SNSの発達のせいで「暑中見舞い」のハガキを見ることがなくなった。
日本郵便は2021年にくじ付き暑中見舞い用はがき「かもめ~る」の発行を廃止している。
加えて、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の抑制で一段と利用が減ったそうな。
1993年のキャンディーズ『暑中お見舞い申しあげます』が懐かしくなる。
(ウーワツ) 暑中お見舞い申し上げます
まぶたにくちづけ (アハハ)
受けてるみたいな (ウーウン)
夏の日の太陽はまぶしくて
キラキラ渚を (アハハ)
今にもあなたが (ウーウン)
かけてくるしぶきにぬれて
(作詞:喜多條忠/作曲:佐瀬寿一)
「拝啓 三伏(さんぷく)の候」という時候の挨拶が、昔の暑中見舞いの定番だった。
「三伏」とは、陰陽五行説では夏至以降の三つの庚(かのえ)の日をいう。
夏の勢いがとても盛んで秋の気配を降伏させるという意味がある。
したがって、「三伏の候」を言い換えれば「酷暑の候」になる。
ちなみに2023年の三伏日は以下の通り。
初伏は7月11日(火)・中伏は7月21日(金)・末伏は8月10日(木)
なぜかパラソルにつかまり
あなたの街まで飛べそうです
今年の夏は胸まで熱い
不思議な不思議な夏です
暑中お見舞い申し上げます
こんな夏が30年前にはあったのだ。
今や「三伏」には降伏した四伏!
「暑中お見舞い申し上げます」どころか、
猛暑厳重注意お願いいたします!
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