イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

ハナシノハナシ その2

2014年01月29日 | 術後4年半~

半年前にこんなタイトルで書いていたので
また歯医者ネタということで“その2”としてみた。

一1ヶ月かけて数本ずつ根の治療をしていた下の歯。
ようやく全ての治療が終わり、型ができた。
今日は型合わせと根の治療の仕上げ。
型は最初はめてみると右側が浮いている。
先生は型を取り出すとアルコールランプ?で温めて歪みを調整する。
再度噛み合わせてみるが、まだ浮いたまま。
もう一度微調整。
これを数回繰り返し、4度目。
「はい、軽く噛んでみてください」

おー!ピッタリ!

ミラーで確認しながら、あとは先生の長年の勘と技術で絶妙な調整。
お見事!
正に職人技である。

続いて根の治療の仕上げ。
治療済みにかぶせたところを全部取って仕上げ磨きをする。
口の中だからよく見えないのでこれは私の予想だが
ウィーンと回転する機械に最初は細い先を取り付けて不要なところを削る。
それが削れたら段々太い先に替えながら仕上げ磨きをしていく。
それが5段階くらい。
一番最後の仕上げ磨きはかなりずっしりと重みを感じる。

それを今回全10本治療した下の歯全部一気にやったわけで。
16時半から始まった治療が終わったのは1時間後。
そのあと歯科助手さんに替わって、根の芯の型取りでまた30分くらい。
さすがに口を開けるのも疲れた。
先生も歯科助手さんもお疲れだったことだろう。

「なるべく根を残すように」
と、丁寧に治療してくださった先生には本当に感謝している。
次の歯の治療に進む度に
治療できる歯と抜かなければならない歯、治療方法を説明してくれて
治療が終わるとどう治療したかの説明やミラーでの確認をする。
全て丁寧。

先日お隣で治療していた30代くらいの男性は
治療していた歯が治療では完治せず入れ歯になるということで
入れ歯の作り方や入れ歯にすることによる不便さなど細かく説明していた。

また昨日お隣にいた女性は
やはり治療では完治できなかったようで、抜くしかないとのこと。
抜くとその後一ヶ月くらい腫れたり発熱したりする場合もあると説明し
そのまま様子を見るか相談していた。

どの患者さんに対してもいつも親切に説明をしてくれる。
口調も優しく穏やかなので安心できる。
「近所だから」とたまたま選んだ歯科医院だったが
相性の良い先生と出会えることができて、本当に幸運だったと思う。
先生に感謝、この幸運に感謝。

で、下の歯10本。
一気には入れられないので
数本ずつ入れながらあとはしばらく仮歯、もしくは被せ物かな。
一気に入れたら出費もかさむし。
それでも仮歯になれば入れ歯よりずっと噛みやすくなる。
噛めるってやっぱりいいもんねー
よく噛めるようになれば、また体調も良くなるかもだし。
全部揃う日が待ち遠しい。

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