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「病院坂の首縊りの家」DVDにて

2005年07月19日 | cinema-japan
DVDで『病院坂の首縊りの家』を観ました。


戦前から続く本條写真館に一人の女性(桜田淳子)が訪れた。結婚の記念写真を撮って欲しいとの依頼であった。写真館の若主人『直吉(清水紘治)』は迎えに来た男(あおい輝彦)とともにある屋敷へと向かった。
着いた先は「病院坂の首縊りの家」と呼ばれている空家になっているはずの屋敷であった。屋敷内には花嫁が金屏風の前に座っており、案内して来た男が新郎として彼女の横に立ち、写真を撮るよう促した。怯えながらも『直吉』は言われるとおり写真を撮る。
数日後、女性の声でもう一度同じ屋敷で写真を撮って欲しい、と電話が入る。写真館の助手『日夏黙太郎(草刈正雄)』、その場に居合わせた『金田一耕介』らとともに再度屋敷に赴いた彼らは、風鈴のように吊り下げられた生首を発見する・・・


「市川昆」+「石坂浩二」コンビの最後の作品になります。それだけではなく原作上では『金田一耕介』最後の事件にもなっています。
他の四作品は原作とそれほど異なってはいませんが、この作品は脚本が大きく書き直されています。映画では例の如く事件に巻き込まれた『金田一』が、事件を解決するまでそれほどの時間はかかっていませんが、原作では事件が起こってから解決までおよそ20年という時間がかかっています。(内容はほとんど覚えていませんが)
原作者である「横溝正史」ご夫妻も出演されています。氏自身は以前の作品でも旅館の主人役で出たことはありますが、今回は台詞がたくさんあります。
ヒロインは「桜田淳子」。性格の違う二役をこなしています。当時アイドルばりばりだった頃だと思いますので、そう考えると健闘していると思います。
他の四作品とは多少趣きも異なっており、『金田一耕介』は神の如く驚くべき観察力を発揮しています。(その割りに事件を防ぐことは出来ませんが)、原作を大きく変更しているからではないかと思われます。


評価 星 さんてん ご

病院坂の首縊りの家@映画生活


P.S.
原作が読みたくなったので買ってきてしまいました。


横溝正史については小説家「早見祐司」氏のサイトが分かりやすいと思います。
横溝正史メモリアル



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして^^ (ブタネコ)
2005-09-10 05:34:29
「君と僕の無限空間」さんのTBから とんできました^^



勝手ながらのTB どうかお許し下さい。



よろしく御願い申し上げます。



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コメント感謝 (xina-shin)
2005-09-10 09:02:10
>ブタネコさん

コメント&TBありがとうございます。

TB大歓迎なのでこれからもよろしくお願いいたします。
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