綉球花*八仙花

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   ・・・ 日々の生活の中で ・・・

玄丹お加代

2008-09-03 | Weblog
テレビで 玄丹お加代 という女性を紹介する番組があった。残念ながら、私は今まで彼女を全く知らなかった。 碑文によると、彼女は、元松江藩士で鍼医・錦織玄丹の娘で、明治維新のとき窮地に陥った 松江藩 のために、身を挺して活躍した女性である。慶応4年(1868) 山陰鎮撫使一行 は、徳川の親藩である松江藩に 無理難題 をつきつけ、 家老 大橋茂右衛門に 切腹 して謝罪するよう要求した。藩はこの対策に苦慮していたが、この時、荒武者を酒席で操縦し、一行の態度を和らげて 出雲女 の義侠心を発揮したのが彼女である。白刃に貫いた蒲鉾を平然と紅唇に受けたとか、幹部に迫って家老の命を助けたと伝えられる。郷土を守るため、一身を捧げて藩の窮地を救った行為を誇りに感じ、玄丹お加代の胸像が 白潟公園に建立されたという。 公園には 青柳楼の大燈籠 もある。この石燈籠は、元々明治初期から松江の歓楽地として賑わった 天満宮 裏で、最も大きな料亭の1つ 青柳楼 にあった。当時その辺は 宍道湖 の波打ち際にあり、総 来待石 ・高さ6m余の大石燈籠は、入江の 燈台 の役目を果たしており、松江の名物の一つとなっていたが、宍道湖の埋め立てにより取り残されていた。松江開府350年祭にちなんで昭和33年現在地に移設された。玄丹お加代が 芸妓 として勤めていた 鳴玉楼 が、青柳楼の隣にあったことから、この石燈籠は、 お加代燈籠 とも呼ばれている。
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2 コメント

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白潟公園 (エアロ)
2008-09-09 14:13:38
日中でも風が随分秋めいてきましたね。今日仕事の帰りに白潟公園(近くなので)を歩いてみました 
ありました 玄丹加代の胸像が、石燈籠は車で走っている時に見えているんですけど・・・知らなかった 
( _ _ )..........o
WOさんブログから、また一つ教わりました 
白潟公園 眺めはいいし、とてもきれいでした 
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地元を知る? (wo)
2008-09-09 23:12:48
とても爽やかな秋晴れの空になりましたね。
以前は、公園前を何気なく通っていましたが、
お加代さんや灯篭のことを知って、
見る目が地が違って来ました。
同時に、地元のことに無知だった自分を悔いています。
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