だんごに恋したっ!~紀州釣りを貪る女のつぶやき~

あづい・・・脳みそトロけそぅ・・・

たじそおろん

2007年06月06日 | オンナのマタにチカラ


紀州釣りの春ののっこみが一段落した今日この頃。

ワタシにとって、なんとか辛うじてまともに釣りできるように
なって初めての春ののっこみだった。
昨年はピアで会のメンバーだけでも1日300枚とかの
バカ釣りするのをアホみたいに口を開けて見てたっけ。

その頃は「どんな釣り方で釣れてるのか」などもわからず
勝手に『のっこみ=割れたらすぐ喰う=めっちゃ釣れる』んだと
思い込んでいた。

その思い込みで望んだ、実質初めての春。
フタを開けると、なんのなんの。
「ベタハワセで待つ」
そんな釣りであった。

そんな訳で尚更ワタシごときに釣れる訳もなく、今年はチヌの数も
少なく、撃沈に次ぐ撃沈でワタシののっこみは幕を閉じた。

だがみんなに混じって釣りさせてもらったお陰で、ベタハワセの
意味が少し理解できたように感じられたのは最大の収穫であった。

辛抱のないイラチな性格なので「待つ釣り」はすごい精神力がいる。
これまでは「仕掛けを流す事」がものすごい不慣れであったので
「まだ流すの?」「まだ待つの?」と何度も聞いてしまった。

でも、なんというか、ラインの出し方、さばき方ひとつで釣果が
劇的に変わるのがベタハワセなんだなと実感。
トントンやチョイハワセが好きな自分としては「仕掛けが這ぅてるから
ライン出しは適当でヨカじゃなか?」と、逆のイメージを抱いていた。
ところがどっこいであった。

そして「仕掛けの状態をイメージする」大切さも身にしみてわかった。
イメージ出来て魚が釣れた時の感動はひとしおだ。
と言ってもまだまだ“偶然”の域を出ないのが現状であるが。

なにはともあれ、学ぶことの多い春であった。
教えていただいた“魔法の砂”のお陰でヌカも劇的によくなったし。
なによりヌカそのものの重要さに興味を持てたのは幸運であった。
が 同時に、自分が本当に理解して釣れるまでの道のりの遠さを思い知って
しまったが、その距離に比例して紀州釣りに対する情熱は燃え上がるのである。

よく人間の性格を「ドS・ドM」に分類して例える。
簡単にいうと、いじめるのが好きな人はS、いじめられるのが好きな人はM。
しかし本当にそうなのであろうか?
S的人間とは、潜在的に「いじめられるのが好き」なのではないだろうか?
逆にM的人間の方が、心の奥底のかなりの残虐性を秘めているのでは
なかろうか?
突き詰めれば、「何事にも二面性がある」という結論にたどり着くのか?


それよりもワタシはこんな夜中に何を書いているのであろうか??



今まで紀州釣り1本で来たが、さてこれからの数ヶ月はどう越そうか。
シーズンによって釣り物を変えて楽しまれる方々がいると知った。
その時期時期に釣れるものを釣って、おいしくいただく。
う~ん。それもええなぁ。

ふにゃさんは今は巨スズキを釣りたくて仕方ないみたいである。
スズキかぁ・・・
スズキっておじいちゃんみたいな顔をした、あの魚やんなぁ。
なんでおじいちゃん顔なんやろう?
もしかして人面魚!?

「チヌより引きが凄いから!!」とか言って、なんとかワタシをスズキ釣りへと
誘おうととても熱心なふにゃ太郎。
紀州釣りなら何日ボーズでも苦じゃないが、他の釣りでは1投1匹ぐらいの
ノリで釣れなきゃイヤだとゴネるワタシ。
他種においては、うっとおしい女の典型となる。

常々ふにゃさんはワタシに「他の釣りも覚えなあかんよ」と言ってくれている。
のであるが、ワタシが興味のある釣りは「高くつくからダメ!!」とダメ出しされる。

フカセ釣り(紀州釣りのスキルUPのため)
かかり釣り(密かにKING兼松をリスペクトしている)
マグロ釣り(一生に一度は釣ってみたい)
松方釣り (何か知らんが松方弘樹が釣ってるヤツ)
待たないイカ釣り

