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医療倫理

2006-11-25 00:26:18 | インポート

早大総合研究機構の研究成果報告会を聴講した。テーマは「ロボット・医療福祉・倫理」

総合研究機構長と早大総長の挨拶に続いて、6名の第一線の研究者の研究報告があった。

医療関係者の「倫理」意識が、規制的・萎縮的・被害者的であることに気付き、問題に感じ、質問をした。

問題とすべきは、個人倫理でなく、社会倫理ではないか。勉むべきは、「自粛」でなく、預言者的「警笛鳴らし」(whistle blowing)ではないか。社会倫理の啓蒙普及に関しては、高城重厚技術士を失ったわが国の損失は大きい。

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(今日のお弁当)

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(今日の夕食)

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落葉  Leaf fall

2006-11-24 10:09:11 | 日記・エッセイ・コラム

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脱葉、地を蔽(おお)わんとする頃、吾人の希望はいよいよ大なり。

旧世紀は終わらんとし、旧制度はすたれんとし、旧(ふる)き天地は去りて新しき天地は吾人の中に臨まんとす。

颯々(さつさつ)たる秋風、これ落葉をうながすの声ならずや。粛殺(しゅくさつ)たる世態、これ旧事物の死滅を表すの状(さま)にあらずや。

吾人は野色惨然たるを見て、吾人の志を強うするや大なり。 (内村鑑三)

「わたしたちは、神の約束に従って、義の住む新しい天と新しい地とを待ち望んでいる」(ペテロ後書3:13)

We, according to His Promise, look for new heavens and a new earth in which righteousness dwells. (2 Peter 3:13)

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(今日のお弁当)

煮魚弁当

里芋の煮物

中華サラダ 他2品

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(今日の夕食)

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伝道 Missionary work

2006-11-23 09:35:35 | 日記・エッセイ・コラム

Pict0127 Pict0125_1 紅葉の山下公園

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伝道とは、わが主張を世におよぼし、わが徳をもって人を化し、もってわが党わが弟子を作ることではない。

キリスト教の伝道とは、われの罪あるを世に表白し、われの受けし恩恵を人に示し、わが救い主を世に紹介し、もって彼の従者、彼の弟子を作ることである。  (中略)

伝道は説教でもなければ牧会でもない。伝道は我が心に実験せし神の救いを世に発表することである。

この実験なくしてはいかに該博(がいはく)な神学教育を受けし者であっても、キリストの伝道師ではない。またこの実験があれば、何人(なんびと)も有力なるキリストの伝道師たることができる。 (内村鑑三)

「我らは此の事の証人なり」(使徒行伝5:32)

We are His witnesses to these things. (Acts 5:32)

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(今日のお弁当)

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(今日の夕食)

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医療難民の訴え(MT氏)

2006-11-22 20:09:13 | 日記・エッセイ・コラム

家内は一ヶ月ほど近くの病院に緊急一時入院をしています。その後はまた家でケアをする予定です。ただ妻の病状はかなり進行しておりまして、特に精神症状の悪化が顕著です。家で彼女を看取りたいのですが、ただ現在の在宅ケアは限界にきています。at riskの子供が非常にナーバスになっていて、家庭内で何が起こるか分からない危険性があります。そのため今は母親と子供との間に物理的距離を置く必要があります。

ただご承知のように、長期の療養を必要とする患者にとっては非常に不利な今の医療状況があります。はっきりいって入院したくても、受け入れてくれる病院がないんです。急性期の患者さんは別として、慢性の病気で長期の療養を必要とする患者さんは、国家の施策で診療報酬が激減されたために、かれらを主な対象としてきた病院は軒並み経営不振に陥って、6年後には長期療養型病院は消えてなくなるといわれています。国家施策である「施設から在宅へ」といううたい文句で、患者さんは毎日病院側から退院を半ば強制的に勧告されています。

しかし退院して在宅でケアを受けたくても、その受け皿が全く準備されていないのが現状です。政府はそういう人たちのために療養型の特別養護老人ホームを用意しているというけれど、それらのいわゆる「特老」に入所するためには、それこそ何千万という目が飛び出すような資金が必要でして、とても病人を抱えた普通の庶民の出せる金額ではありません。病気になったらどこにも居場所がない貧乏人に対して、今の自民党政府の医療政策は、「死ね」といっているのと同じであります。

家内が今一時的に入れてもらっている病院の院長さんが、冗談混じりにこの間、この私に、御自分の首を両手でしめながらこんなことをおっしゃいました。「私としてもつらいんですよ。うちの病院はどこも引き取り手のない患者さんをたくさん受け入れてきたのですが、このままの状態で患者さんにいられたら、院長の私のほうが首をくくらなければなりません。」

妻の場合、入院するためには普通の認知症の患者さん以上の難しいハードルを越えなくてはなりません。HDという神経難病に対応してくれる医療施設ないし病院が皆無であるだけではありません。精神病院からも、今までそのような患者を扱ったことがないから対応が出来ないといわれて拒否されてしまいます。そういう意味で私たちHD患者は究極の「医療難民」であります。

「弱さについて」つれづれに書き記しました。添付しました。お読みいただければ幸いです。

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(今日のお弁当) .

チキンカツ弁当 .

切り干し大根の煮物 .

カボチャサラダ 他2品 .

(以上、汐見台コミュニティ) .

(今日の夕食)

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異邦人のエクレシア

2006-11-21 11:45:23 | 日記・エッセイ・コラム

名取四郎さん(立教大学教授、美術史)の講演記録を複写する。

原始教会がユダヤ人グループと異邦人(ギリシャ人)グループに分裂しはじめた頃、それぞれのコミュニティは「ユダヤ人のシナゴーグ」と「異邦人のエクレシア」と呼ばれたと言う。

ユダヤ人のシナゴーグで、安息日(土曜日)に神礼拝を共にしていた人々の中から、「イエスは主(キリスト)である」と告白する人々が分離され、追放された様子が、「会堂追放」(アポシナゴーゴス)という言葉に残っている。

安息日(土曜日)礼拝から締め出された人々が、復活記念の日曜日の朝に集って、新しいコミュニテイを作り出す。それが「異邦人のエクレシア」。旧体制を批判する、革命家の集まりであったろう。

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(今日のお弁当)

豚肉の生姜焼き

煮物

酢の物

浅漬け

(今日の夕食)

[魚の料理]

[野菜類は昼食に同じ]

(以上、ワーカーズコレクティブ樹)

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