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2014年10月奥秩父へ・第2日目-『瑞牆山荘』から『大弛峠』に車を移動して『金峰山』を往復する

2015-01-25 11:24:23 | 山・旅行


 【2014年10月10日】 第2日目

           【第2日目の行程】
              am5:00起床-6:00「瑞籬山荘」を車で出発-7:40焼山峠-8:10大弛峠駐車場着
              -8:50登山開始-9:30朝日峠-10:00朝日岳-12:20金峰山頂上着
              -13:20同出発-15:30朝日峠-16:25大弛峠着-17:10夕食(大弛小屋泊)
 



  
         【 瑞籬山荘から須玉ICを回り勝沼から塩山を通り大弛峠へのルート】                      【左の拡大図-「木賊峠」の近道】 


 朝食は6時からと聞いていたが、一刻も早く「大弛峠」に着きたいので朝食は取らず、お弁当にしてもらい、6時に山荘を出る。同室の縦走者はもうとっくに出発していた。
 大弛峠に行くのに、どのルートを辿ったらよいか前日宿の人に尋ねたら、期待に反して「一旦、中央道まで出て、勝沼まで行き、そこから塩山経由で再度山に入ったらいい。」という答えだった。地図で見れば大変な大回りである。それでも、入り組んだ林道を辿るより安全だし、林道はよく【通行止】もあるので、その方が早いという。
 しかし、どう考えても無駄のように思える。何回か「金峰山」や「瑞籬山」に通っている横浜の弟に、事前に聞いた情報によると、裾の峠を横切る林道があって、その方が早いと聞いていたので、とりあえず行ってみることにする。


            
           【 峠を越える林道を行こうと思ったら「車両通行止」の看板が 】


 すぐに出発できるように、駐車場に置いた車には、前夜のうちに必要な荷物は積んでおいた。身支度は大弛に着いてからでいいとして、宿からの荷物を運び込むと、直ちに出発する。前日来た道を戻らず、まっすぐ「木賊峠」に入る道をめざす。しばらく行った二叉路を左にとって進むと、早速看板が。
《やはり通行止か》とがっかりするが、看板をよく見ると、『観音峠方面』がダメとある。《もしかしたら今行く方面とは関係ないのではないか。》と思い、手持ちの山岳地図を見入ると、確かに観音峠は甲府に抜けるずっと南の方向だ。そのまま進むことにする。

 
                                                 
                                                    【 入り込んでややこしい林道を進む 】

 思った以上に入りくんだややこしい道が続く。車のナビは全然役に立たない。これなら地元の人の言うとおりにしておくべきだったかと後悔の念がよぎる。右に左に急カーブを切り急坂を上り詰めたところで、ようやく道路標識に出会う。
 看板の文字に従い『乙女高原』方面に車を進める。しばらく行って、ようやく山林を抜け観光地らしき景色が見えてくる。大弛峠に至る川上林道との交差に出た時にようやく本来の道に出たと安心する。


   
        【 ようやく「大弛」に至る林道にでる 】


 舗装された快適な道を峠に向け高度を上げていくと、はるか前方の稜線に《サイの角》のような突起が見えた。あれが聞くところによる《五畳岩》か心が躍る。近づいていくにつれ、楊枝の先のようだった突起がどんどん大きくなる。もう間近いと思っていた『大弛峠』はそれから道を右に大きく振って、谷を回ったその向こうにあった。


 
         
      【 林道の先に「金峰山」の目印の「五畳岩」が(写真中央) 】               (左写真の拡大)


 『大弛峠』の駐車場に8時10分到着。混雑時には、「はるか下の路側帯まで車がぎっしりつまって、行き違いも容易にならない。」と聞いていたが、すんなり駐車場に入ることができた。それでも区画されたスペースは2台分しか残っておらず、先行した1台と最後のスペースを分け合い無事に駐車完了。何せここには、今日から3日間停めておくことになる。宿泊場所となる駐車場に隣接した『大弛小屋』にできるだけ近い安住の場所を確保しておくことが第一だったから、やれやれである。
 腹ごしらえと準備の間に次から次に押しかけて車を見ていると、下まで降りて高速に乗り『勝沼』経由で来たら、間違いなく《路肩駐車》になっていたことだろう。


                          
                              【 最後の1台分の駐車スペースを見つける 】

 後から到着した登山者はさっさと身支度を整え、登山口に消えていく。こちらは、もう焦る必要はないから、暢気なものである。おにぎりと昨日食べ残したパンをほおばる。水筒と小さいほうのペットボトルに1.5リットルの飲料水を詰める。登山用の衣服に着替え、脱ぎ捨てた衣類を車に放り込む。靴下を履き、登山靴のひもを締める。もう一度ザックの荷物をみて、不要なものを車に置き、必要なものを再点検する。
 ようやく8時50分出発。


        
               【『金峰山』登山口 】


 下から見た稜線の具合といい、地図で見る等高線の間隔をみても、ルンルン気分の傾斜のほとんどない快適な登山路だろうと想像していたが、その通りだった。       


                                
                                    【 ほとんど傾斜のない「楽ちん」な登山道 】          【 林間から富士山が 】

 散歩道のような整った道をしばらく進むと左手に、樹々の間から富士の姿が見えるようになる。昨日、ちゃんとした布団に寝たので、足の運びも軽快である。ほどなく、樹間のくぼ地のような『朝日峠』に着く。


            
               【『朝日岳』のぺったんこな《ケルン?》』

 ここから『朝日岳』までは緩やかな登りが続く。


                     










2014年10月奥秩父へ・第2日目金峰山往復




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