2019.12.7 J1第34節 横浜FM 3-0 FC東京～今シーズンを象徴する試合～

観衆：63,854人
＜得点者＞
26分：ティーラトン(横浜)
44分：エリキ(横浜)
77分：遠藤(横浜)



負けた事よりも、
あまりにも点を取る為の策という点で
無策としか言いようが無かった事が
非常に残念だった試合。

「最後の一秒まで」ではなかったのか。

見方を変えれば、
今シーズンを象徴する内容だったとも思います。

いかにディエゴに依存していたか。
ディエゴ不在だと点の取り方が
まるで見えなくなってしまう。

それもそのはずで、調べてみたら
リーグ戦でディエゴがピッチにいない状況で
今シーズン点を取ったのが
6/1の第14節大分戦の建英と
前節浦和戦の田川の2点のみ。

永井を含めて2トップに依存するのが
いかに危険なことだったか。
ある意味前節2トップが共倒れになった時点で
終戦となっていたと言っていい。

つまり、この敗戦は2トップ依存に対して
NOを突き付けられたも同然の事。

とは言えクラブ史上最高順位の準優勝。
賞金も入ります。
ACLにもプレーオフからですが行けます。
最終節まで優勝の可能性を残した事は
チームとしての積み上げがあった事は
決して否定はしない。

だがしかし、足りないものも多すぎた。
一番大きなものが2トップに頼らない、
チームで点を取る為の手段。
これは実際2014年以降、
イタリア人がチームをぶっ壊してくれたせいで
すっかり個人依存のサッカーが
染みついてしまった事が大きいが、
チームとしてまずディエゴか永井を探す、
そういう意識を取り払わないと
改善される事はないだろう。

ACLプレーオフが1月末にあるので、
始動までわずか一か月ほど。

短いオフで突き付けられた宿題は
あまりにも重い。

もう既に来シーズンへの戦いは始まっている。




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