前回、中目黒という街は山手通りを境に分断されていると述べた。
しかし、中目黒の分断はそれだけではない。東横線によっても中目黒は分断されている。
少し前、民主党のかもしだ区議が2009年2月25日付けのブログでこんなことを書いていた。
まさに現状認識としては正しいと思う。しかし、この後に続く文章が私としては疑問を感じた。
というのである。つまり4つに分断されたブロックそれぞれに対して景観計画を立てようということであろう。しかし、この提案、どうだろうか?
この提案は、中目黒が4つに分断されていること有りきのアイディアであり、4つに分断されている現状をただ是認するものではなかろうか。しかし、そもそも、中目黒がそのように分断されていることが本当に是なのかどうか、一度原点に立ち返って考えて見る必要があるのではなかろうか?
普通、都市計画を立てる時には、区域を一つの街区として一体化することを考える(一応注釈するが、それは一体化イコール画一化するということではない)。すなわち街の分断を無くすことを考えるものである。その点で、かもしだ区議の「分断を前提にした思考」は、若干疑問を覚えてしまう。
しかし、このように、区議すらも街の分断を解決する気がないというのが、中目黒の現実であるとも言える。ただ、逆に、街が分断しているが故に、現状の中目黒が「一言で言い表せない、多様性を持った街」になっているのも事実ではある。
「街の一体感(街を分断しない)」と「街の多様性」は決して二律背反ではなく、同時に成立するものではあるとは思うが、とりあえず中目黒では多様性のメリットが分断のデメリットを上回っている状態であると言えるかも知れない。
ただ、せめて区議くらいは街の分断に対して問題意識を持ってもらいたいものだが、いかがだろうか?
しかし、中目黒の分断はそれだけではない。東横線によっても中目黒は分断されている。
少し前、民主党のかもしだ区議が2009年2月25日付けのブログでこんなことを書いていた。
駅周辺は山手通りと鉄道によって4つのブロックに分断され、上目黒一丁目と上目黒二丁目の2ブロックは再開発事業により、高層ビルを中心に都市的な洗練された景観を有し、鉄道をはさんだ反対側の2ブロックは気取らないにぎわいがあり、昭和の雰囲気を有している。
まさに現状認識としては正しいと思う。しかし、この後に続く文章が私としては疑問を感じた。
景観計画の基準をブロック別に作成することを提案するが見解を伺う。
というのである。つまり4つに分断されたブロックそれぞれに対して景観計画を立てようということであろう。しかし、この提案、どうだろうか?
この提案は、中目黒が4つに分断されていること有りきのアイディアであり、4つに分断されている現状をただ是認するものではなかろうか。しかし、そもそも、中目黒がそのように分断されていることが本当に是なのかどうか、一度原点に立ち返って考えて見る必要があるのではなかろうか?
普通、都市計画を立てる時には、区域を一つの街区として一体化することを考える(一応注釈するが、それは一体化イコール画一化するということではない)。すなわち街の分断を無くすことを考えるものである。その点で、かもしだ区議の「分断を前提にした思考」は、若干疑問を覚えてしまう。
しかし、このように、区議すらも街の分断を解決する気がないというのが、中目黒の現実であるとも言える。ただ、逆に、街が分断しているが故に、現状の中目黒が「一言で言い表せない、多様性を持った街」になっているのも事実ではある。
「街の一体感(街を分断しない)」と「街の多様性」は決して二律背反ではなく、同時に成立するものではあるとは思うが、とりあえず中目黒では多様性のメリットが分断のデメリットを上回っている状態であると言えるかも知れない。
ただ、せめて区議くらいは街の分断に対して問題意識を持ってもらいたいものだが、いかがだろうか?
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