どれも敢え無く却下である。

仕方がないのでとりあえず飛ばしサビキで落ち着いた。
来週からはサビキ妻へと転身・・・
と見せかけてたぶん1年中ヌカ打つ団妻なのであった。



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なごみの雨

2007年06月04日 | 紀州釣り珍道中

2007.6.3


今日は紀州釣り一切なしでピアへBBQに行って来た。

土曜日の夜に着くと、タチウオ入れ喰いとの情報が。
すぐさまタチウオ釣り開始。
①投めでふにゃさんがGET
ワタシに変わってもらって第①投めで当たりがあったが、
思わず思い切り強くアワセてしまい、痛恨の(トーゼンの)バラシ。
しかしその後、勘が戻って来たのか、タチウオ②連荘
数年ぶりのタッチー...
型は小ぶりだったが面白かった。

調子に乗って深夜にも少しやったが、なにぶん深夜。
目が悪い上に、いかんせん普段から注意力ゼロなワタシ。
必然的に悪夢に見舞われる。
なんと

ふにゃの鱗海を折ってしまったのだっ!!

ガチョーン


 どうしよう。。。
 折れたよな。。。
 バキって言うたし。。。
 あ でも気のせいかも。。。
 一応確認してみよ。。。
  (見る)
 あ これって一般的に『折れてる』という現象なんちゃう?。。。
 いやいや!
 目ぇつぶってもう1回見たら元通りになってんちゃう?。。。
  (ぎゅっ・・ぱちっ)
 あっちゃ~!見事に折れて~ら。。。
 ちょっと待ってよっ!。。。
 ほんだらヤバいんとちゃう?。。。
 素直に謝ろか。。。
 でも絶対ブチギレやろな。。。
 う~ん。。。イヤやな。。。
 そうや!
 激しく謝って勢いでごまかそぅ。。。
 でも 黙っとけたら黙っとこ。。。


へらへらと笑いながら、ふにゃの元へ。
隠し事は下手な方なので、演技力が問われる瞬間である。
立ち上がれっ! 女優魂よっ!!

わたし:「変わろっか
ふにゃ:「もうエエんか?」
わたし:「うん。もう2匹釣ったし。いってらっしゃい

しまった・・・
不覚にもこのマークで、ふにゃに異変を嗅ぎ付かれてしまう。
夫婦とは素晴らしくも恐ろしいものである。

ふにゃ:「なに!?」
わたし:「サオ折ってしもた...」
(ふにゃの形相が変わる)
わたし:「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃぃ!!」
ふにゃ:「○●△■▲□~~っっっ!!(罵詈雑言)」
わたし:「・・・・・・・・・」

睡眠不足も手伝って、怒りの収まらないふにゃ。
その態度を見てたら、メチャメチャ反省してたはずやのに段々腹が立ってきた。

そもそもなんでこんな竿でタチウオ釣んねんっ!
自分なんか鱗海③本は買える位、折っとるやないかっ!!

100%の反省が200%の怒りに変わる。


「ごめんて言ってるやろがぁぁぁぁーっ!!」


カーンΩ\ζ°)
久しぶりにゴングが鳴り響いた。

・・・そこからは修羅場。
ワタシの繰り出す、必殺技『逆ギレ』でいつもなら易々とマットに沈むハズなのに
怒れる黒モヤシと化した今夜のふにゃは、その攻撃をも自らのエネルギーに
変えて挑んで来る。
まさに血で血を洗う、デスマッチ。
見苦しい程の地獄絵図だ。
しかし罵り合う内容は小学生レベル。

結局収拾つかず、勝負はドローでフィニッシュ。
ワタシはふて寝、ふにゃは怒りながらの釣り続行となった。


朝起きてBBQの用意をする。
この日の段取りは全て元祖あほ夫婦がしてくれた。
申し訳ない。

しばらくしてふにゃと顔を合わすが、ワタシは一晩寝たら
昨晩レベルのケンカなら忘れてしまうし、ふにゃも
言い過ぎたと思ってくれているらしく普通だった。
(いや。ワタシは忘れたらアカンのかも知れないが;)


