十割蕎麦のさくだ

修善寺を訪れた隠れた目的は・・・昨年、臨時休業にて食べそびれた「さくだ」の十割そば・・・
ワンコインで店長お任せメニューによるものしかなく・・・そのため何が出てくるかワクワクする・・・

そして店先に着いたときは９時を回ったばかり・・・今回は、営業をしているだろうかと不安に・・・
すると茅葺囲いの裏側に軽車両が止まっており・・・聞いてみるとこの店の店長とのこと・・・

　　

　　

事前準備があるので１０時頃の開店になるとのことで・・・店先にて待つことに・・・
待ちながら覗いて見ていると・・・天ぷらを揚げている・・・
そして１０時前には、「店内にどうぞ」との店長の案内にてカウンターへ・・・（カウンターしかありませんが）

　　

　　

すると、おもむろに蕎麦打ちの「こね鉢」にそば粉を入れると・・・使い慣れた柄杓にて目分量で水を入れ・・・
ぐいぐいとこね始めると・・・大きな塊に・・・その後、どうやって麺棒にて蕎麦を打っていくのか見ていると・・・

店長曰く、蕎麦の塊を延ばして切っている間に・・・蕎麦が乾いてしまい・・・風味を損なうのだと言う・・・
そのため簡単な圧縮式製麺機にて・・・あっと言う間に麺を作るとともに熱湯の釜の中へ・・・

　　

茹で上がるまで・・・ワサビを好きなだけ下ろしていてくれと・・・摺り下ろしただけ入れてくれるという・・・
こんな大きな本ワサビが・・・これだけでもワンコインでも安い・・・（買ったら幾らぐらいするのだろうか・・・）

　　

そして、最初に出てきたのは、ワサビたっぷりの塩蕎麦・・・メタボオヤジは、初めて食べたが・・・
食塩の甘さが・・・細麺の蕎麦を引き立てていて美味しい・・・しかしワサビが効きすぎだったかも・・・

　　

食べ終わると・・・続けざまに、冷やし天ぷらそば・・・ジャガイモの天ぷらともみ海苔が入っている・・・
これも最高と・・・出汁まで飲み干すと・・・ちょっと待ってと店長が・・・メタボオヤジの食べ終わった丼に・・・
新たな出汁と柚子とネギ、天かすを入れ・・・今度は、釜のお湯で割った・・・所謂、蕎麦湯割りを・・・

しかし、残念なことに・・・今日のお客は、メタボオヤジが第一号のため・・・蕎麦湯の風味が感じられない・・・
でも柚子の香りが爽やかで・・・これでそばを食べても美味しかっただろうなぁ～・・・（満腹）

そうか、今度、機会があったなら・・・暖かい蕎麦も含め二人前を注文すれば良いのではと・・・（妙案かも？）
でも、お任せメニューなんだよなぁ～・・・