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DVDで『仄暗い水の底から』を見ました。
現在公開中の『ダークウォーター』のリメイク元作品であり、『リング』の「鈴木光司」「中田秀夫」が再びタッグを組んだ作品です。
私には幼稚園の頃の記憶がほとんど残っていない。かすかに覚えているのは少しの間だけママと二人で暮らしたことがある、ということだけだった・・・
『淑美(黒木瞳)』は離婚調停の場で一人娘『郁子(菅野莉央)』の親権を巡って争っていた。母娘二人で住むため『淑美』は古いマンションに引っ越してくるが、寝室の天井には水漏れの後と見られるシミが付いていた。
幼稚園に入園し、就職先を決めた新しい生活を始めたふたりだったが、すこしずつ『郁子』の挙動が怪しくなっていた・・・
おおまかなストーリーは『ダークウォーター』を見て知っていましたが、ラストが異なるということも聞いていました。
『ダークウォーター』に比べるとホラー色が強いと、他の方のレビューで拝見しましたが、怖さという面では確かに日本版の方が強いとは思います。ただし『リング』等のジャパニーズホラーに比べると格段に弱いと感じました。
『リング』がホラーにミステリー・サスペンスの要素を取り入れたのに対して、この作品では人間ドラマを描こうとしたのかもしれません。しかしホラーとの融合は難しかったようですね。
人が死ぬ、いなくなるといった怖さの演出がなく、少女の影による怖さのみが繰り替えされていた為途中間延びしてしまった気がします。
冒頭や途中『淑美』の子供時代が描かれていますが、判り辛く(『郁子』と間違えてしまいました。)主人公の背景を語るには効果が薄かったと思います。
『ダークウォーター』のハリウッド的なところが新たに発見できましたね。日本版では少女の死は曖昧にされていますが、物事を合理的に考えたい欧米人の好みに合わせ、少女の背景・そして死を明確に打ち出していましたね。
音楽はホラーらしく恐怖を盛り上げる効果を果たしていたと思います。後半に入ってなんとなく『パトレイバー』に似ているな、と思ったら「川井憲次」が音楽担当でした。やはりどことなく雰囲気が出ちゃうものなんですね。
「黒木瞳」はあいかわらず綺麗でした。1960年生まれという事ですが美貌はさらに冴え渡っているようです。これまで邦画を見ていなかったので彼女の作品はテレビでちょっと見ただけですが、線が細く薄倖そうに見える彼女ははっきりいって私のモロタイプであることは間違いありません。(強調してもあまり意味がありませんが)
評価 星 みっつ
・仄暗い水の底から@映画生活
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『ダークウォーター』に比べるとホラー色が強いと、他の方のレビューで拝見しましたが、怖さという面では確かに日本版の方が強いとは思います。ただし『リング』等のジャパニーズホラーに比べると格段に弱いと感じました。
『リング』がホラーにミステリー・サスペンスの要素を取り入れたのに対して、この作品では人間ドラマを描こうとしたのかもしれません。しかしホラーとの融合は難しかったようですね。
人が死ぬ、いなくなるといった怖さの演出がなく、少女の影による怖さのみが繰り替えされていた為途中間延びしてしまった気がします。
冒頭や途中『淑美』の子供時代が描かれていますが、判り辛く(『郁子』と間違えてしまいました。)主人公の背景を語るには効果が薄かったと思います。
『ダークウォーター』のハリウッド的なところが新たに発見できましたね。日本版では少女の死は曖昧にされていますが、物事を合理的に考えたい欧米人の好みに合わせ、少女の背景・そして死を明確に打ち出していましたね。
音楽はホラーらしく恐怖を盛り上げる効果を果たしていたと思います。後半に入ってなんとなく『パトレイバー』に似ているな、と思ったら「川井憲次」が音楽担当でした。やはりどことなく雰囲気が出ちゃうものなんですね。
「黒木瞳」はあいかわらず綺麗でした。1960年生まれという事ですが美貌はさらに冴え渡っているようです。これまで邦画を見ていなかったので彼女の作品はテレビでちょっと見ただけですが、線が細く薄倖そうに見える彼女ははっきりいって私のモロタイプであることは間違いありません。(強調してもあまり意味がありませんが)
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僕もxina-shinさんと同じ印象を感じた映画でした。
「ダークウォーター」はまだ観ていませんが、怖さはそちらに期待することにしますw
興味はあるのですが映画館は怖いかも・・・。
DVDを待とうかと思っています。
今のところ一番怖かった邦画は「リング」です。。。
私はこの作品、面白かったです。恐かったし、泣きましたね。
子供がいなくなる、という一点においては、単に「目の前からいなくなる」というだけで、母親は冷静ではいられなくなりますから、そのパニック状態の中で子供を捜し回る行動そのものが、つまりは恐怖につながるんだと思います。
アホコメントでスイマセン・・・・。
怖さという点では・・・原作の方が遥かにぞぞっとしますね。
この映画の中では、母親が娘を思う気持ちに焦点があっていて、彼女のヒステリックなまでの探し方や言動は女性としてよく理解できました。
娘が大事であればこそ、あの選択をしたのだろうなぁ・・・悲しいけれど。
普通の霊ならば、みつけてくれて成仏させてくれれば満足しちゃうんでしょうが、連れてっちゃうなんて・・・よっぽどお母さんが恋しかったのかなぁ・・・