そこからは両家族と釣り仲間で楽しい楽しいBBQ。

途中雨が降ってきたので釣りしてた人もコチラで休憩し、
子ども達も姉妹みたいに仲良く元気に遊びまわり、
飲みまくり食べまくりの楽しい宴となった。


釣りはしなかったがカニを取るのにハマり、あほ嫁と
二人して気持ち悪い程の量のカニを捕って遊んだ。

夕方 再びタチウオを狙ったが今日はダメだった。

タチウオ釣ったり、竿折ったり、花火したり、カニ捕ったり。
色々あったがほんとうに楽しい一日であった。


みんなありがとぅ゜・*:.。. .。.:*・゜
そしてごめんね、ふにゃ太郎゜・*:.。. .。.:*・゜

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ヒトトキ釣り

2007年06月03日 | 紀州釣り珍道中


2007.6.2

それは突然に決まった。


先日見知らぬおっちゃんがサバいてくれたチヌがあまりにも大味だったのと
(決しておっちゃんのせいではない。時期の問題です。)
ピアランドが釣れてないのと、日曜日は紀州釣りしないと決めたのとで、
ワタシ達“清く正しいアホ夫婦”は苦肉の策に打って出た。

仕事前の朝マズメだけを狙って釣りに行こう!と。

時間がないので紀州釣りでのチヌ狙いはちょっと厳しい。
ならば最近大阪湾であがり出しているスルメイカを狙おう。
娘が寝れるように車横付けポイントで。

金曜日(前日)の晩に急遽決まったにもかかわらず、抜群のコンビネーションで
急ピッチで事を進めるワタシ達。

紀州釣り以外の釣りに全く興味を示さないワタシが“イカ釣り”なぞと
言ったのが嬉しいのか、元々色んな釣りを好むふにゃサンは上機嫌だ。

夜中の3時過ぎに自宅を出て、岸和田付近のポイントへ向かうも
“ソラス条約”だか“シラス条約”だかで立ち入り禁止。

イカジプシーと化したふにゃサン。
うつろな瞳でめぼしい釣り場を彷徨うが、条件が車横付けなので難しい。

ジプってるうちに「スズキ狙いでもエエんちゃぅん」と話がスライドして
家からタッパーに入れて持ってきた沖漬けのタレたちもあっさり亡き事となり
あっという間にシラサエビを仕入れてスズキ釣りになった。

釣り場に到着後、急いで仕掛けを作り、まずはワタシからポチャン。
と いきなりHIT。
釣れたのはメバルのメバやんであった。

幸先いいんちゃうの~
ワタシの機嫌も、普段の紀州釣り時の3分の1程度ではあるが、上々。
その後もメバやんやらガッシーやらが釣れるが、肝心のスズキさんは来ない。

段々根魚たちも消え失せ、イライラしてくる。
暇なので『メガしゃくり釣法』(流してる途中でびっくりする位シャクり倒す技)
などを編み出してみるも、スズキさんはやはりお留守のよう。

あ~ しんきクサイ...
あ~ ヌカしたい...
あ~ 飛ばしたい...

これ以上この釣りは無理だと思い、隣で密かにイカ釣りにスルーしていた
ふにゃ竿を奪い、どりゃぁぁぁぁぁ!!と投げ飛ばす。

き・キモチEィィィ

A・B・C・A・B・C・はぁ~ん・イイきもっちぃ~

久々の飛ばし釣り。最高である。
最初は飛距離がいまいちで気持ち悪かったが、ドンドン遠くまで飛ぶようになり
ようやくアホレナリンが沸々と滾りつつある。

例のごとく、もぅ釣果など関係ない。
とにかくひたすら飛ばすべしっっ!

・・・そんな訳で釣れるワケもなく、ジ・エンド。

感想は

やっぱり紀州釣りじゃなきゃ イヤ


けど①回でもスズキが掛かってたら、たぶんハマってたんやろな...

装備も身軽で、こんな釣りもたまにはいいもんである。

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釣りサンデー祭

2007年06月01日 | オンナのマタにチカラ


とぅとぅ出ましたな 釣りサンデー。
発売日は今日のハズだったが、うちのふにゃ太郎が昨日から「まだかなまだかな」とうるさいし
昨晩はたまたま娘の目が固くって遅くまで起きてたので 厄介ばらいを兼ねて  
「もぅ売ってるんとちがう?娘連れて見ておいでよ」と夜な夜な二人を送り出した、思いやり溢れる良妻賢母なワタシ。

そわそわと出掛ける用意をするふにゃ太郎の横では、お気に入りのプーさんのリュックに
何故かお菓子やらオモチャやらをいそいそと詰め込んでいる娘。
よーわからんけど、よーわからんなりに二人共張り切って出掛けて行った。

一人残されたワタシはクライマックスに差し掛かっていた『携帯文庫』で読んでいる小説をワクワクしながら夢中で読む。

と 画面が中断されて着信の表示が。

チっと思いながら出て見ると、ふにゃ太郎からであった。

「お・オレ、表紙に出てるぅ~!!」


読んでた小説を中断されて不機嫌極まりないワタシの心の声としては「それがどーした」であったが、
感情を露骨にそのまま出しては潤滑な人間関係など営めない事ぐらい知り尽くしている
アダルティレディ★ではあるので「見たいから、はよ買って帰っておいでよ」と100点満点の回答をし、
電話の向こうでは興奮してまだ喋り続けていた感はあったがそれは無視してプチっと切った。

さて後数ページで終わりかしらと言うまでに高まっている小説に目を戻し読み始めた。
なかなかハラハラする読み物で、オチが楽しみである。
携帯小説であるから①ページ読み終えたら「次ページ」ボタンをクリックして読み進めて行くのであるが、段々謎も解けてきて、
最後の最後はどうなるんだっ!!とい箇所に差し掛かり「次ページ」ボタンをクリックしたら


 この先は配信が終了しております。


の文字が・・・

なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!
ジーパン刑事も真っ青やゎ、こんな仕打ち...
このワタシの高ぶりは、一体どぅすればいいの!?
このワタシの高ぶりはどぅ‘処理’すればいいの!?
‘処理’とか言うたらチョット‘アレ’やけど(照)、でもほんまどぅすりゃいいのさ!?

床にごろんごろんと転がって‘怒れるトド’と化していたワタシの元に、浮かれ二人組がよぅやく帰ってきた。

早速 件の釣りサンデーを見せてもらったら・・・

載ってる・・
表紙に・・・
ふにゃ太郎が・・・・
ウキにダンゴ刺されて・・・・・
しかもめっちゃキモい顔で・・・・・・・(*≧m≦*)ププッ

ちょっぴり恥ずかしそうでちょっぴり得意気な顔の、嬉し恥ずかしキモ太郎はサクっと無視して、
はてさて中身は...と覗いてみると最初からいきなり潮都会特集であった。
これにはびっくりしたが、肝心のうちの娘の写真が載っていない。
シャクを構えてダンゴを投入する、うちの娘のアノ勇姿がっ!!

まぁ「こっち向いてー」と言ってはったのにも拘わらず、海を見据えて一心不乱にダンゴを投げ続けていたから無理ないか。
母はそんな娘を誇りに思うよ。

集合写真にワタシもちょこっと写っていた。
(赤いサンバイザー被ってる美女ね)←ゴメンやけどツッコんでね

みんなの写真もカッコよくレイアウトされていて、さすが釣りサンデーである。
ワタシは目を細めて眺めながら「お~お~○○も写ってるわ~」「ありゃ~●○はエラい顔やなぁ~」と
都会へ行った孫から送られてきた写真を見る田舎のバァサンさながのコメントばかり吐いていた。

さ~あ 来週から海行ったら、この話題で持ちきりやぞー。
みんなうるさいぞー!きっと。

釣りをする人って目立ちたがり屋なおちゃめサンが多い。
それは男だからなのか?
男だから、人から認められ、尚且つ‘何か’を残したいのであろぅか?
目立つの嫌い、でも陰でコチャコチャしょーもない事やっときたいアングラな女にはわからない世界である。

でもきっと本当に男の人だからだろぅ。
太古からのアッチャコッチャで子孫を残したいと言う本能と、狩りをして獲物を得、存在を誇示しなければ生きていけない男の血が
現代の男性にも脈々と受け継がれているのであろぅ。
だからこそ釣りも巧いのだ!
もぉ絶対そーやっ!!!

今回釣りサンデーに載った事でココまで想像できる自分に心から拍手を贈ってあげたい。
そして抱きしめてあげたい...

最近、なんでか知らんがワタシのこの駄ログの裏に侵入しようと試みているハッカーが(大げさだが;)いるようであるが、


ブログに侵入する前に

ワタシの脳みそに侵入して

ヒモ解いてみてくれよ~

と思う、『造顔マッサージ中』の団妻なのでした


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