新規就農者ではないが、施設園芸で言えば新規になり、土作りや薬の事等知識が全くないし、農業の基本的な勉強もしたことがないから、今回他のセミナー生よりだいぶお兄さんではありますが😆❗
せがれと同年代、もしくは若い歳の皆さんとセミナーを受講させて頂き、基本生として勉強させてもらっています。
昨日のセミナーでは、2軒の農家さんを訪問しました。
一軒目は37歳の路地農家でキャベツ、大根を主にゆでピー、ブロッコリー等々多品目への栽培を始めて、通年を通して収入があるようにと経営を改革しています。
また、箱代の経費を削減するため、ブロッコリーについては、コンテナ出荷の出来る取り引きを開始しました。
B品の出るゆでピーでは、B品は廃棄になるため、B品を受け入れてくれる取り引き先への出荷を始めてました。
二軒目の農家さんは40歳の花農家さん。
現在、花からフィンガーライム、レモン、野菜苗へ栽培形態、経営を移行しているところで、ピーク時に10人いた従業員を徐々に減らし、現在は家族4人で経営をしているとの事で、大幅な人件費の削減に成功しています。
他の生産者さんの話を聞くのは本当に勉強になりました。
雇用を増やし、規模を大きくする生産者、また、縮小していく生産者、今の農業、畜産業はこの二極化なんだと思います。
そして、生産者は生産者である前に、経営者でないといけない。
そう改めて思いました。
大変有意義なセミナーになりました。