中目黒再開発の事実

中目黒の再開発・工事について。少しでも事実を伝えられれば…。

剽窃問題

2012-04-09 10:30:38 | このブログに関して
2ヶ月ほど前、当ページを丸々自分のブログにコピペしていたサイトがあった。
本人・プロバイダに抗議を行い、削除して頂いた。

他人の発言を「引用」するのは、全くもって問題がない。
よく「引用は引用者の書いた文章より長くてはならない(本人の文章が主、引用が従)」とも言うが、当サイトは、当サイトの文章20行の前に一行「こんなサイトがありました」の一言でも良いとすら思う。

ただ、上記で問題にしたサイトの場合、出典元も記載されていなければ、引用と分かるような記述もなく、ただ自サイトに当サイトの文章を貼っただけだったので抗議させて頂いた。ブログは個人的な文章でもありプロの仕事ではないにせよ、一般社会に文章を発表するなら、それ相応のルールはわきまえてほしかった。

あらためて、各種ポリシーをリンクしておく。


■引用
著作権法が示す引用の要件を満たす限り、許可する。ただし、必ず引用元として当ブログに対してリンクを張ること。条件はリンクのみとし、リンク時に当ブログの名称を明記するかどうは自由とする。

引用を、肯定的・批判的のどちらの文脈で使用しても構わないが、趣旨を誤解したものについては、補足のコメントや反論などを行うことがある。


ちなみに、2008年03月22日 06:49:10 発表の当サイトの文章と、2009年04月09日発表の某サイトの文章とを比較して欲しい。

・当サイト

当時の目黒川は酷い暴れ川であり、年に何度も増水・氾濫するような川だった。台風シーズンともなれば、神田川と共に、TVのニュースの常連になる川だったのである。そこで、洪水防止のために、川を大幅に掘り下げ、合わせて堤防も整備するような、大きな護岸工事を行われたのだ。

工事においては、当時から両岸にあった「桜をどうするか」が問題になった。
一般論として、行政は面倒なことは避けたがる傾向が強い。普通であれば、桜を適当に切り倒して工事し、工事後は適当な街路樹を植えて済ませそうなものである。

これに対し、周辺町会で結成している「目黒川を豊かな生活環境にする会」を中心に、桜の保存運動が起こった。同会は「桜は、目黒川にとって重要なシンボルである」として、工事後に桜を再植樹することを主張したのである。

この運動は、行政をも動かすことになる。
行政も、工事後の桜の再植樹を前提とした工事計画にすることに同意したのだ。


・某サイト

かつての目黒川は、年に何度も増水、氾濫する暴れ川でした。川沿いの民家はたびたび浸水の被害にあい、台風シーズンともなるとテレビのニュースで毎年のようにとりあげられる悪名高い川だったのです。

そこで1980年代の前半、洪水防止のために川を大幅に掘り下げ、堤防も整備する大規模な護岸工事がおこなわれることになりました。そのとき、当時から両岸にあった桜をどうするかが問題になりました。効率や費用を考えれば、桜を適当に切り倒して工事し、工事後は手間のかからない常緑街路樹を植えるオプションもあったはずです。

桜が切り倒されるかもしれないと考えた地元住民は、周辺町会で結成している「目黒川を豊かな生活環境にする会」を中心に、桜の保存運動を起こしました。「桜は目黒川にとって重要なシンボルである」として、護岸工事の後に再植樹することを主張したのです。

最初は小さかったこの運動が多くの人を巻き込み、ついには行政を動かします。住民の意思を反映した工事計画が策定されることになりました。桜の一部は移植して保存され、工事終了後に再植樹。さらに若木が追加され、目黒川の桜並木が復活しました。


まぁ、多くの人に事実を知ってもらうことこそ、公共の利益にかなうと考えて何も言わなかったが、本来はこれもアウトだということは、文章を書く人間なら認識しておいて欲しいものだ…。