この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

南アルプス-赤石岳・荒川三山を登る(その1)

2009-10-12 00:05:28 | 山・旅行
 2009年9月19日(土)【第一日目】

 早朝の5時過ぎ、Yさんが車で自宅に迎えに来る。昨晩パッキングをしておいたザックと、整理しかねそれ1つにまとめきれず、詰め損ねたものを押し込んだ大きな手提げの2つを、車の後部トランクに押し込み早速出発する。前日、12時過ぎまで、しておかねばならないことに追われ、準備の時間がほとんどなかったが、とりあえず車に放り込んで、登山口で整理すると云うことができるのは、車なればこそである。

 当初、新幹線で行くことも考えた。しかし調べてみたら9月になると、静岡から登山口まで入る路線バスが運行しなくなってしまっているのだ。タクシーで入るのも考えるが止めにした。車は時間はかかるが融通が利くし途中で寄り道もできる。

 以前よりずっと便利になったとはいえ、南アルプスの南部の山々はまだまだ山深い日本の最深部にある。登山基地である椹島(さわらじま)まで入るのに京都からだと丸1日かかってしまう。

      

 車で名神・東名高速を使って静岡まで約4時間、そこから東海フォレストの無料送迎バスの出る畑薙ダムまで3時間、そこから送迎バスに1時間揺られてようやく登山基地の椹島に到着する。無料送迎バスが9月に入ると少なくなり1日3本しかない。朝の8時と12時と最終が15時発だ。朝8時に間に合わせようと思ったら夜中、車を飛ばさなければならない。かつてそういう事もしたが今はその馬力がない。12時に着こうと思うのも同じようなものだ。
 というわけで15時に間に合わせるべく、余裕を持って朝5時に出発にした。


 赤石岳や荒川三山や周辺の山から、登山基地の椹島も含め、静岡県の地図上で日本第2の高峰・北岳あたりまで、北方に角のように突き出した部分、県堺線で区切られた辺り一帯の土地はすべて「東海パルプ」の社有地であることは、山行計画を考える時に初めて知った。「東海フォレスト」はその関連会社で、敷地内の山小屋・避難小屋それに送迎バスもすべて管理している。国立公園内だが、いってみれば今回の山行はよそのお宅の庭にお邪魔するみたいなものだ。私有地と国立公園の関連はどうなっているのか知らないが、どんなんかと思う。

    
      
        【東海フォレストの社有地の範囲を示す案内板】
        右下が静岡県全体で中央のグリーンの部分が社有地    
      


  続き【南アルプス-赤石岳・荒川三山を登る(その2)】へジャンプ




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