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「悪魔の手毬唄」DVDにて

2005年07月18日 | cinema-japan
DVDで『悪魔の手毬唄』を観ました。


『金田一耕介(石坂浩二)』は旧知の『磯川警部(若山富三郎)』の薦めにより鬼首村(おにこべむら)の『青池リカ(岸恵子)の営む』温泉宿にやってきた。やがて現れた『磯川』は一つの事件の解明を依頼する。20年前、彼らが泊まっている宿の主『青池源知郎』が当時村に現れていた詐欺師『恩田育三』により殺害された。当時捜査員として参加していた『磯川』は事件に不審な点を感じ以来独力で捜査を続けていたのだった。
宿の温泉で『金田一』は老人と知り合う。『多々良放庵』と名乗る老人は『金田一』に復縁を迫る元妻への代筆を依頼する。
村はある人物の帰省に沸き立っていた。かつて父無し子として村を追われるに出て行った『別所千恵(仁科明子)』が東京でスターとなり戻ってくるからであった。同じ年の娘たちは再会を喜ぶがそのうちの一人『仁礼文子』の姿が見えなくなってしまう・・・


『金田一』シリーズの特徴でもある見立て殺人の中で、手毬唄によって奏でられる一番美しい見立て殺人がこの『悪魔の手毬唄』だと思います。『金田一』シリーズでは旧家の因習などが動機につながったりしておりますが、この作品は哀しい愛が動機になっています。
本作では珍しく『金田一』のパートナーとして一人の男が割り当てられています。「若山富三郎」演ずる『磯川警部』です。彼と『金田一』との会話にはほのぼのとしたものすら感じられます。「若山富三郎」の存在感は別格ですね。

評価 星 さんてん ご


横溝正史については小説家「早見祐司」氏のサイトが分かりやすいと思います。
横溝正史メモリアル



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