yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

映画『ウインド・リバー』

2019年03月30日 | 映画
このところ、なかなか皆さんにご紹介できるほど面白い作品に巡り合えなくてご無沙汰してたけど、
久々に胸を打つ作品と出会えたよ。
とりあえずは配給会社の予告レビューをどうぞ

第70回カンヌ国際映画祭 〈ある視点部門〉監督賞受賞
『ボーダーライン』脚本のテイラー・シェリダン監督作
ジェレミー・レナー×エリザベス・オルセン出演!!
世の中から忘れられたアメリカの闇を描いた、
極上のクライムサスペンス。
 
*  *  *
 
いや~、これはおもしろかった。
家畜を襲う猛獣を狩るハンターが主人公のお話。

極寒の地域に追いやられ、
連邦政府の管理外に置かれたような状態で、
事件が起きてもきちんとした捜査もしてもらえないでいるネイティブアメリカンの境遇をベースに、
そこで実際に起きている若い女性の失踪事件をもとにしたクライムサスペンス。
 
 
サスペンスとはいっても、
別に凝った謎があるというわけじゃなく、
あまりにも手掛かりが少ないから捜査が難航するというもので、
ストーリーを書いちゃうとすぐにネタバレしちゃうから何も書けない。

しかも、

派手なアクションが起きるわけでもないのに
ぐいぐいと引き込まれて、ハラハラドキドキとする展開。
 
これは脚本と監督の力によるものが大きいね。
 
 
*  *  *
 

「悲しい出来事をきちんと受け入れなければ、本当に悲しむことすらできない」

「生き残るのは運、不運とかの問題じゃない。生きたいという意思があるかどうかだ」

「彼女はこの雪の中を裸足のまま10Km も走った。あんたが思うよりも充分強い子だった」
 
・・・
 
セリフが少ない中、こういう印象的なセリフが胸に残る。
 
 
人間ドラマが好きでサスペンスも好きな方にはおススメです。

 

 

 

7/27(金)公開 映画『ウインド・リバー』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする