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シルクロード――喀什編③

2009-12-07 10:49:56 | シルクロードの旅
香妃の悲劇を伝える優美な墳墓

町の北東約5kmに、ホージャ(和卓)墳・香妃墓がある。17世紀初めから18世紀半ばまでカシュガルの宗教・政治の実権を握っていたホージャ一族の墓である。ホージャとは、もともとサーマン朝(874~999年)の官職名だったが、その後、イスラム教の宗教貴族として宗教・政治の実権を握るようになった。カシュガルのホージャの初代は17世紀初めにサマルカンドからカシュガルにやってきたマハドム=イ=アゼム。1640年にアファクが父ユースフ(初代の孫)の墓として建てて以来、ホージャ一族の人々が埋葬された。緑と青のタイルで覆われたドームと色とりどりのタイルを用いた柱をもつ優美なイスラム建築のなかに58の墓があり、72人が埋葬されている。

また、この墳墓は「香妃」と呼ばれた女性の伝説によって、一般的に親しまれている。香水をつけないのに砂棗の花の馥郁とした香りがするのでそう呼ばれた香妃は、アファクの孫ジハーンとその兄ブルハン=ウッディーンの連合軍が清朝の大軍の攻撃を受け敗れた時、北京へ連行され、乾龍帝の妃になることを強要される。その後のことは定かではないが、乾龍帝の意に従わず殺され、遺体はカシュガルに運ばれ、この墓地に葬られたと伝えられている。『香妃恨』という京劇の演し物にもなった香妃伝説によって墳墓は全国的に知られ、香妃墓と呼ばれるようになった。建物の中央のひときわ大きな墓がアファクのもの、右手奥の赤い布をかけたものが香妃の墓である。

ホージャ墳には、このほかに本来の一番古い建物である説教壇、54本の柱がそれぞれ異なった装飾をもつ礼拝所、簡単に礼拝を済ますための早礼所などの建物が木々の間に建っている。礼拝をするための建物の内部は何ひとつ装飾的なものを置かないがらんどうで、それがイスラムの雰囲気を濃く感じさせる。ホージャ墳の塀の外には、ホージャ墳の近くを望む一般のイスラム教徒の広大な墓所もあり、前庭から塀の向こうを覗きみることになるが、こちらもなかなか興味深い。広大な墓所のなかのおびただしいさまざまな規模の墓もまた、イスラムそのものである。

参考:中国旅行専門サイト―西部旅情クラブ


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いそぎ中継す!!!! (旋風脚)
2009-12-21 18:06:33



ちょwww 例のやつ今まさにやってる最中なんだが
女のひとがシャワーしてる隙に報告しるわ!!!1!11!
バック好きって聞いてたからその通りにヤっただけで
マジで8万もらえたぞ!!!! このまm
ヌォォオオ!!!!!! (バーサーカー)
2009-12-30 20:54:51


おい!!!これ毎日やったら、借.金2 0 0 万 円 3週間で返せたぞwwww
てかむしろ5 0 万貯金あるしなヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ
パチ屋のイベントに向けてあと5 0 万軍資金用意しとこっと( ̄▽+ ̄*)
ヤホヤホぉ★ (しおん)
2010-01-01 04:03:02

こっちゎ今2人なんだけどぉ
アッチの話ししてたら2人とも濡れてきた的なぁ((*゜▽゜人゜▽゜*))
みんなでお風呂入りたいしノーウォッシュでヨロ☆ヽ(▽⌒*)