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「ALWAYS 続・三丁目の夕日」劇場にて

2007年11月18日 | cinema-japan

土曜日のレイトショーで『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を見てきました。

出演陣は前作同様、『吉岡秀隆』『堤真一』『小雪』『堀北真希』『薬師丸ひろ子』そして
三浦友和』など。


『ヒロミ(小雪)』が三丁目を去って数ヶ月、鈴木オートに一人の女の子がやってきた。父親が事業に失敗し出稼ぎに出るため、その間預けられることになったのだ。父親に連れられてやってきた『美加』はお嬢様として育てられたため、その環境の変化に戸惑いつい鈴木家に反発してしまう。
一方『茶川竜之介』の元に戻った『淳之介』を引き取りに、再び実の父『川渕康成』が現れた。二人の暮らしぶりに『川渕』は『茶川』にある約束を結ばせるが・・・


タイトルバックのときに一瞬手作り飛行機が横切ったことに気づかれましたでしょうか?前作のオープニングに引き続きの登場でしたが、スタッフの中でのある種の象徴になっているのかもしれません。エンディングにも登場します。

ストーリーは見る側の要求どおり、大きなどんでん返しもなく大団円に向かってユーモアを交えながら進んでいきます。ちょっと残念だったのが『一平』のはとことして登場した『美加』ちゃんの役割でした。お金持ちの息子である『淳之介』が何故『茶川』の元を離れようとしないのか。その理由をうまく『美加』に絡ませたほうが、わがままなお嬢様だった子がお手伝いもする優しい少女に変わっていく様をわかりやすく説明できたのではないでしょうか。『淳之介』の存在はいま現代人が失いつつある幸せのカタチを表している気がします。
前作では「三浦友和」演じる『宅間史郎』の役割でしたが、本作でも「堤真一」演じる『鈴木則文』に戦争の影をにじませています。同窓会の翌日の朝起きたときに何が起こったのか納得するときの『則文』の表情は見事でした。
『茶川』と『ヒロミ』の関係が物語の主筋として流れていますが、コンプレックスの塊である私には、二人の気持ちは痛いほどわかる気がします。『ヒロミ』の踊り子仲間『梅子(手塚理美)』の存在は重要でしたね。きっと『梅子』にも似たような経験があったんだな、ということが感じ取れる演技でした。
最初気がつきませんでしたが、『ヒロミ』の踊り子仲間『メリー』は「貫地谷しほり」が演じていたんですね。今後注目の若手女優さんです。

仕方の無いことですが、やはり気になったのが子供たち伸びていたことでした。『一平』はあまり伸びていなかったようですが、『淳之介』や遊び友達の『三浦雄一郎』が大きくなっていましたね。声変わりしていなかったのがせめてもの救いかもしれません。

前作よりも時間の制約が強かったのでしょう。CGの仕上がりが多少落ちてしまった、と感じました。特に日本橋の俯瞰のシーンはうまく人物と背景が溶け込んでいない感じを受けてしまいました。もう少し詰める時間を与えたかった気もします。


評価 星 よっつ


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