ロードマスターズ

ロードマスターズ02です♪(≧▽≦)
人生は…酒とバイクとロックンロール!!

そして伝説へ…

2012-10-07 10:53:40 | レジャー
駅があると、教えられた方角へ、駅を目指して、小雨が降るなか、三人は歩き出した。


途中、タクシーが何台か走って来るも、乗車拒否



しばらく歩いていると、橋の向こうに建物が、明かりの中に見えた。


先輩が、“あれ 駅じゃね


と、叫ぶ。


“助かった


三人は思った。


早足で近寄って行った。


しかし、三人の希望は音をたてて崩れて行った…


駅だと思った、建物と灯りは、公衆便所だった


しかし、雨宿りはできる。


とりあえず、用を足そうとトイレの中に…


小便器の前に立つと、便器の中に、予想だにしないモノが


“ギャー


思わず叫んでしまった


その正体は…


とてつもなくデカイガマガエル


こんなにデカイのは初めて見た


生き物は、たいてい大丈夫な自分だが、あれにはビビった


ガマガエルは、不味いラーメンを食い、道に迷い、雨に濡れた自分を嘲笑うかのように、便器の中からこちらを見ていた…


仕方なく、大便器の方で用を足した。


先輩は、“こんなの、うちの庭あるってるよ”


と、カエルに平然と小便の雨を降らせていた。


天晴れ


もう、濡れながら歩くのが嫌だったので、ホテルにいる後輩にTELして、場所を説明して、タクシーを呼んでもらった。


三十分くらいかかると言われたが、案外早く来た。


ほっとしたのもつかの間、そこには、信じられない光景が


なんと


やって来たタクシーは、さっきの運転手ではないか


三人で、“さっきのじーさんじゃねーかよ


と、叫んでしまった…


込み上げてくる怒りを押さえて乗車…



何とかホテルへ到着…



踏んだり蹴ったり、降られたり、ガマれたり……



こうして、三人の福島の夜は更けて行き、この事件は、福島ラーメン伝説として語り継がれていく事になった…



この物語を、ユキヨシに捧ぐ…




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