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阪神VSアイランドリーグ選抜(阪神編1)

2011-02-28 23:32:00 | 今日の更新
今回は、2月27日に行われた 阪神VSアイランドリーグ選抜の試合から、阪神の選手の感想を、2回にわけてお送り致します。

先発 124 吉岡 興志(25歳・09年育成枠)投手

千葉日大高校時代から注目されていた大器ながら、常磐大学に進んだ選手です。4年秋に神宮大会出場することで注目され、ドラフト直前のアピールながら阪神に育成枠で入団致しました。

高校時代から才能は素晴らしかったのですが、大学時代に緩く野球をやっていたのか?完全に、その素材を生かすことができず年が経ってしまった感じです。この日は、常時140キロ前後(MAX89マイル・142.4キロ)程度で、たまにオッと思える球もあるのですが、平均すると物足りません。変化球もスライダー・フォークなどもありますし、牽制やクィックなどの技術にも破綻はありませんが、何かピリッとしません。特にスライダーが、高めに甘く入るケースが目立ちました。その辺は、昨年ウエスタンで7試合に登板。0勝0敗0S 防御率 4.15の数字が示す通りの力量です。

この日は、サインプレーが上手く行かず無失点の割に、テンポの悪い場面も目につきました。現状は、今年あたり結果を残さないとやばいんじゃないと言う感じですが、そう大きくは変わっていないかなと思います。今後の奮起に期待したいところ。

1番 125 藤井 宏政(21歳・09年育成枠)遊撃

加古川北時代は、大型の遊撃手で少し動きが緩慢に見えました。しかしプロでも、遊撃を続けているのには驚きました。それも走力もかなり劣る印象があったのに一番打者でした。

昨年は、38試合に出場し 0本 2打点 0盗塁 打率.152厘。まだまだその脆さも解消されていないみたいで、守備も二塁・遊撃・三塁とこなすも、いずれも守備率が8割台と相当低いのが気になります。走力・守備力共に実績は乏しく、何故この選手が一番だったのかなと言うのは、今でも思います。この試合でもエラーはしておりましたが、センターに強烈なヒットを放っていました。今年は、実戦での結果が求められそう です。

2番 58 荒木 郁也(23歳・11年D5位)二塁

明大から今年プロ入りした、ルーキーです。元々大学時代からポジションが定まりませんでしたが、この試合は二塁での出場。この選手は、際だって足が速いわけではないのですが、思いっきりの好いスタートが切れる選手で、プロでの一番の売りは足になるのでしょうね。

残念ながら現状は、この三軍レベルのメンバーでも染まってしまっていて、けして抜けている感じは致しません。ファームでも一年目は、ポジションが固定されずに、将来への方向性を模索する一年になるのではないのでしょうか?一軍戦力になるには、時間がかかりそう

3番 128 ベキオナチ(25歳・11年育成)一塁

外人でも、育成目的での獲得だったようです。現状は、当たれば強烈なものの、変化球を投げていればO.Kと言う感じの脆さが気になります。試合では、大きな外野フライを放ち、パワーがあるところは魅せてくれていましたが。外人なんで守備・走力は目をつむることになると思いますから、いかにバットで結果を残すかですね。あとは、この脆さをいかに改善できる融通性を持ち合わせているかだと思いますが、ちょっと厳しいかなと言う印象は受けました。

4番 33 葛城 育郎(34歳・00年D2位)右翼

一軍でも実績がある選手なので、打席では一際拍手が大きくなっておりました。しかし試合では、モノの違いを魅せることはできず。現状、こんなメンバー相手に討ち取られているレベルではないだろうし、完全に余剰戦力なのかな?と言う疑問さえ受けました。本人のモチベーションも気になるところですが、少し寂しい気が致しました。

5番 37 野原 将志(23歳・07年D1位)三塁

かつてのドラフト1位も、三軍メンバーのような中での出場。ただセンターに強烈なライナーを放つなど、当たった時の打球の強さは、このメンバーではモノが違うかなと。守備などにも破綻はないですし、ファームでは昨年 7本 44打点 .303厘 と中心的な役割を果たすまでに成長。今年は、一軍戦力定着を果たして欲しい選手なのだが、一軍の壁もまた厚そうです。ただこの試合で数少ない、一軍への可能性も感じさせる選手ではありました。



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