さて行波の新舞(ゆかばのかんまい)の感想を今日も熱く語っていきます。
当日の演目は、
神事の「降神の儀」「荘厳」神楽の「六識幸文祭」「諸神勧請」「注連灑水」「日本紀」
「真榊対応内外」「荒霊武鎮」「八関」「愛宕八幡」「弓箭将軍」「三宝鬼神」「五龍地鎮」
「天津岩座」そして最後に神事の「昇神の儀」で終わります。
漢字が難しい!間違っていたら後でこっそり直します。
さて、私たちは早く着いたので前列で神楽が始まるのを待っていましたが、
降神の儀が始まる前に自分たちが居る位置に神棚があると解り、これはいかんと急いで移動しました。
その時、急いでいて椅子を置いてきてしまったのですが
回収しようと思ったら見知らぬお婆さんが座ってらっしゃって…。
今回持って行った折りたたみ椅子は基本的に見知らぬ方に大活躍でした(笑)
さて演目の中でも一番人気が八関です。
これはパンフレットには「八つの関を通り、神を迎え敬うことによって、
初めて安泰が達成できるということを表現した舞である」とあります。
神殿の北に高さ25メートル!の松の木を立て、それに人が登って
松の木から地面に張ってある縄を頭を下にして降りていくのが凄いんです!!!
この八関という演目の前半は、黒の紋付き袴・風折烏帽子・赤いしんぷくといわれる衣を羽織り、
首に木綿手繦といわれる白い縄をかけた奉利8人と、鬼8人が舞を舞い、問答を繰り広げます。
松の木の下に皆が集まると、神殿から白い衣装の男性が登場し、
松の木を登っていきます。上まで登ると、赤・黄・白の円形の紙を破り松の枝を折って、
地上にいる観客に向かって投げていきます。この松の枝は持って帰ると縁起が良いそうです。
そして縄を伝って降りていくのですが、これが頭を下にして片足ずつ引っかけるようにして降りていくんです。
しかも途中何度か両手を放すのでこれが見ていて恐い恐い!!
この演目が始まる前くらいから人がどんどん増えていき、午前中の様子と一変します。
しかしこの八関が終わった後はみんな帰って行ってしまいました。本当にあっという間でビックリです。
おかげで後の演目はゆったりと見る事ができました。
行波の神舞は古い舞を流行を取り入れるなど華美に走らず、
伝統を残していることが高く評価されているそうですが、本当に、素晴らしい神楽でした。
また6年後に見に行こうと思っています!!
http://www.woodtownyuki.com
広島で注文住宅ならウッドタウンゆきまで