イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

えっ!?

2016年08月30日 | 術後7年~

ブログのタイトルを見た‘ぼんこ’の疑問
「なんで”イヨ、サラバ”ってカタカナで書くの?」
から始まり
「イヨ、サラバの”イ”って何?”ヨ”って何?」
と言うので
「”イ”は胃のこと、”ヨ”は「○○よ」って呼びかけの言葉」
更に
「お母さん胃がないでしょ、胃にさようならってことだよ」
そう話すと
「え?お母さんて胃がないの?」と衝撃の質問。

えーっ!?
知らなかったの?
まぁ、胃を取った時はまだ‘ぼんこ’は3歳だったから
ちゃんとした説明はしてなかったけれど。
でも、それ以来お腹の調子が悪いと
 「胃がないから」とは言ってきた気がするんだけどなぁ。
3歳の記憶はないだろうから
‘ぼんこ’の記憶にある私の手術は、腸の手術の時のことなのかも。

「何で胃がないの?」と聞くので
「胃がんて、胃にがんができたから、胃を全部取ったの」と説明。
「食べたものが溜まらないの?」
「じゃあう○こは出ないの?」
いや、う○こはしてるでしょ。
胃を取って食道と腸が繋がっていること
溜める場所がないから一度にたくさん食べられないこと
胃の代わりに口でよく噛んで食べないといけないこと
良く噛んで食べないと、あとでお腹が痛くなること
等々を説明すると
「だからいつもゆっくり食べてるの?」
そうです。
ちゃんと説明してあげてなくてごめんよ~

普段から‘ぼんこ’より食べる量は少ないし
外食すればちょっと分けてもらって済ませているし
事情を知らなかったのなら、さぞ不思議だっただろうね。
「だからいつもこうやってちょっとずつ食べてるんだよ」
テーブルの上の食べかけの食事を指さすと
「ふーん」と理解した様子。
ちょうどおやつにじゃがりこを食べていて
「じゃあこういう硬いものは食べられないの?」と言うので
硬いものも食べられるけれど、よく噛まないとだし
よく噛まなくても飲み込めるけれど
そうするとあとで
「お腹痛い」って大変なことになるんだよと説明した。

思ってもみない真実にびっくりしただろうけれど
今日の‘ぼんこ’の一言は、私にとってもかなり衝撃的だった。
あー、びっくり。


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