われるか、ダメだったら荒尾競馬で使われるだろう。馬自体は本当に良いし、ダートなら結構やれる馬だと思うので、期待しておきたい。
無事デビューできることを、生まれ故郷で祈ってるぞ
今日取り上げるのはケイワンアメリカの2006.
父エスプリシーズ・母ケイワンアメリカ(母父Saratoga Six)。
母の近親にダナラニ(豪GⅠ勝ち馬)やクリスタルグリッターズがいるちょっとした良血だ。
母ケイワンアメリカは今年不受胎で、高齢ということもあって払ってしまったが、血統的には良血の部類に入るし、産駒も良く出る。ゴールデンフェザントの仔を金子真人さんが買ったこともある(その頃はウチの牝馬ではなかったけど)。でも…なかなか走らない。
ケイワンアメリカの2006の配合は、社長が決めたので(『馬は良く出るけど走らないって言うから、ちょっとキツめのインブリードを試してみるか』と言っていた)配合的な意味での思い入れは強くないが、産まれた直後から観ているだけに成長する姿を見ていることになる。そうなるとやっぱり思い入れは強くなる。
配合的な解説をすると、ただでさえ、Raise a Nativeの3×3を持ち、濃い血統構成のケイワンアメリカにエスプリシーズをさらに重ねて、Alydarの3×3という強度のインブリードを増強させる配合。イチかバチかの印象がある。ただ、馬自体は本当に良い。昼夜放牧を始めたせいか付いている筋肉もしっかりしていて、管囲も20cmを超えている。セリでは売却されなかったが、多くの人に視線と声をかけられた。前脚の掻き込みは強い馬だと思う。
そんなケイワンアメリカの2006も11月12日、買い手が決まって九州へ輸送された。たぶん『カシノ○○○○』という名前で中央競馬で使われるか、ダメだったら荒尾競馬で使われるだろう。馬自体は本当に良いし、ダートなら結構やれる馬だと思うので、期待しておきたい。
無事デビューできることを、生まれ故郷で祈ってるぞ