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a lice の趣味(酒味?)のブログ

清水寺(京都)

2011年11月16日 05時16分25秒 | 神社仏閣
京都と言ったら・・・「清水の舞台」で有名な清水寺(北法相宗)・・・・
車一台がやっと通れるような急な坂道を登って行くと仁王門が見えてくる・・・・
絶好のシャッターポイントなのだが・・・・この季節・・・・天候も安定しているためか・・・修学旅行が多い・・・
周りは、小学生から高校生まで・・・・人、人、人の山・・・・(こんな早朝から・・・)

と、思いながらメタボオヤジも修学旅行の生徒に交じって拝観・・・・・(何十年ぶりかの学生気分??)
しかし、何故、こんな山の中腹にわざわざ石垣を組んでまで建てたのだろうか??

そもそも清水寺の由来は、奈良興福寺の僧(延鎮)が夢のお告げに従い北に向い、音羽山の水流にて修行する「行叡」を
観音様の化身と悟り、千手観音を刻み祭ったのが始まりのようだ。

その後、音羽山にて鹿を捉えようとして来た坂上田村麻呂に対し修行中の延鎮は、殺生の罪を説き田村麻呂を仏教に帰依させた。
田村麻呂は、征夷大将軍として蝦夷平定に赴くが無事勝利をおさめ、都に帰ることができたのは神仏のご加護と信じ清水寺の本堂を大規模に改築・・・・・
このため、清水寺では、元祖を行叡、開山を延鎮、創建者を坂上田村麻呂としている・・・・
現在の建物は、度々の焼失の後、徳川家光(1633年)が寄進・建立したもののようだ・・・・・

メタボオヤジも本堂前に張り出した能楽等を行う「清水の舞台」から崖下を覗くと・・・結構、高い・・・・・
この「清水の舞台」までの高さは、12メートルとビルの4階に相当するようだ・・・・・(目がクラクラする・・・・・)
このため、一大決心をすることを「清水の舞台から飛び降りる」と言う諺があるように・・・・・
実際に飛び降りる者も絶えなかったようだ・・・・(願掛けだったのだろうか・・・??)

更に境内を進み崖下まで来ると・・・清水寺の開山の祖延鎮が修業していたと言われる音羽の滝が見えてくる。
ここでは、三筋の水が流れ落ちていて、これを飲むと健康、美容、出世のご利益があるようだ・・・・(^0^)
しかし、全部飲むと欲張りだということで・・・・ご利益は消えてしまうらしい・・・・・(笑い)

なお、メタボオヤジの清水寺における興味は・・・・・以前にブログ「世界遺産(毛越寺)」にて紹介したアテルイ(蝦夷の大将)の記念碑・・・・
何か歴史の解釈の記述があるのではと期待して行ったのだが・・・・・
※この碑は、アテルイに関連する坂上田村麻呂が創建した清水寺に岩手県人会が1994年に建立したもの・・・・

写真は、清水寺及びアテルイ、モレの碑

  

  

  

  
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