ニュージーランドのトランスジェンダーの重量挙げ選手 ロレール・ハバードさん

今日もSuptnikに掲載されたThe Guardian誌の記事です。先日も取り上げましたが男性から女性にトランスジェンダーしたオリンピック・スポーツ選手の話です。ICOの規則では一定以下の男性ホルモンが検査で検出されなければ、睾丸を切除しなくても女性として参加で来る、そうなのです、このハバード選手一見男性に見えますが、重量挙げのニュージーランド、女性選手として東京オリンピック出場が決まってるそうです。

ここからガーディアンの記事です。

「ニュージーランドの重量挙げ選手、ロレール・ハバードさん（43）がトランスジェンダーとしては初めて五輪の代表選手に選ばれた。ハバード選手はニュージーランドの選手団には公式にまだ加わっていないものの、国際重量挙げ連盟の消息筋が英紙ガーディアンに明らかにしたところによると、国際五輪員会（IOC）が変更された参加規則を採用したことにより、ハバード選手は自動的に東京五輪のニュージーランド代表選手に選抜されたという。

 

IOCが2015年に定めた規則によると、女性になった男性は過去12ヵ月間内の男性ホルモンが基準値以下以下（1リットルあたり10ナノモル以下）であれば、睾丸を切除しなくても女性として参加することが認められている。

ハバードさんは35歳までゲビンという名前で、重量挙げの国際大会には参加していなかった。2012年にゲビンさんは女性になり、2017年には世界選手権（90キロ級）で銀メダルを獲得した。」

やぁ、これでは元々女性の選手は余程男性化しないと勝てないでしょう。先日投稿した女性のFootBall Leagueの選手のように男性に勝る強さの選手が出てくるのでしょうか。ますます男女の壁はとりはらわれていくのですねー。

5/10,  2021　　　弥右衛門