悪夢の始まり…

仕方なく、三人は店に入り、カウンターへ…


カウンターには、まだちょっと早い、小さなクリスマスツリーの置物が…


たぶん、通年置いてあるんだろうなぁ…と、思いながら、ママさんに、“ラーメン三つ”と、注文。

“お酒は”

の問いに、

“ラーメン食べに来ただけだから…”

と、自分。


ラーメンも、メニューに醤油ラーメンしかなくて、有無を言わさず、醤油ラーメン。


待てど暮らせど、ラーメンは出てこない…


カラオケはガンガン流れてる…


もはや、何かの罰ゲームなのか


(T_T)


三十分が過ぎたくらいで、麺をほぐしだした。


もうしばらくして、やっとラーメン登場


一口いただく。


すでにノビノビ


スープは味がしない


いついらいだろう………





こんなにも、不味いラーメン食ったのは………


しかし、お腹が空いているのもあり、麺は完食。


スープは飲めなかったなぁ…


で、お会計して、タクシーを読んでもらうも、15分くらいかかるとの事。


先輩がポツリと呟く。


“そんなに、ここに居たくない…”



で、タクシーをキャンセルして、三人で店の外に。


外はシトシト涙雨…


雨に濡れながら、トボトボと歩き出す。

ここがどこかもわからないまま…


三人の明日はどっちだ……




続く…