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Cabaret Voltaire-Three Mantras 1980 Rough Trade

2007-04-10 12:54:43 | Ambient Techno
Cabaret Voltaire-Three Mantras 1980 Rough Trade


 本日は陽気がよい。いいいよ「春本番」と言った感じ (*´∀`*)

 で、今日は(今日も?)宅配のパスタを食べた後、頂き物のネスカフェの厳選稀豆ブルーマウンテンを堪能しながら昨日に引き続き初期Cabsを聴きながらリラックスしている。

 アルバム収録とは逆にしてまずはB面「Eastern Mantra 」を聴く。東洋に思いを馳せたCabsが力を入れた作品でテープのマニュピレーションによる反復的ヒンズー教的?東洋民族音楽的な仕上がりになっている。電子音は割りとシンプルで、力作であるが下手をすると催眠にかかり眠くなってくる (´∇`)ファァーイ

 しかし、その催眠にかかり始めた頃にぴたっとエンディングを迎え、さすがキャブスです。

 そしてA面「Western Mantra 」はMBMのJack Dangersが大好きで自らの作品「Drop」でサンプリングしてしまいメインのリズム隊にしてしっまたほどの作品だ。
 
 疾走感のあるアッパーテンポな(初期Cabs独特のチ-プな音だが)のりの良いリズムにステファンの若々しいボーカルが心地よい。心地の良いインダストリアル・テクノにのって踊りまくるのも健康に良いと思う。 ヾ(^ー^)ゞダンス
 なにしろ20分強もこののりのりの曲が続きますから ヾ(^ー^)ゞダンス

 このように1枚のアルバムに大きく差異のある曲を収めたのはCabs独特の戦略がある、と以前に聴いたことがある。
 中には片方をテープに録音して「同時に」聴くことによって、アルバムタイトルである「Three Mantras 」を体験するのだ、とおっしゃていた方もいたな~
 昔、真似をしたことがあったがなかなかぐしゃぐしゃなマントラが浮上したような…

 本来は2作を通して聴いた後にリスナーに第3のMantra(神秘的な賛歌)が脳内に形成されるのだ。

 曲としては「Western Mantra 」の方が分かりやすく好みではあるが、両作品を通して聴かないと第3のMantraは形成されない。

 シンプルな作品だが意図とポリシ-はコンプリケートで「The Voice Of America」とともに初期Cabsのいやインダストリアル・ミュージックの代表作といっても過言はないと確信する。

 さて、午後は職場の自分のデスクとパソコンラック周りをすっきりしなくては。


 職場にて  [Y27DX]