この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『健さん』-《不器用な男》高倉健の魅力と真実に迫るドキュメンタリー映像の数々

2016-09-06 14:57:47 | 最近見た映画


         【 2016年8月22日 】    京都みなみ会館

 高倉健が亡くなってから2年近くが過ぎようとしている。
 当時、高倉健の出演映画をビデオで見ようと思い、レンタルビデオ屋に通うのだが、高倉健の棚には1本のビデオもなかった。
 もちろん家には【高倉健の映画】は何本もあった。それは全て、《任侠映画》以後の山田洋次監督を中心とする《後半の映画》ばかりだった。だから、《前半期の映画》ー例えば『網走番外地』とかも1度は観てみようと思ったのだが。
 《任侠映画》もそうでないのも、すべて貸し出されていた。ほかの店に行っても状況は同じだった。そういう日が2〜3ケ月つづいたから、テレビの特別番組で放映されるものを観るか、家にあるものもう一度見るしかなかった。

 高倉健はいろいろな人に愛されていたのだ。

                          
             

 高倉健を慕う1人の男を視点に据えて、世界で活躍する映画監督や俳優、20人以上のインタビューを集めたドキュメンタリー映像である。

 映画のキャッチコピーは呼びかける。
      逢いに行きましょう。日本の男にー
    2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健、逝く
    ――1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけ
    た観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的
    な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし我々
    は“健さん”を本当に知っているのだろうか?


    
                                                                            

    
                          
                                                


 いろいろな人の話を聞くと、やはり並大抵の人ではないとつくづく思う。慕われるのには、それなりの理由が、根拠があるのだと。


          


 いろいろな映画に出ているが、やっぱり1番は『幸福の黄色いハンカチ』だ。

                        





    
      『健さん』-公式サイト
     * 予告編のビデオ、2分弱と短いけど、監督が写真家だけあって、いい写真ばかりでしびれます。




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