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「ミッドナイト・イーグル」試写会にて

2007年11月21日 | cinema-japan

試写会で『ミッドナイト・イーグル』を見てきました。

主演は『世界の中心で、愛を叫ぶ』の『大沢たかお』、共演には『いま、会いにゆきます』の『竹内結子』、『ただ、君を愛してる』の『玉木宏』、『吉田栄作』など


元戦場カメラマンの『西崎優二』は厳冬の北アルプスを登山中、火の玉が落ちていくところに遭遇し、カメラのシャッターを押した。『西崎』の後輩の新聞記者『落合信一郎』はこの事件に裏があるのではと思い、『西崎』を誘い北アルプスへと入山する。
『西崎』の義理の妹であり写真週刊誌の記者である『有沢慶子』は、編集長『宮田忠夫(石黒賢)』の指示で米軍横田基地での工作員侵入事件を追っていた。『慶子』は工作員との接触に成功するが、男は瀕死の重傷をおっていた…


最近盛り上がってきた邦画の中で久しぶりにやってしまった感のある大作でした。アクションモノではなくドラマ性も乏しい…ジャンル付けの難しい作品です。これだけ突っ込みどころのある作品も久しぶりです。

原作を読んでいないのでなんともいえないのですが、自己犠牲によるお涙頂戴ドラマであることが中盤以降プンプンと漂っていました。特にラスト10分は長すぎました。
北アルプスと東京の二軸で展開していきますが、全体として緊迫感の欠けた冗長さを感じる作りになっていました。あの国の工作員によるテロということで現実にありうる設定にしていますが、逆にそれが作品からリアル感、リアリティを奪ってしまったのかもしれません。墜落した米軍機に何が積まれていたのか、工作員の目的は何なのかなどの謎が、謎として成立していないためサスペンスとしても弱いものになっています。現実味のあることが脚本、演出に甘えをもたらしたのではないでしょうか。
緊迫感の無さの原因は日本側の視点のみで描かれているからと思われます。某北**軍や米軍は台詞としてしか登場しません。ワンカットでも敵側のシーンがあるだけで変わってくるのではないかとおもうのですが。

北アルプスの雄大な山並みが美しかっただけに残念な作品です。(『竹内結子』のアップと山の美しさは大スクリーンで見てよかったとは思いますが…)

評価 星 ふたつ


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4 コメント

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Unknown (いなかもの)
2007-11-23 23:09:20
先日は試写会に声かけて頂いてありがとうございます。
久しぶりに話も出来たし、楽しい時間をすごせましたよ。

映画の感想については、自分も、なんか違和感を感じました。
ただ映画に詳しくない自分は、いいんじゃない?って思いながら見ておりました。

また誘ってくださいね~。


あ、自分はメールアドレス変わってないから一回送信してもらえると助かります★
また (xina-shin)
2007-11-25 18:51:13
いなかもの氏
コメント感謝です。
試写会が当たったらまた誘います。
お久しぶりです。 (Ageha)
2007-12-08 17:35:19
>北アルプスの雄大な山並みが美しかっただけに
残念な作品です。
(『竹内結子』のアップと山の美しさは
大スクリーンで見てよかったとは思いますが…)

・・・激しく同感です。"\( ̄^ ̄)゛ハイ!!

ええわぁ、大沢たかお。

・・・で満足してしまうような私は
来るぞ来るぞキタ~~という感じで
展開の見えるお涙頂戴シーンにもかかわらず
まんまとハマってしまいうるっとしてしまいました。

年ですか?(ノ*゜▽゜)ノ




Unknown (moriyuh)
2008-01-03 22:35:20
xina-shinさま

TBありがとうございました。
私もTBさせていただきました。

>緊迫感の無さの原因は日本側の視点のみで描かれているからと思われます。某北**軍や米軍は台詞としてしか登場しません。ワンカットでも敵側のシーンがあるだけで変わってくるのではないかとおもうのですが。


確かにそうですね。コレを観た後に「24」第2シーズンを観たのでそれはとても感じました。

私は原作本に興味を持ち始めていますので、明日にでも本屋さんに行こうかと思っています…。




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